県北の三次市(みよしし)で開催された「NHKのど自慢」を観に行ってきました。
観覧応募の抽選に当たったものです。7000通分の900人だったそうです。
出場者それぞれの人間模様というか、人生模様というか・・・感動しました。
「三次市民ホール きりり」です。昨年2月にオープンしたそうです。
(開演20分前ころ写したものです)
「単身赴任しているお父さんに届けたかった」
「なくなった妻が好きだった歌を妻に届けたかった」
「大学卒業記念に、4月からは小学校の先生になる」
・・・ 等々
小田切アナと出場者のやりとりに感動の連続でしでした。
中でも、1歳の子育て中の若いお母さん。 歌った「365日の紙飛行機」は鐘2つでした。
しかし、そのコメントには、会場いっぱい、感動の大拍手でした。
子供が生まれて間もなく、ご主人が急逝されたのだそうです。
それで、三次市に引っ越ししてきたのだそうです。 なぜ、
「主人が育った主人の故郷で子供を育てたいと思った」
のだそうです。
たかが「のど自慢」ではありませんでした。
帰路、三次ワイナリーに寄ってみました。
青空に誘われたのか、たくさんの人々が訪れていました。
ワイナリー前の遊園地にもたくさんの親子連れが訪れていました。
こどもたちの笑顔を目の当たりにし、あのお母さんと1歳の男の子の幸せを祈らずにはおれませんでした。