埼玉県所沢市では公民館と市の出帳所業務(所沢では町つくりセンターと称している)を一元管理することを口実に条例つくりを進めてきました。形ばかりのパブコメも受け付けていました。しかし、今月6日に委員会で採決され、明日、市議会本会議で採択されそうです。
条例案の動きを報じた今日の東京新聞です。
この条例は明らかに社会教育法23条の趣旨に反しています。
社会教育の一環である公民館活動などを、23条では「特定の政治活動や特定の宗教活動に公民館が関わってはいけない」とその公平性を規定しています。
一方、条例案では市民活動としての政治や宗教に関することを行政の判断で使用できないようにしています。
新聞が「担当者の恣意的判断の恐れ」と報じている所以です。
もし、この動きが所沢だけにとどまらず、他の自治体や全国に広がったら大問題です。
私はとりあえず明日13日の市議会本会議の傍聴に行き、審議の行方を見守りたいと思います。
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