今日も作業はお休みしていました。寒波で寒いので、日課のウォーキングをサボっていましたら、やはり体調が良くありませんので歩いていましたよ。元の米軍立川基地が返還された跡地が、今の昭和記念公園になっている(画像の森の奥)のですが、手前側は開発されずに残っていたのでした。しかし、最近、整地工事がされて広い土地が出現しています。直線で歩きやすいとも言えますが、歩いても歩いても景色が変わらないというのも精神的につらいものがありますね。空も寒そうなので帰ろっと・・
じゃ、デジタル時計を仕上げます。(ました)このA159-4000は、ネットで調べると1977年発売だそうで、私が就職した頃に初めてデジタル時計を買って、職場で「見せろ見せろ」と言うことでしばらく手元に戻ってこなかった記憶がありますね。その時の個体は、電池の液漏れにより基板を壊してしまい、どこかにしまい込んであると思います。画像の右側がその時の個体と同じ文字盤色。デッドストック品ですが、残念ながら液晶が赤く変色しています。(動作はすると思います)当時、液晶の寿命は2~3年で交換と言われましたが、変色はあっても現在も表示されていますね。但し、気温が下がると液晶表示が薄くなる傾向がありました。
当時は夢のような時計に見えましたね。テレビアニメで「ディックトレーシー」というのがありまして、主人公の腕時計が無線機になっていましたが,無線機にはなりませんけど時計機能の他に、ストップウォッチやアラーム機能、左上のボタンを押すとライトまで点いて新時代の時計という印象でした。
ストップウォッチモード。ちょうどサーキットを走り始めた頃で、ストップウォッチが買えないので、この時計でラップタイムを測ったりしていました。出始めのデジタル時計は機械式時計よりずっと高価でした。これからの世の中すべてデジタル時計になると思ったのですが、デジタル数字を読み取って、それを頭の中のアナログ時計に置き換えて認識するということを理解してから、すべてデジタルには置き換わりませんでしたね。その後はデジタルの価格低下と共に、高級時計のイメージは無くなってしまいましたが、この頃のモデルはコストが掛かっていて嫌いではありません。現代でもちゃんと機能しますからね。セイコーはやっぱりすごい。
たぶん、この時の左腕にも同じ時計をしていたはずです。