その前に、ロードの保護フィルターを取り付けていなかったので清掃をして取り付けました。ガラスはコーティング無しのように見えますが、本体前玉に被せるようにしてねじ込む特殊な設計ですね。マニアさん的には、これも付いていないといけないのでしょう。保革油をちょっとつけてブラッシングした革ケースも光って渋いです。
またその前に、天気が回復したので、しばらく見てやっていないFS1を磨いておきます。ボーリングをしたシリンダーがダキツキ気味となって研磨修正とオイルポンプの交換をしてありますが、ガソリンが無くてエンジンが掛かりません。最近は赤い金属タンクでもガソリンスタンドで入れられなくなったので不便です。車のタンクから抜けるかな・・
で、やっと20mmですけど、何だか疲れちゃったな。最近、運動不足です。あ~、真っ白ですね。防湿庫の電源を入れ忘れていたら曇ったとのことです。曇りの初期は液状ではあるのですが、かと言って分解して大気に放置をしていても水分が蒸発して曇りが無くなるかというとそれはない。レンズの技術者さんに聞かなければメカニズムは分かりませんが、この状態になると清掃が出来ても再度曇りやすくなるのです。
左端のレンズが曇っていました。清掃でクリアーになっています。三段ロケットの組立が湿気が抜けにくい構造なのか、あるレンズに詳しい方のお話では、「レンズのガラス質が良くない」と言っておられました。さて、本当のところは何でしょうね。20mmが曇りやすいのは経験的に間違いありません。
残念ながら後玉に一部に取り切れない曇りが残りました。とにかく曇りやすいレンズですので、保管には充分にご注意ください。曇ったままに放置をすると、ガラスが浸食してしまいます。
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