人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

なぜモーツアルトなのか?~クラシック音楽入門

2011年07月01日 07時36分38秒 | 日記
1日(金).今日から7月.年後半戦のスタートです.この日を記念して(?)なぜ私がモーツアルトにこだわるのかについて書いてみようと思います.

時は学生時代,ちょうど二十歳のころに遡ります.当時,若者の間で「ラジカセ」つまりラジオ付カセットデッキが流行っていました 私もご多分にもれずAIWAのラジカセを手にいれFMラジオから流れてくる音楽を録音して聴くようになりました

当時,世間で流行っていたのはフォークソングで,とくにトワ・エ・モアの「空よ」が大ヒットしていました.また,ロックではC.C.R(クリーデンス・クリア・ウォーター・リバイバル)の「トラベリング・バウンド」がリクエスト曲の常連でした.そしてクラシック界では・・・・とくに流行はありませんでした.というか,特別興味がありませんでした.ある日,たまたまNHK交響楽団の演奏するモーツアルトの「フルート協奏曲第2番ニ長調」を録音しました.フルート独奏は当時N響主席の宮本明恭さんでした.録音を何回も聴き返していたので覚えてしまいました また,この曲がモーツアルトの「オーボエ協奏曲ハ長調」をニ長調に編曲したものであることも放送の解説で知りました.したがって,この2つの曲のケッヘル番号は同じ「K314番」です

ラジカセに録音したフォーク、ロック、クラシック、つまり「トワ・エ・モア」「C.C.R]「モーツアルト」を繰り返し繰り返し聴いて,最後に残ったのがモーツアルトの「フルート協奏曲」でした.この曲が私のクラシック音楽入門曲です.一度何かを気に入ると,のめり込む性格なので,それからが大変でした

自動車工場で自動車組み立てのアルバイト(昼夜2交替制)をしてステレオ・セットを買い,LPレコードを買いまくりました.その後,就職してお金もできたのでオーディオ・セットを揃え,パーツごとにバージョン・アップしていきました.アンプは一時真空管に懲りましたが,途中で挫折、今はローテルの輸出用バージョンで聴いています.レコード・プレーヤーはマイクロのBL91(ベルト・ドライブ),スピーカーは知人から安く譲ってもらったタンノイ・アーデンⅡ、CDプレヤーは国産の中古です。以上がリビングの装置で、普段は寝室で横になりながら、クォ―ドのアンプ、ハーベスのスピーカー、国産のCDプレーヤーで聴いています。すべてが、いい音楽をいい音で聴くための投資です そのためにいくら投資してきたのだろう?・・・・・

いま聴いているのはベルリン・フィル主席だったオーレル・ニコレのフルート,ジンマン指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団による1978年の録音によるモーツアルト「フルート協奏曲第2番K314]です.明るく澄んだ演奏です

  
コメント
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