四季折々

~感じるままに~

スイカズラ

2022-05-16 07:53:12 | 写真・花
ウォーキング中、スイカズラ(吸い葛)に出会いました。
ニンドウ(忍冬)とも、キンギンカ(金銀花)とも呼ばれているとか。
花の形は先日UPのツキヌキニンドウ(突抜忍冬)によく似ていました。

昨日09:20頃写したものです。







甘い香りを放っていました。原産地は日本とか。

スイカズラ(吸い葛)の名は、
花筒の奥に密があり、古くは子どもが花をくわえて甘い密を吸っていたことにちなむそうです。
別名ニンドウ(忍冬)は、葉をつけたまま冬場を耐え忍び、枯れずに残ることとからで、
キンギンカ(金銀花)は、花色が白から黄色に変化することに由来するそうです。
一つの花に2つの別名、面白いですね。花の形もユニークです。

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ブドウの花切り(花穂整形)

2022-05-15 07:55:10 | ぶどう・野菜
ブドウ(安芸クイーン)の花が咲き始めました。
なので昨日、花切り(花穂整形)を行いました。
これは、つきすぎている不要な副穂や支梗をカットする作業です。

こんな状態の花穂を


ハサミを使って上方の副穂や支梗を12~13段バッサリとカットしました。

下端から5センチメートルくらいを残しています。
上方に2個の支梗を残していますが、2回のジベレリン処理を行う際に目印に1個ずつ切り取ります。

この房だけでこんなに切り落としました。


花が咲き始めていた状態

上方の支梗で花が咲き始めていました。このような状態の時が花切りの最適期だそうです。

切り落としたものを集めてみました。

趣味で1本だけ育てているものですが、90~100房ついていました。

棚の状態

各新梢は1mくらいに伸び、ほぼ棚いっぱいに広がっているので、花切りに合わせ先端をカットしました。
何本かの新梢には1本に2個の花穂がついています。
開花結実後は果房になります。この果房の成長状態を見ながら2個のうち1個はカットします。
そして、そのほかの房も状況を見ながら生育の悪いものは果房ごとカットします。

また、あと4~5日でほとんどの花穂が満開になるものと思われます。
満開時には、種なしブドウにするためのジベレリン処理を行います。
その10~15日後には肥大化促進のため2回目のジベレリン処理を行います。
その後は粒がどんどん大きくなっていきますので、摘粒などの作業が必要です。
わずか1本でも忙しくなりますが、成長が早いので楽しみです。

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アメリカロウバイ?

2022-05-14 07:53:17 | 写真・花
チョコレート色の珍しい花が咲いていました。
アメリカロウバイ(別名クロバナロウバイ)のようでしたが・・・

昨日14:30頃写したものです。











アメリカロウバイは、アメリカロウバイ科クロバナロウバイ属とか。
名のとおり北米東部原産で、明治時代に渡来したとか。
花は5月から6月にかけて咲き、花期は長いそうです。
早春に咲くロウバイとは同じロウバイ科でも属が違うそうです。
あの黄色い花のロウバイとは、全く趣が違うようでした。
そして、あのロウバイのような強い香りはありませんでした。

なお、ネットでチェックしてみると、別名クロバナロウバイとの記述が多くありましたが、
「クロバナロウバイ属は4種があり、似ていても同じではない」との説明もありました。
結局、アメリカロウバイなのか、クロバナロウバイなのか、はっきりは分かりませんでした。


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突抜忍冬

2022-05-13 07:56:08 | 写真・花
ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)が咲いていました。
葉っぱを突き抜けて咲いているように見える面白い形の花です。

昨日09:30頃写したものです。









民家の塀の上からのぞいていました。

ツキヌキニンドウは、北アメリカ地方原産のスイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性の植物だそうです。
対生する枝先の葉が基部で合着し、
その先の花茎につぼみがつき花が咲くので、
突き抜けたように見えるのだそうです。
葉っぱを突き抜けて花が咲いているように見え、スイカズラ属なので、
ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)だそうです。
スイカズラの別名ニンドウ(忍冬)は、葉が落ちずに冬を越すので、冬を耐え忍ぶからきているそうです。

なお、ツキヌキニンドウの本来のものは花の外側が紅オレンジ色で、内側は咲き始めは白く、
だんだんとオレンジ色がかった黄色に変化するそうです。
今回見たものは黄花でした。これは園芸品種だそうです。
この黄花のものの本名は「ツキヌキニンドウジョン・クレイトン」だそうです。

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この木なんの木 気になる花

2022-05-12 07:51:36 | 写真・花
一昨日の写真教室の際、初めて見る樹木の花を見ました。
木になる花で、気になる木でした。
調べてみるとトチノキ(栃の木)の花のようでした。

こんな花でした。


ズームアップしてみました。


枝のあちこちでたくさん立ちあがっていました。




こんな葉っぱでした。


こんな樹姿で、樹高は7~8mでした。
      

こんな田園風景の川沿いの赤丸印のところに立っていました。


トチノキ(栃の木)は、ムクロジ科トチノキ属の落葉広葉樹とか。
落葉広葉樹林の構成種の一つで、都市部では街路樹にされるそうです。
日本の山村地域の暮らしを支えた重要な樹種で、実は食用となり栃煎餅や栃餅にされていたそうです。
また、材からは臼やこね鉢などが作られるとか。
近縁種にヨーロッパ産のセイヨウトチノキ(別名マロニエ)があり、

こちらが街路樹に多く活用されているそうです。

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