囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

不当なことには、声をあげねば!

2016-01-21 21:03:05 | 囲碁きちのつぶやき
東京新聞を読んでいたら、高校3年生が「アルバイト先での無賃労働時間があるのはおかしい」と雇先のコンビニに団体交渉を申し入れたと報じていました。



新聞を読んだら、私の住む埼玉県所沢市のコンビニで働いている高校生だそうです。そんな勇気のある高校生が所沢にいると言うことで頼もしくなりました。
新聞報道では、その高校生は学校での授業で労働法の勉強をし、勉強した労働法と実際のアルバイト先の取り扱いがおかしいと気がついたそうです。

長野県の碓氷峠での大学生など15人が亡くなったツアーバス事故が大きく報じられています。このバス会社は法令守らず営業していたことが次々に明るみに出ました。所定労働時間をオーバーした場合の残業協定(通称36協定)さえも結んでいないと言います。この会社の場合、「おかしい」と声をあげる労働組合、労働者もいなかったのでしょう。こんなことにも法令順守の気持ちのない会社だったのでしょう。

夜、NHKのクローズアップ現代と言う番組を見ました。企業などの不正を告発した人が、告発後、組織から逆恨みを受け、退職などに追い込まれている実態を放映していました。



この番組では、日本の内部告発制度の不備を事実に即して報じていました。

翻って、もっと大きな問題で、「内部告発?」すべき問題があると思います。昨年、国民の反対の声を無視して自公政権が強行に通した「戦争法」です。憲法学者、元裁判官、弁護士団体など司法界の大多数が「憲法違反」と断じた法律です。こんなやり方に異議を唱える勇気を多くの国民が持つべきだと思います。

 アルバイト先の不当な取り扱いに声をあげた高校生に学んで、私も国の政治などについても「おかしいものはおかしい」と声をあげ続けるべきだと改めて思いました。

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