四季折々

~感じるままに~

センダンの花

2022-05-21 07:54:10 | 写真・花
今、センダン(栴檀)の花が満開のようです。
薄紫色の小さな花が枝いっぱいに咲いていて、遠くからでも目立っています。
秋には楕円形の小さな実が枝一面につく落葉高木です。

昨日10:00頃写したものです。





面白い形をしています。5枚の花弁の真ん中に筒状のものが見えます。
この筒状のものは10本のオシベが合着しているのだそうです。
紫色の筒の先端に白く見えるのは花粉だそうです。オシベより短いめしべが筒の中にあるとか。


枝いっぱいに花がつき、葉も出始めています。

こんな樹姿でした。


秋にはこんな実がたくさんぶら下がります。


センダン科センダン属の落葉高木で、日本、中国、台湾などに分布しているそうです。
日本では、伊豆半島以西の本州、四国、九州、沖縄の温暖な地域に自生しているとか。
「センダン(栴檀)」の名は、
実のつき方が数珠(じゅず)のように見える千珠(せんだま)から来たという説や、
 実が沢山ついた様子の千団子(せんだんご)から来たという説など諸説あるそうです。


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アジサイが咲き始める季節

2022-05-20 07:57:35 | 写真・花
アジサイ(紫陽花)が咲き始める季節になってきました。
アジサイと言えば梅雨、雨は必要ですが、大雨は嫌ですね。
昨日発表された西日本の1か月予報では「後半は曇りや雨の日が多い」そうです。

我が家で咲き始めているヤマアジサイの「アイヒメ(藍姫)」です。








以下は昨朝のウォーキング中に出会ったアジサイです。








同じところで咲き始めていました。

このアジサイや我が家のヤマアジサイは早い開花のようで、
ほかのアジサイの咲きそろうのはまだまだ当分先のようです。

ところで、冒頭の長期予報は5月21日からの1か月だそうです。
従って、この1か月の後半と言えば6月5日以降のようです。
中国地方の梅雨入り予想は6月3日頃とか。
今年の梅雨は、曇りや雨の日が続くうっとうしい梅雨になりそうです。
アジサイは喜ぶでしょうが、豪雨災害などなければいいですね。

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1回目ジベ処理~安芸クイーン

2022-05-19 07:52:23 | ぶどう・野菜
昨日午後、ブドウ(安芸クイーン)の1回目のジベレリン処理を行いました。
これは種なし化と着粒の安定化のために行うものです。
満開から3日以内に、一つひとつ手作業です。趣味で1本だけ育てていますが、今日は53房を処理しました。

満開状態の花穂

写真ではわかりにくいですが、こんな状態が満開です。
上方には、この何倍もの支梗と粒が付いていましたが、先般バッサリ取り去りました。
そのとき上方に2個ほど小さくカットした支梗を残しておきました。
1回目の処理を行った房は目印(証)にこの支梗を1個をかき取ります。

手作業で溶液に浸します。

ジベレリンは、イネの馬鹿苗病菌の培養液から作られる植物ホルモン剤です。
有害なものは含まれていないそうです。品種により定められている濃さの水溶液を作りました。
手作業で一個ずつを手に持って、この水溶液に浸します。

花キャップの除去

浸した後は、花キャップを指先で取り除きました。
キャップが残っていると粒にこびりつくことがあるため、除去しておいた方が良いようです。
花キャップは、わりと簡単に取り去ることができます
違う花穂ですがこんなにきれいになりました。
キャップが残っていると粒にこびりつくことがあるため、除去しておいた方が良いようです。
   
処理した証しにかき取った支梗を集めて数えてみると53個ありました。
あと30~40房が満開ではなく未処理です。一両日中には全て満開になりそうです。

花穂がちゃんと着果したら、初めて果房と呼ぶのだそうです。
果房になると、粒は目に見えてどんどん大きくなっていきます。
どんな果房になっていくか楽しみです。
なお、1回目の処理後、10~15日後に2回目を行います。
2回目は顆粒肥大促進のために行うものです。


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問題ある植物~オオキンケイギク

2022-05-18 07:57:03 | 写真・花
今、あちこちの斜面などで黄色花が咲き誇っています。
オオキンケイギク(大金鶏菊)です。
きれいな花ですが、我が国本来の植生に重大な悪影響を与える「特定外来生物」だそうです。

昨日08:45頃写したものです。

















この斜面を埋め尽くしていました。


オオキンケイギクは、北米原産の多年草だそうです。キバナコスモスに似ています。
繁殖力が強く、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与えるおそれが指摘され、
2006(H18)年に外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されたそうです。
これにより、栽培、販売等人為的に拡散させる原因となるような行為が規制されているそうです。


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ホタルの季節

2022-05-17 07:54:08 | 写真・花
ホタルブクロが咲いていました。
ホタルが舞う季節になったようですが・・・

昨朝撮影したものです。山沿いの斜面で咲いていました。







ホタルブクロはホタルが舞う頃に合わせたように咲くそうです。
名の由来は、昔、子供達がホタルをこの花の中に入れて遊んだことによるそうです。
また、提灯の古名を「火垂(ほたる)」といい、それが語源となっているという説もあるようです。

昔、田舎の小川の上などでホタルが乱舞いしていた光景が目に浮かびます。
そう言えば、そんな光景は何年も見たことがありません。
数年前までは田舎の各地で「ホタル祭り」が開催されていました。
しかし、このところはコロナのせいで取りやめられているようです。
どこかへ見に行ってみたいものです。

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