歴史小説家の半藤一利さんが、今月12日、90歳で亡くなりました。
半藤さんの作品に触れようと図書館に行きました。「日本のいちばん長い一日・・・」など長文のものは活字も小さくて読めません。段々、子どもにかえり半藤さんが書いた絵本を読みました。
「焼けあとのちかい」という本で、2019年7月第1刷ですから、半藤さんが子どもに向けた最後のメッセージのような気がします。
下町の向島に生まれ遊びまわった土地が、1945年3月9日の米軍のB29による大空襲で一面焼け野原になりました。半藤さんは、川に飛び込みやっとの思いで生き延びたが、空襲で犠牲になった方の遺体が沢山あったそうです。
「絶対に正義は勝つ」「「絶対に神風はふく」「絶対に日本は勝つ」・・・・。
戦争に負けて自分が信じてきた「絶対」などということはない と悟りました。
でも、半藤さんはそれでもあえて「絶対」という言葉を使ってメッセージを残しました。
「憲法9条は守るものではなく、育てるもの」
「日本人は毎年8月に『正気』を取り戻さない」・・・
と、非戦と平和そして憲法9条を守ることの大切さを訴え続けてきました。
また、ひとり大事な戦争体験者を亡くし残念でなりません。心よりご冥福を祈ります。
半藤さんの作品に触れようと図書館に行きました。「日本のいちばん長い一日・・・」など長文のものは活字も小さくて読めません。段々、子どもにかえり半藤さんが書いた絵本を読みました。
「焼けあとのちかい」という本で、2019年7月第1刷ですから、半藤さんが子どもに向けた最後のメッセージのような気がします。
下町の向島に生まれ遊びまわった土地が、1945年3月9日の米軍のB29による大空襲で一面焼け野原になりました。半藤さんは、川に飛び込みやっとの思いで生き延びたが、空襲で犠牲になった方の遺体が沢山あったそうです。
「絶対に正義は勝つ」「「絶対に神風はふく」「絶対に日本は勝つ」・・・・。
戦争に負けて自分が信じてきた「絶対」などということはない と悟りました。
でも、半藤さんはそれでもあえて「絶対」という言葉を使ってメッセージを残しました。
「憲法9条は守るものではなく、育てるもの」
「日本人は毎年8月に『正気』を取り戻さない」・・・
と、非戦と平和そして憲法9条を守ることの大切さを訴え続けてきました。
また、ひとり大事な戦争体験者を亡くし残念でなりません。心よりご冥福を祈ります。