録画してあったNHKの土曜ドラマ「お別れホスピタル」を連れ合いと観ました。私たちにも、間もなく訪れる場面ですので他人事ではありませんでした。
私も東京病院で緩和ケア病棟に入院出来るか を聞いたことがありました。病院スタッフは「間質性肺炎の患者さんは入れません」と言われました。
ドラマでは、看護師の妹がうつ病になり死にがっている時、スマホのラインに「生きている?」と問いかける場面がありました。
私は朝、目が覚めると連れ合いに「生きている?」と問いかけることがあります。連れ合いは目が覚めると小さな咳をすることが多いのですが、その咳が聞こえないときです。
私自身も高血圧で、しかも血管が細くなっているので「いつ何があるかわかりません」とかかりつけ医にいわれています。
ドラマを見て、健康状態に一喜一憂することなく、限りある人生を悔いなく「生き切る」ことの大切さを実感しました。
♫♫♫ NHKの番組紹介 ♫♫♫
高齢化が進行し、癌が国民病と化した現在の日本。7割以上の人が病院で最期を迎える。そんな病院の中でも 、 末期がんなど重度の医療ケアが必要な人や、在宅の望めない人を受け入れる療養病棟。 そこはまさに医療のセーフティーネット。その最前線に立つ看護師は、 意思表示の難しい患者さんのわずかな変化も見逃さず、 そこでの 日々が最善であるよう努める。ただ 苦痛を取り除くだけでなく、その人らしい「 限りある生のかたち 」 を求めて日々奮闘する。そして、訪れた最期から、その人なりに「生き切った命」を見届ける証人となる。患者さんや、その家族、そして彼らと関わる医師や看護師の、葛藤や、怒りや、悲しみや、小さな喜びや、笑顔や、素顔の先にあるドラマを通して、「死を迎える」ことと、「生きる」ことの意味を問いかける。 それは、私たちの未来への一筋の光につながっていくはず。「お別れホスピタル」それはー死の一番そばにある病院で繰り広げられる、壮絶で、けれど愛にあふれた人間ドラマ。