囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

ワールドカップを「世界平和に」!

2014-06-15 15:52:13 | 囲碁きちのつぶやき
ワールドカップブラジル大会がテレビを独占しています。
私は、サッカーの試合より、ラグビーの方が好きなため、ワールドカップは見ません。

今日は正午のニュースで、日本がコートジボワールに負けたことを知りました。



日本を負かしたコードジボアールがどんな国なのか、ネットで調べてみました。

以下、GOOの解説です。

コートジボワールでは2002年、与野党政治家や軍部が入り乱れる権力争いから内戦が勃発し、政府派の南部と反政府派の北部に分裂。北部の住民は真の国民(Ivoirité=イヴォワリテ)ではないなどという南部の政府派がまき散らす分断の思想に反発して、南部出身のドログバが、みんな同じ「Drogbacité=ドログバシテ」なのだと主張する運動を開始。「Elephants(象たち)」と呼ばれる代表チームとチームカラーのオレンジは、南部出身者も北部出身者もひとつになって戦う国民融和のシンボルとなりました。そして2005年10月、06年ドイツ大会の本大会進出を決めた試合の後、マイクを手にしたドログバは、更衣室でチーム全員と一緒に、生中継のテレビカメラに向かってひざまずき、内戦をやめるよう訴えたのです。

カメラに向かってドログバは、「コートジボワール市民の皆さん、北部出身の、南部の、中部の、そして西部出身の皆さん、私たちはこうやってひざまずき皆さんに懇願します。許し合ってください。コートジボワールほどの偉大な国がいつまでも混乱し続けるわけにはいきません。武器を置いて、選挙を実施してください。そうすれば全てが良くなります」と訴えた。そして(もちろんこれだけが理由ではありませんが)これが大きなきっかけとなって、1週間以内に戦闘が止まったのです。

コードジボアールは、60以上の部族から構成される国で、その統合が大問題だったようです。それをサッカーを通して成し遂げたようです。

翻って、イラク、シリア、ウクライナなどなど世界中のアチコチで争い事が絶えません。
私は、ワールドカップが、誤ったナショナル主義をあおるのではなく、スポーツ精神に則って世界平和に貢献するような大会になって欲しいと思っています。

コードジボアールが、サッカーを通して部族の争いを克服したように、世界各地の紛争がワールドカップを通して沈静化して欲しいと思います。

コメント
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