お寺の石垣の割れ目に根を張り、気丈に咲き誇っている草花と出会いました。
草丈(垂れた長さ)は50㎝くらいで、小さな花をたくさんつけていました。
土などないような場所に生えており、素晴らしい生命力だと思いました。
こんな場所でした。
水抜き穴ではなく、石垣の継ぎ目に根をおろしているようでした。
金平糖のような形のピンク色の花をたくさんつけていました。
前の掲示板には、こんな言葉が書かれていました。
この教えを、この草花が身をもって示しているようでした。
お寺からは1㎞以上離れた空き地に、同じ花がたくさん咲いていました。
ここでは、地面をはうように広がっていて、一帯を埋め尽くす勢いでした。
ネットで調べてみて、ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)という名の花だと分かりました。
春から夏は葉も茎も濃い紫色で、秋になると紅葉するのだそうです。
ヒマラヤ原産で、明治時代にロックガーデン用に導入されたとのことです。
非常に強健で繁殖力旺盛なため、グランドカバーとしても利用されるそうです。