所沢市が鳴り物入りで宣伝してきた「ところざわサクラタウウン」が昨年秋完成しました。共産党の地域新聞の読者仲間でどんなところか見に行きました。
まず驚いたのは角川武蔵野ミュージアムです。窓のない異様な建物でした。著名な建築家の設計だそうですが、私には趣味には合わない雰囲気でした。
中に入りましたが、入場料が高かったです。
スタンダート券で、1,400円。アニメの本が見れるエリアは別に 600円かかるそうです。
4階と5階を見ました。
5階は武蔵野回廊と称して近隣の風土などを紹介していましたが取り立てて印象に残るものはありませんでした。
4階は荒俣ワンダー秘宝館なるコーナーがありました。
暗く展示の簡単な説明もありましたがよくわかりませんでした。
本がやたら並べてあり、申し訳程度に椅子も用意されていました。
大型書店店舗内に入ったような印象でした。
カドカワの出版本を並べたここは圧倒的です。
でも、本に触ることも読むこともできません。
「たくさんの本が並べてあるなあ~」の印象だけで終わりです。
入場料の割に見るべきものはありませんでした。
にわか造りの神社もありました。
社務所?では、お札、おみくじなども販売していました。
自称「アニメの聖地」と称しているので、その参拝者が多いことを見込んだのでしょう。
建物、鳥居も鉄骨製で、ありがたみはありませんでした。
ホテルもありました。
これが入り口です。
どんな方が泊まるのか? 想像もできません。
続いて大きな建物がありました。
パンフには「所沢キャンパス、書籍製造・物流工場」とありますが、いずれもカドカワの事業拠点のようです。
周辺の様子です。
東川を挟んで大型バス置ける大駐車場、地場産の野菜を売る道の駅? 周辺道路の整備・再開発など関連事業も含めると所沢市は20億円近くをかけている と言われています。
市長は「年間何百万人もの方が来訪する」と胸を張っているようです。
でも、当日の来館者はチラホラ、コロナ禍でこれからもそんなに沢山の方が来るようには思
えません。
「市長主導で進めたさくらタウン構想」、これからの様子を注意深く見守りたいと思います。