守田です。(20110315 11:50)
今後は検索がしやすいようにタイトルの付け方を変えます。
今度は福島第一原発4号炉から火災が発生し、これまでとは
けた外れの放射線が出てます。
10時過ぎの測定で、最も強いのは3号機のそばで、400ミリシーベルト
パーアワーです。
枝野長官は「明らかに健康に害のある量だ」と述べています。
男性だと100ミリを浴びると一時的に不妊になり、男女とも
500ミリを浴びると、白血球が減少していくとNHKで説明されています。
(これらの点は再度、調べます)
単位がマイクロからミリに変わっていることに注意してください。
1000倍です!つまり400ミリシーベルトは、マイクロで換算すると
400,000マイクロシーベルト、40万マイクロシーベルトです。
これを受けて、管首相は、原発から半径20キロから30キロの
人々に「原発の今後を考えて屋内退避を指示する」と声明しました。
この放射線はどこから出ているのかというと、4号機の燃料プールに
おいてある使用済み燃料からです。4号機は地震の時に点検中で
運転しておらず、これまで問題はないとされてきました。
ところが何らかの要因で燃料プールの水位が低下し、燃料棒が
露出して熱がたまり、ジルコニウム合金が溶け出したとみられて
います。そのためこれまでと同じように水素が発生し、それに
火がついて燃えたわけです。(現在が鎮火が確認されています)。
1号機や3号機のときのように、爆発にいたらず、燃えたわけです。
これで燃料棒が燃えたわけではありませんが、問題は、ジルコニウム
合金が溶けることで、内部に閉じ込めてあったウランの分裂物、
放射性のヨウ素、セシウム、ストロンチウムなどが大気中に出てしまった
ことです。
同様のことはこれまでも起こってきましたが、決定的な違いは、
これまでは原子炉の中で起こってきたことが、その外で起こって
しまっていることです。燃料プールは、原子炉の中でも、原子炉
格納容器の中でもなく、外にあるからです。
そのためここには放射能を封じ込めるものは何もなく、2号機の
トラブルでは8000マイクロシーベルトが記録されたことに対して、
いきなり、40万マイクロシーベルトという線量がでてしまっています。
放射能が飛来する可能性のある地域の方は、ただちに
放射能から身を守るすべを取ってください。
まずモニタリングポストなどで状況を確認し、風向などもおさえて
自分のいるところがどうなっているか、どのようになりうるかを
つかんでください。
すでに出した情報ですが、放射能から身を守るために、外で行動する
ときにはどのような格好をすればいいかなどが書かれているアドレスを
再度紹介しておきます。
原発事故に備えて常備しておくもの
http://tabemono.info/report/image/ns127_genpathu.jpg
同じくAさんからの紹介ですが、深刻な原発事故のときの対処法です。
浜岡原発での大事故を想定したものです。
http://www.lohasworld.jp/yomimono/atomdez2.html
放射線モニタリングサイトと、雲の動向を見れるヤフーサイトの
アドレスも書いておきます。
http://www.geocities.jp/atom_moni/
http://weather.yahoo.co.jp/weather/zoomradar/
今後は検索がしやすいようにタイトルの付け方を変えます。
今度は福島第一原発4号炉から火災が発生し、これまでとは
けた外れの放射線が出てます。
10時過ぎの測定で、最も強いのは3号機のそばで、400ミリシーベルト
パーアワーです。
枝野長官は「明らかに健康に害のある量だ」と述べています。
男性だと100ミリを浴びると一時的に不妊になり、男女とも
500ミリを浴びると、白血球が減少していくとNHKで説明されています。
(これらの点は再度、調べます)
単位がマイクロからミリに変わっていることに注意してください。
1000倍です!つまり400ミリシーベルトは、マイクロで換算すると
400,000マイクロシーベルト、40万マイクロシーベルトです。
これを受けて、管首相は、原発から半径20キロから30キロの
人々に「原発の今後を考えて屋内退避を指示する」と声明しました。
この放射線はどこから出ているのかというと、4号機の燃料プールに
おいてある使用済み燃料からです。4号機は地震の時に点検中で
運転しておらず、これまで問題はないとされてきました。
ところが何らかの要因で燃料プールの水位が低下し、燃料棒が
露出して熱がたまり、ジルコニウム合金が溶け出したとみられて
います。そのためこれまでと同じように水素が発生し、それに
火がついて燃えたわけです。(現在が鎮火が確認されています)。
1号機や3号機のときのように、爆発にいたらず、燃えたわけです。
これで燃料棒が燃えたわけではありませんが、問題は、ジルコニウム
合金が溶けることで、内部に閉じ込めてあったウランの分裂物、
放射性のヨウ素、セシウム、ストロンチウムなどが大気中に出てしまった
ことです。
同様のことはこれまでも起こってきましたが、決定的な違いは、
これまでは原子炉の中で起こってきたことが、その外で起こって
しまっていることです。燃料プールは、原子炉の中でも、原子炉
格納容器の中でもなく、外にあるからです。
そのためここには放射能を封じ込めるものは何もなく、2号機の
トラブルでは8000マイクロシーベルトが記録されたことに対して、
いきなり、40万マイクロシーベルトという線量がでてしまっています。
放射能が飛来する可能性のある地域の方は、ただちに
放射能から身を守るすべを取ってください。
まずモニタリングポストなどで状況を確認し、風向などもおさえて
自分のいるところがどうなっているか、どのようになりうるかを
つかんでください。
すでに出した情報ですが、放射能から身を守るために、外で行動する
ときにはどのような格好をすればいいかなどが書かれているアドレスを
再度紹介しておきます。
原発事故に備えて常備しておくもの
http://tabemono.info/report/image/ns127_genpathu.jpg
同じくAさんからの紹介ですが、深刻な原発事故のときの対処法です。
浜岡原発での大事故を想定したものです。
http://www.lohasworld.jp/yomimono/atomdez2.html
放射線モニタリングサイトと、雲の動向を見れるヤフーサイトの
アドレスも書いておきます。
http://www.geocities.jp/atom_moni/
http://weather.yahoo.co.jp/weather/zoomradar/