四季折々

~感じるままに~

真っ赤な実と真っ白い花

2024-12-21 05:28:38 | 写真・花
昨日、ヤバネヒイラギモチ(矢羽柊黐)の真っ赤な実と出会いました。
クリスマスホーリーの代木としてクリスマスの装飾に利用されている実とか。
同じ日、日本古来のヒイラギ(柊)とも出会いました。こちらは真白い花が咲いていました。

その1 ヤバネヒイラギモチ(矢羽柊黐)の実




こんな形の葉が、弓矢のはねに似ていることが名の由来だそうです。

民家の庭に植えられていました。

ヤバネヒイラギモチ(矢羽柊黐)は、中国原産のモチノキ科モチノキ属の常緑低木だそうです。
別名シナヒイラギとも、チャイニーズホーリーとも呼ばれるとか。
ヨーロッパでクリスマスホーリーとして珍重されているセイヨウヒイラギ(西洋柊)の仲間だそうで、
日本では本種を代用木(クリスマスホーリーとして)利用しているそうです。
本来のクリスマスホーリーことセイヨウヒイラギは日本の風土に合致せず、植栽が難しいそうです。

その2 ヒイラギ(柊)の花




葉の形は、先がきれてはいないものの、ヤバネヒイラギモチによく似ていました。

山際に自生していました。


ヒイラギ(柊)の原産地は日本、中国だそうで、モクセイ科モクセイ属の常緑低木とか。

ヤバネヒイラギモチは、今の時期に真っ赤な実がなっていましたが、
ヒイラギは今真っ白い花が咲いていました。6~7月に暗紫色の実をつけるそうです。

濃い緑の葉の中に真っ赤な実、かたや、似たような葉に真っ白い花、植物の世界は不思議です。

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ヒマラヤザクラ

2024-12-20 05:23:26 | 写真・花


12月というのに桜が咲いていました。
ヒマラヤザクラでした。
冬に咲くサクラで、NO2(二酸化窒素)を吸収する環境浄化木だそうです。

昨日14:00ころ写したものです。








     
神田山荘(天然温泉・クワハウス)のロービーから見える中庭で咲いていました。

こんな名札がつけられていました。


ヒマラヤザクラは、インド、ブータンなどヒマラヤ近くの高山地帯やミャンマーが原産とか。
日本での開花は11月下旬~12上旬で、花色は白、ピンク又は深紅があるそうです。
日本へやってきたのは昭和43年5月のことで、
当時、皇太子であったネパール国王が熱海を訪れた際、熱海植物友の会から当地のサクラとウメの種を献上され、
その返礼として種子が贈られてきたものが全国に広がったのだそうです。
ただ、中々育ちにくく珍しいものだそうです。
また、名札に書かれているように環境浄化木として注目されているそうです。


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コトネアスター

2024-12-19 05:23:07 | 写真・花


真っ赤なつややかな実の庭木と出会いました。
懸崖仕立てのような樹形で、庭から垂れ下がっていました。
コトネアスターと書かれた札がついていました。

昨日16:20頃写したものです。

ピラカンサスの実に似ていましたが・・・
果軸のつけ根が細く、先の方が太い独特の形でした。






葉の陰にもたくさんついていて、葉が先に散ると見事だろうと思われました。


庭から垂れ下がっていました。

根元付近にこんな名札がつけられていました。


コトネアスターは、コトネアスター属の総称で70くらいの種類があるそうです。
バラ科の半常緑〜落葉性の低木で、枝垂れ性、木立性、地這い性などいろいろあるようです。
ベニシタン(紅紫檀)とも呼ばれるトゲのあるものもあるとか。
原産地は、中国西南部~ヒマラヤ地方だそうです。


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広島のメインストリート

2024-12-18 05:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
咋日、半日人間ドックを受診しました。
その帰路、車で通った広島市中心部のドラレコ画像を編集してみました。
相生橋西詰から、紙屋町・八丁堀・稲荷町交差点を経て広島駅のメインストリート(相生通り)です。

以下は編集した動画から数ポイントを切り取ったものです。
相生橋西詰です。 右に原爆ドームが写っていました。

紙屋町交差点です。


八丁堀交差点です。


稲荷町交差点です。


稲荷町交差点から広島駅と比治山電停まで路面電車の軌道敷新設(移設)工事が行われています。




正面が建設中の新広島駅ビル。


駅ビル2Fに高架がつながり路面電車が乗り入れるようになります。


新広島駅ビルの建設と路面電車乗り入れに伴う路線ルートの新設工事中で、
この時代の広島のメインストリートを記録しておきたいという思いもあり、
ドラレコの動画を編集してみたものです。
(新駅ビルの完成は2025年3月24日の予定で、路面電車の乗り入れは来年夏頃の予定とか)

相生橋~広島駅(西)交差点間の走行時間は7分26秒でしたが、
信号待ちした3交差点での待ち時間をカットしたので動画の長さは5分26秒です。
興味のある方はのぞいてみてください。


なお、走向音声は消去し、BGM(「ふるさと~みんなのうたより」オカリナ演奏)を挿入しました。
このオカリナは私を含む5人で演奏したものです。

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シダローズ

2024-12-17 05:21:22 | 写真・花
昨日16:30ころ撮影

ヒマラヤスギの松ぼっくり(球果)が、バラの形に見事に変身していました。
根元付近にいっぱい落ちていました。

 
中山公園(安佐北区落合)西側の法面です。5本のヒマラヤスギが並んでいます。

法面中間の舗装された部分を通って近づいてみると・・・



緑色だった松ぼっくりがこんな色になり・・・




崩れかけたものや、こんなものもたくさん見られました。

下に降りてみると・・・






あちこちにたくさん落ちていました。

拾い上げて並べてみると・・・

わずかな範囲内でこんなに集めることができました。

松ぼっくりと書きましたが・・・
ヒマラヤスギは、杉の仲間ではなく、マツ科の常緑針葉樹だそうです。
秋から冬に、松ぼっくりの鱗片とその先についているタネは風に飛ばされ、
鱗片は重たいのでパラパラと根元に落ちるとか。
そして、先端部は、ばらけずにそのまま落ちるそうです。
その先端はバラの花そっくりです。これをシダーローズ(Cedar rose)と呼ぶそうです。

なお、咲いている花は見たことがありませんが、ヒマラヤスギは雌雄同株で、雄花は楕円形で枝先に群生しよく目立ち、
雌花は球形で枝先に1個づつつき、緑色の鱗片に覆われ棘々しているとか。
開花期は10~11月で、球果は受粉翌年の10~11月にかけて成熟し、形が崩れていくそうです。

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