政府はダメでもどんどん力強い動きが出てきています。
これは今、目の前にある希望です!こういうのは嬉しいですね!
以下転送します。
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●京都府、滋賀県が被災者受け入れの共同声明文を発表しました!転
送します。
福島県民の皆さまへ(共同声明文) 平成23年3月16日
京都府知事 山田 啓二 滋賀県知事 嘉田 由紀子
京都府市長会会長 橋本 昭男 京都府町村会会長 汐見 明男
滋賀県市長会会長 目片 信 滋賀県町村会会長 村西 俊雄
3月15日、佐藤雄平福島県知事から、地震・津波・原子力発
電所事故の三重被害に苦しむ福島県の皆さまの被災状況を伺い、避
難者の受け入れについての緊急要請をいただきました。関西広域連合
は、16年前の阪神・淡路大震災の被災地である関西だからこ
そ、その経験と教訓を活かし、持てる力を結集して、被災地に対
し、出来る限りの応援をしたい、と3月13日に緊急声明
を行いました。その中で、福島県については京都府と滋賀県が支援
担当となりました。
福島県ではこの災害の避難住民は約11万2000人に達し
ていると聞いています。京都府、 滋賀県は、福島県からは少
し離れておりますが、歴史的にみると、日本の中心であった京の都
/松平容保との繋がりや、近江商人/蒲生氏郷との繋がりなど、
縁 の深いところです。また水、食料(米、野菜、肉など)も
たっぷりと提供させていただける農村部もあります。電気や生活エ
ネルギーも十分確保できます。
京都府と滋賀県は地元の市町村と協力をして、福島県からの被災住
民の皆さまの避難先を確保 し、その移動手段、生活物資、生
活場所、子弟の教育環境、医療などの確保をお約束いたします。ま
た一旦、避難所での受け入れをさせていただいた後、生活再
建のご希望がある場合には、市町村と府県が協力をして、皆さまの
未来への安心な暮らしの確保に努力させていただきます。
具体的には、下記の役所、担当にご連絡を下さい。皆さまの速やか
な避難体制が確保できますよう、お誘い申し上げます。
連絡先:
京都府:危機管理・防災課 TEL 075-414-5930
滋賀県:滋賀県東北地方太平洋沖地震災害支援本部 TEL 077-528-3447
●山形県遊佐町の環境NPOが、
酒田経由(羽越線)で関西や北海道に帰る(逃げる)人たちに宿泊所を提供しています。
農作業体験や森づくりツアーで訪れる人に提供しているスペースで
町中の民家をNPOが借り上げているものです。
寝室にできる5部屋と台所などの共有スペースです。
駅への送迎などボランティアで対応できます。
どうぞご利用ください。
連絡先 carmendelaluna@mac.com
●政府と国会議員に、早急に避難拡大を求めてください。
米国のNRCは日本にいる米国人に、原発80㎞から避難を勧告しました。
美浜の会では、現在、下記のような緊急要求書を、政府と各政党本部にfaxで送っています。
★皆さんからも同様に活動をお願いします。
★知り合いの国会議員にも連絡してください。とにかく、働いてもらわなければ困ります。
★そしてマスコミにも、そのような要求をしていることを広めてください。
★皆さんのHPやブログでも広めてください。
添付は、官邸と各政党本部の連絡先です。使ってください。
美浜の会が出した緊急要求書は下記です。
よろしくお願いします。島田
・・・・・・
政府と国会議員への緊急要求書
原発震災被災地の住民避難を拡大し、早急に実行すること
とりわけ、放射線によわい乳幼児や子供、妊婦の避難を最優先にするべき
福島第一原発の事故での炉心溶融・爆発事故は日々刻々と深刻さの度合いを増しています。
それにより、環境の放射能汚染と住民の被曝が益々深刻になっています。
被災地でボランテイア活動をされている皆さんから、「住民避難を拡大してほしい」
「特に乳幼児や妊婦の避難を優先させてほしい」「誰に言ったらいいのか分からない」
「助けてほしい」と悲痛な声が私たちに届いています。
米国の原子力規制委員会(NRC)は、
原発から80㎞圏内に居住する米国民に避難勧告を出しました。
日本政府の20㎞圏内避難指示では、住民の健康と安全は守れません。
政府は速やかに避難地域を拡大し、住民避難を最優先させるべきです。
とりわけ、放射線によわい乳幼児や子供、妊婦の避難を最優先にするべき。
住民避難の拡大のために、政府、国会議員のみなさんが、早急に行動されるよう強く求めます。
2011年3月17日
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581
首相官邸
TEL 03-3581-0101 FAX 03-3581-3883
民主党 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1
TEL:(03)3595-9988 FAX:(03)3595-9961
社会民主党 〒100-8909 東京都千代田区永田町1-8-1
TEL:(03)3580-1171 FAX:(03)3502-6155
自由民主党 〒100-8910 東京都千代田区永田町1-11-23
TEL:(03)3581-6211(代表) FAX:(03)5511-8855
公明党 〒160-0012 東京都新宿区南元町17
TEL:(03)3353-0111 FAX:(03)3353-9746
日本共産党 〒151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7
TEL:(03)3403-6111 FAX:(03)5474-8358
みんなの党 〒102-0092 東京都千代田区隼町2-12 藤和半蔵門コープ606号
TEL:(03)5216-3710 FAX:(03)5216-3711
国民新党 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館A-7階
TEL:(03)5275-2671 FAX:(03)5275-2675
新党日本 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-7-11 平河町根本ビル4階
TEL(03)5213-0333 FAX:(03)5213-0888
改革クラブ 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-5 クレール平河町201号
TEL:(03)3237-0948
新党大地 〒060-0061 札幌市中央区南一条5-17-2 プレジデント松井ビル602号室
TEL:(011)251-5351 FAX:(011)251-5357
●◆1、米国にいるアイリーンさんがDemocracy Now に出演しました。
住民の避難拡大、特に子供達をと訴えています。
http://democracynow.jp/
映像は下記です(英語ですが)
http://www.democracynow.org/2011/3/15/get_the_children_away_from_the
●たんぽぽ舎です。【TMM:No1025】
転送歓迎です
地震と原発事故情報 その(10)
首都圏に大量の放射能物質がばらまかれた。広瀬隆さんの「想定すべき人災」。
「東電の対応遅れ後手」を福島県南相馬市長批判。
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(1)3月15日(火)2号機の放射性物質を閉じ込める「最後の砦」である原
子炉格納容器が損傷して、放射能がもれ、首都圏に大量の放射能が空気中にまき
ちらされた。外出の時は、花粉マスク、帽子、ビニールレインコートなどで防護
しよう。鼻や口から吸わない、ヒフに放射能を付着させないことが大事です。小
学生たちを外で遊ばせるのはすぐにやめさせて屋内へ入れよう。
(2)毎日新聞3月16日夕刊で広瀬隆さんが「想定すべき人災」と題した1文
を載せている。「想定外」をくり返す、原発推進派のウソをあばいている。その
要旨を紹介します。
…… これは人災だ考えています。その責任の所在は東京電力だけでなく、管
直人政権、経済産業省の原子力安全・保安院、原発を推進してきた大学や大学院
教授らにもあると言えますよ。津波発生は日本の宿命で、1896(明治29)
年の明治三陸沖地震」では高さ38メートル以上の津波が起こっている。だから
「想定外」という表現は当たらない。想定すべきだったんです。(中略)メディ
アはなぜ、東電や政府の発表を垂れ流すのでしょうか。放射能が漏れていても
「直ちに人体に影響を与えない」と繰り返しています。しかし、発表されている
のは1時間当たりの数値。365日×24時間で計算してみなさい。想像力もな
く、レントゲン並みとか自然界の何分の1と報道している印象です。漏れるとい
う「異常」に対する驚きも怒りも薄れている。福島から排出された放射線は宮城
県の女川原発付近でも検出されましたし、風向きによって関東地方にも達してい
ます。仮に最悪の事態に至ったならば、放射能汚染は1週間ぐらいかけてじわじ
わ列島を包んでいく。逃げる場所は全くありません。これが原発の震災、人災な
んです。
(3)東電の対応の遅れが原因―桜井勝延南相馬市長怒る
東日本大地震で津波に襲われた福島県南相馬市長は津波につづく原発事故で東
電の対応に怒っている。以下その要旨。
地震翌日の十二日、福島第一原発1号機が爆発。事故の一報を聞き「なぜだ」
と思ったという。地震が起きても津波がきても、冷却装置は大丈夫だと東京電力
が力説していたからだ。その後も3号機の爆発、2号機の核燃料全露出、4号機
の火災… 桜井市長は「爆発しては海水を入れて冷却する。同じことを繰り返し、
対応は後手後手。対応の遅れは東電が廃炉をちゅうちょしたからだ」と指摘。
「海水を入れると廃炉になる。1号機の事故の後、ほかの炉にも海水を入れて、
冷却するべきだった。1号機以降の事故は人災だ」と話す。「住民は、みんな燃
料の大半が溶けるメルトダウン(全炉心溶融)寸前なのにと、恐怖におののいて
いる。逃げ出したいが移動手段がないし、行く場所もない」という。原発事故が
連続する事態に職員も、住民を市外に避難させなくて良いのかという疑問に日々、
悩んでいるという。原発で仕事をする住民が「本当にここにとどまった方が良い
と思っているのか。原発はもう駄目だ」と怒鳴り込んできたこともあった。(以
下略)(東京新聞3月16日夕刊より)
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※たんぽぽ舎より、メールマガジンを発信中。
今、「地震と原発情報」を1日に2回ほど、発信しています。
希望者は、たんぽぽ舎あて、Eメールアドレスをお伝え下さい。
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たんぽぽ舎 たんぽぽ舎は、月曜~土曜-
13:00~20:00のオープンです。
日曜・休日は、お休みです。
〒101-0061
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HP http://www.tanpoposya.net/
● 内閣府に震災ボランティア・NPOと政府の連携を考える会(仮称)が発足。
湯浅誠さんが室長に。映像は以下で見てください。
http://www.videonews.com/press-club/0804/001755.php
国際NGOと神戸震災支援していたNGOなどが集まりました。
反貧困ネットもここに参加の予定です。
女性の支援団体が少ないそうです。
●本日、現地入りした松元ちえさんのお話を聞きました。(ふぇみん・赤石)
外国特派員のコーディネートで石巻・陸前高田・新庄に行ったそうです。
山形まで空港で行き、緊急車両のシールをもらえれば、現地に行ける。石巻や市
役所は残っていて5000人規模の避難所。家はすべて壊れているが、津波以外
のところは、建っている。
真っ暗。
ガソリンがない。食料がない。市役所は自家発電だが他に小さいところの避難し
ている人には何も届いていない。
津波に飲まれた人は、濡れたまま避難して寒さに震えている。市役所職員も限界。
性暴力被害の危険を感じるということでした。
まず、物流。食料。電気。人手。コーディネーションが不足。
今後も現地に入る予定。
なお、松元さんのお話がビデオ配信されます。
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●労働者の 労働者による 労働者のための
レイバーネットTV
特番 災害日本のいま
東日本大震災 福島原発事故
3月17日(木)19:00~20:00
キャスター 松元ちえ・土屋トカチ
★内容
1、「東北地震被災地から」 松元ちえ
2、「福島原発事故~ホントのこと教えて」
東北地震の影響で福島原発に大きな損傷が。情報が飛び交う中、
私たちは何を/だれを信じていいのか迷います。
この緊急のときだからこそ、正しい情報を得て適切な対応をしたい。
ゲスト=たんぽぽ舎 柳田真ほか
★視聴アドレス
http://www.labornetjp.org/tv
(「グーグル」の検索「レイバーネットTV」でも出ます)
視聴者の方からのご意見・ご質問をお待ちしています。
ツイッターのハッシュタグは#labornettvです。
なお@labornetjpをフォローしただくと確実です。
★なお、福島原発事故の進展しだいでは、変更・中止もあり
えますので、その時は、ご了承ください。