シボ革の到着が遅れましたので別の作業をしておりますが、UP予定は無かったので画像は撮っていません。ドイツ製#3043XXXですが、「きれいにして」とのことでしたが、すでに真鍮層にまで腐食が進行していますので無理です。
露出計不動でしたが、原因は電池室にクラックが入って上方に盛り上がっているため接片が電池と接触していないためでした。少し前に同じドイツ製の個体でありましたね。どうも、古いドイツ製の個体から電池室の破壊が始まっているようです。対策としては、撮影していない時は電池を抜いて樹脂の電池室に負荷を掛けないことでしょうか?
本体側のファインダーなどの清掃が終わりシャッターユニット(レンズ)と沈胴の調整をして行きます。
レンズホコリの混入がありましたが、傷やカビ痕は無く良好になりました。
沈胴チューブとシャッターユニットを組み込んで、後は前玉を取付けて裏蓋のメンテナンスをします。
前玉を取付けて無限調整をしました。ピントリングのネジ孔1か所の孔が拡大しています。どんだけ締めたのか?
裏蓋は巻き戻しダイヤルの回転が渋いので分解清掃をしてあります。ドイツの初期型ですので、フィルムカウンターの動きをチェックしておきます。
何が原因でしょうかね? トップカバーの腐食が無ければ良いコンデションの個体です。実用派の方に良いでしょう。
(業務連絡)
埼玉県の〇田さん。メールでご返信を2回させて頂いていますが、2回ともリターンメールになってしまいます。何か設定を変更されましたか?
トミーのリペイント (tomys800.sakura.ne.jp)