私はJAL争議団を物品販売などを通して応援してきました。東京・大塚で行われていた「うたごえ酒場」に所沢うたごえ喫茶Love&Peaceの仲間と何回も通いました。そこでJAL争議団の方々と腕を組み、「あの空に帰ろう」「人間の歌」などを歌い、励まし合ってきました。
争議終結の報を受けましたが、必ずしも期待されたものにはなりませんでした。でも、これが現段階での到達点と思い、争議団の決定を尊重したいと思います。これからも争議団のみなさんとは、明るい未来に向かって連帯して行きたいと思います。
朝日新聞の記事を転載して報告に代えたいと思います。
JAL解雇争議、12年経て事実上終結へ 労組が解決案に合意
江口悟、編集委員・沢路毅彦
JAL整理解雇訴訟の控訴審判決で「不当判決」の旗を掲げる原告側の関係者=2014年6月、東京都千代田区の東京高裁、関口聡撮影
2010年に経営破綻(はたん)した日本航空(JAL)の解雇争議が12年を経て事実上終結する見通しになった。解雇されたパイロットや客室乗務員(CA)は、解雇無効を訴えた裁判の敗訴後も復職を求めて交渉していたが、会社側が業務委託契約で仕事を提供する解決案を提示。労働組合側も受け入れることを決めた。一部は引き続き復職を求めている。
整理解雇されたパイロットが加盟していた日本航空乗員組合が22日、臨時大会を開き、会社が示した解決案の受け入れを正式に決めた。客室乗務員で作る日本航空キャビンクルーユニオン(CCU)は13日に会社と合意している。