うたごえサークルのお仲間が、「こんな記事を書きました。」と一冊の雑誌を貸してくれました。
月刊「社会教育」、私はこの雑誌を読んだことがありません。
「問われる公共施設の再編」をテーマにした特集です。
私も公民館を借りて囲碁サークルを運営しています。もう、随分前から会場費が有料になり、消費税が引き上げになるとその分の費用も上積みされました。私は馬鹿だから、「時代の流れだから・・・」と容認してきました。
でも、隣町に住むお仲間の岡田さんは、この問題に正面から取り組みました。その経過を書いたものです。
私は小さな活字が読みずらいのでA3に拡大して読みました。
公民館の利用者の会を組織し、そもそも社会教育とは何か?その源泉は?公民館のあるべき姿とは?などを有識者のお話を聞き、勉強し、利用者の会のみなさんと相談し、行政に要望書をだし、話し合いをしたそうです。
結果、利用登録団体の使用料の減免を存続させました。合唱には不可欠のピアノの使用料も無料のままにしました。
学び、相談し、行動する 素晴らしい活動です。
雑誌には、この記事の次に所沢市の事例も掲載されていました。
公民館と市の出張所を合体して「コミニティーセンター」となっています。各々別組織にはなっていますが、公民館の役割はあたかも「会場を貸すだけ」の場所貸業のようになっています。社会教育の形骸化に他なりません。
とても勉強になる記事でした。
関心をお持ちの方は、出来たら、この雑誌を図書館で借りて読んでみてください。
但し、所沢市の図書館には置いてありませんでした。残念です。