四季折々

~感じるままに~

オトギリソウ(弟切草)属

2022-05-27 07:57:25 | 写真・花
昨朝から早朝ウォークを始めました。
日中は暑くなってきたので、切り替えることにしたものです。
そんな朝、「弟切草属」の花3種と出会いました。

その1「ビヨウヤナギ(美容柳・未央柳とも)」





細いシベが花弁からはみ出すくらい伸びていました。 花径は5㎝くらいでした。
オトギリソウ(弟切草)科オトギリソウ属とか。
ビヨウヤナギの名の由来は、花が美しく、葉が柳に似ているところからとか。
美女柳(ビジョヤナギ)ともいわれているそうです。


その2 「コボウズオトギリ(小坊主弟切)」


つぼみです。


花後に結実した実です。

花径は 2~2.5㎝でした、長いシベや花の形はビョウヤナギにそっくりでした。
コボウズオトギリ(小坊主弟切)の名は、赤い実を「小坊主」に見立てたものだそうです。
やはり、オトギリソウ(弟切草)科 オトギリソウ属で、これはヨーロッパ西部~南部原産だそうです。


その3「キンシバイ(金糸梅)」の園芸品種「ヒドコート」




つぼみ

花の形はよく似ていますが、シベの長さが全く違っていました。
花径はビョウヤナギと同じ(5㎝)くらいでした。
黄色のオシベを「金の糸」に、5弁の花を「梅」にたとえた名だそうです。
こちらは、原産地は中国ですが、やはりオトギリソウ(弟切草)科オトギリソウ属だそうです。

この3種の花はよく似てはいますが、それぞれ他とは違っていました。
いずれもオトギリソウ(弟切草)科 オトギリソウ属の多年生植物。
オトギリ= “弟を切る“ かなり物騒な名前です。
その、弟切草の名は、
「平安時代、花山天皇の頃、この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺した」
という伝説によるものだそうです。
この不吉な伝説のため、付けられた花言葉も「怨念」「迷信」 とか。
ただ、本当に全草に多くの薬効成分を含んでいるのだそうです。

ところで早朝ウォーク(5:30スタート、60~90分のウォーク)は、

涼しくて、清々しくて快適でした。
3日坊主(小坊主)にならないよう、続けていこうと決意を新たにしたところです。

コメント
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