8月24日付け ヒヨドリのその後(5) の続編です。 (8月25日~8月30日)
ヒヨドリの巣立ちは、生まれて10~11日といわれています。
今日は、最初の2羽が生まれて丁度10日、この2羽(と思われる)が元気に巣立ちました。
あと2羽も、台風15号が近づくまでに、元気に巣立ってくれることを祈っています。
8月25日(日) 雨のち晴れ (29℃/25℃)
7:51 羽根が生えています。 18:14 頭の羽根も。
親鳥がひっきりなしに餌を運んでいました。
しかし、暗くなってから親鳥は巣に帰っていませんでした。
雛が誕生してから、夜に親鳥が巣にいなかったのは初めてでした。心配しました。
8月28日(水) 晴れ (32℃/22℃)
8:41(雌) 10:59(雄) 16:01(雌・雄)
心配無用でした。朝からせっせと運んでいました。
しかし、この夜も親鳥は巣に帰りませんでした。
雛に自立心をうえつけるため、あえて巣に帰らないのだろうと思われました。
8月29日(木) 晴れ (31℃/23℃)
12:11 雄です。カメラを見ています。承知の上のようです。
雛は目を見ひらき、元気に育っています。
羽根もかなり伸びており、時に立ち上がって、羽ばたいています。
夕方になり、雨が降りそうな気配となってきましたが、この夜も親鳥は帰ってきませんでした。
8月30日(金) 雨 2羽が元気に巣立ちしました。
7:30ころ、 「雛が落ちて裏へ飛び降りたよ。マンションのベランダにとまっているよ」
と家内が知らせてくれました。私が見たときは、もういませんでした。
親鳥2羽が一生懸命探していました。
巣を確認してみると、2羽しかいませんでした。
この2羽も羽根がよく伸びています。
8:30ころ、裏で鳴き声がしており、見てみたところ、親鳥が雛を誘導しているようでした。
写真中央の街路灯近くのフェンスに親子がとまっており、茶色の屋根の向こうに親鳥が飛んでいき、雛もふらふらと飛んでいきました。
ちなみに、この建物は、マンションの「バードウォッチングコテージ」です。
8:45 我が家の垣根にもう1羽の雛がとまっているのを発見しました。(8:45撮影)
巣から4mくらい離れたところです。親鳥は早くから知っていたようです。
そのころ雨が激しく降っていました。
巣を見てみると、親鳥がちゃんと覆い被さっていました。(8:46撮影)
2枚とも9:05撮影。かわいい目をしていました。
この数分後、親鳥(お父さん)の誘導でマンションの方へ飛び降りていきました。
飛び降りる前に、親鳥が餌を一口与えました。
まるで、「行くよ!」と話しかけているようでした。
たぶん、最初に飛び降りた雛と同じところへ連れて行ったものと思います。
その後、夫婦が交互に残りの2羽に餌を運んでいます。
巣立った2羽にも、どこかでちゃんと世話をしてやっていると思います。
まだまだ大変だろうと思います。台風も近づいています。
明日、1日遅れで生まれたあと2羽が、元気に巣立つことを祈っています。
(8月30日13:00アップロード)
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台風到来前(15号は温帯)に巣立ってよかったですね。まるで誕生から巣立ちのドラマを見ているようでした。 えっ、マンションに鳥見小屋があるのですか? スゴイ!
なんでそんなことが分かるのか、と思うことがたくさんありました。
元々害鳥なのでしょうが、そんなイメージは消えました。