四季折々

~感じるままに~

紅白のミゾソバ

2017-10-13 20:27:56 | 写真・花

昨日は紅白のソバ(蕎麦)、今日は紅白のミゾソバ(溝蕎麦)と出会いました。
ミゾソバは、花の形からコンペイトウグサ、葉の形からウシノヒタイとも呼ばれているそうです。
溝(小川)を埋め尽くしそうなほど群生していました。

     
まだ花があまり開いていないものは本当に金平糖のように見えました。

     

     
花弁のように見えるのは、花弁ではなく萼だそうです。(花弁はないそうです)
この萼の先端の色は、薄い紅色と濃い紅色のものがあるようでした。

     

     
溝(小川)を埋め尽くしそうなほど群生していました。

少し離れた小川で、純白のものと出会いました。
     

     
近づくことができずズームアップして写したものです。
こちらは、シロバナミゾソバ(白花溝蕎麦)という名だそうです。

どちらも葉っぱが蕎麦の葉に、川や谷川などの溝地に育つのが名の由来だそうです。

かつてミゾソバの若葉は食用にされていたそうです。
また、新撰組の副長土方歳三の生家が、このミゾソバを原料に民間治療薬を製造、販売していたそうです。
宝永年間(1704年~1711年)より、1948年(昭和23年)の薬事法改正まで約250年間製造・販売されていたとか。
「石田散薬」という名で、骨折や打ち身、捻挫、筋肉痛、切り傷に効用があるとのことで、有名だったそうです。 

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