沖縄では、県民の反対の声を無視して、自公政権によって、米軍基地建設が急ピッチで進められています。辺野古の基地建設と併せて、ヤンバルの森を切り開いて米軍の訓練用のヘリパッドの建設が強権的に進められています。
昨日の東京新聞夕刊です。
政府は、ヘリパッド建設に反対する住民の抵抗をかわすために、基地建設の資材を自衛隊の輸送ヘリまで使い始めたと報じています。警察が住民の抗議行動を圧殺しようとしており、自衛隊のヘリコプターが資材の輸送をする これが政府の姿勢であり、法治国家のカケラも見られません。自衛隊が他国の基地の建設のための資材を運ぶ などと言うことはあり得ないことです。
でも、今、沖縄で起こっていることについて本土?のテレビや新聞はあまり報じていません。特に、NHKは「アベチャンネル」と揶揄される如く政権に都合の悪いことは報じなくなりました。
私たちは、沖縄の米軍基地建設の原点についてもう一度考えを巡らせるべきだと思います。
その歴史を学ぶ上で参考になるテレビ番組があります。
NHKの歴史・紀行番組のひとつですが、NHKのスタッフのなかにはこんな番組を作るために頑張っている方もいるのです。
下記をクリックすると番組の概要を見ることが出来ます。
沖縄 空白の1年
~“基地の島”はこうして生まれた~
2016年9月19日(月)午前1時45分~2時34分(18日深夜)
私は、本放送の時(8月20日)に録画しておいて見ました。今回は再放送で、しかも深夜です。なるべく、録画して都合の良い時間に見ることをお勧めします。いろいろ、問題を指摘する方もいますが、私はこの番組を見て、改めて、沖縄の米軍基地問題の深刻さを学びました。