今日は「霧笛の日(霧笛記念日)」だそうです。
5:00からのNHKのマイ朝ラジオ、「今日は何の日」のコーナーで説明がありました。
1879(明治12)年12月20日、日本で初めて霧笛が設置されたのだそうです。
〈ウイキペディアの画像から、一部修正〉
尻屋埼灯台(青森県東通村)です。
ここに日本で初めて霧笛(霧信号所~下記※参照)が設置されたのだそうです。
この灯台は、霧笛のほかにも、
日本一高いレンガ灯台、日本最初の霧鐘の取り付け、日本最初の特殊レンズに切り替え、等々、
日本最初や日本唯一のものばかりだそうです。
国の登録有形文化財にも指定され、日本の灯台50選にも選ばれており、一帯は景勝地となっているそうです。
4月下旬から11月上旬までの間は参観ができるそうです。 行ってみたいですね。
ところで、霧笛と聞いて、すぐに思い浮かんだのは次の歌でした。
♪ 霧の波止場に 帰って来たが
待っていたのは 悲しいうわさ
波がさらった 港の夢を
むせび泣くよに 岬のはずれ
霧笛が俺を 呼んでいる ♪
昭和の時代の印象的な歌と痛ましい出来事を思い出しました。
※「霧信号所」は、航路標識の中で、視界が悪いときに音で船舶に位置を知らせる音波標識で、
「霧笛」とも呼ばれていたそうです。
その後、電波標識の整備に伴い廃止されるところが増え、
2010年(平成22)3月31日をもって海上保安庁所管の霧信号所はすべて廃止となっているそうです。