17日(日)。私はほぼ2か月に1度のペースで理髪店に通っていますが、今回の入院で2か月半が経過してしまいました さすがに髪の毛が煩いので散髪したいのですが、抜糸した個所を触ってみたらちょっと盛り上がっていたので、念のためもう少し時間を置くことにしました 現時点ではこれがリハツな選択だと思います・・・って、ウケなかった? 散発に終わったか
ということで、わが家に来てから今日で2472日目を迎え、ポーランドの首都ワルシャワで開かれている「第18回ショパン国際ピアノ・コンクール」3次予選の結果が16日発表され、山口県出身の小林愛実さん(26)と東京都出身の反田恭平さん(27)が18~20日の本選へ進出を決めた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
ここまではある程度予想できても これからは予想もつかない 2人とも頑張れ!
昨日は一日中、この9日間で溜まった新聞(朝日と日経)を読んで過ごしました 16日⇒15日⇒14日というように日付が新しい方から古い方に遡って読んでいきました ニュースは毎日更新されていくので、この順に読まないと二度読みする可能性があるからです 必ず読んだのは朝日「天声人語」、日経「春秋」の両エッセイ、いわば新聞社の「顔」です。そして「書評」欄(いずれも土曜朝刊)と「映画評」欄(いずれも金曜夕刊)です 「読書」と「映画鑑賞」を3つの目標に挙げているので情報源として外せません またクラシック音楽関連記事にも注目して目を通しました 週に5回は夕食作りをしている関係から「料理関連記事」を何枚か切り抜きました 読んだ記事の中で何本か興味深いものがいくつかありましたが、読んで「その通りだ」と膝を打つ記事があったのでご紹介します。13日付日経「経済・政策面」に掲載された同社編集委員・大林尚氏の囲み記事です 冒頭部分を紹介すると、
「矢野泰治財務次官が『文芸春秋11月号』に寄稿した『このままでは国家財政は破綻する』が永田町で大騒ぎになっている その大意は『与野党ともに財政バラマキに興じているが、日本人の多くはそれを歓迎するほど愚かではない。放置すればいずれ財政破綻する』というものだ 総選挙が間近に迫るなか、与野党ともに財政を有権者の歓心をかう道具に使う誘惑を絶ち、新型コロナウイルス禍後も見据えて真に成長に資する懸命な支出(ワイズ・スペンディング)を徹底する。矢野氏の問題提起をそうした政策論争の糧にすべきだ」
私は常々、大林氏が主張しているようなことを考えていました とくにアベノミクスが展開するようになってから強く感じるようになりました。「景気をよくするためには遠慮なく国債を発行すればよい。日銀が引き受けてくれる」という論理です しかし、国債は国の借金です。いつかは返さなければならない。1000兆円を超える世界一の借金は次世代の若者たちが負担することになる しかし、新型コロナが拡大する状況の中で、「コロナ対策」という大義名分のもと湯水のように金をばらまく姿勢が政権与党に見られます 一方の野党も政府を批判しつつも財源を明言せずコロナ対策や景気浮揚策を主張しているきらいがあります 与党も野党も無責任極まりないと思います。衆議院議員選挙は今月31日(日)の投開票が決まったそうですが、国民はよほど慎重に考えて投票しないと、この国はそう遠くないうちに破綻すると思います
さて、新聞を読んでいる時BGMに流していたのはメンデルスゾーンの協奏曲全集のCD(ブリリアント・クラシックス:4枚組)です このCDには「ピアノ協奏曲第1番、同第2番」、「ヴァイオリン弦楽のための協奏曲」、「2台のピアノのための協奏曲」などすべての協奏曲が収録されています 「ピアノ協奏曲第1番」を一つ取っただけでも、なぜこれほどの名曲がコンサートで取り上げられないのか、と不思議に思います
幸い来週の日曜日(24日)に東京文化会館小ホールで開かれる「東京ハルモニア室内オーケストラ」のコンサートで、石上真由子のヴァイオリン独奏により「ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ニ短調」が演奏されます 1週間後だから行けると思います。というか、行きます
reilaさんのお陰で「2022都民芸術フェスティバル」の日程が発表されたことを知りました 来年はオーケストラが8公演、室内楽が2公演、オペラが3公演開催されます 日程と出演者は以下の通りですが、プログラムはまだ発表されていません。発表され次第当ブログでもご紹介します
1.オーケストラ(全8公演) 会場はいずれも東京芸術劇場。12月7日チケット発売。
①1月19日(水)19時開演 「日本フィル」 指揮=粟辻聡、ピアノ=黒岩航紀。
②2月 3日(木)14時開演 「東京交響楽団」 指揮=齋藤友香理、チェロ=森田啓祐。
③2月 8日(火)14時開演 「東京フィル」 指揮=角田鋼亮、ピアノ=小山実稚恵。
④2月24日(木)19時開演 「NHK交響楽団」 指揮=高関健、ヴァイオリン=南紫音。
⑤3月 2日(水)19時開演 「新日本フィル」 指揮=阿部加奈子、ヴァイオリン=北川千紗。
⑥3月 8日(火)19時開演 「東京都交響楽団」 指揮=和田一樹、ピアノ=若林顕。
⑦3月16日(水)19時開演 「読売日本交響楽団」 指揮=松本宗利音、ピアノ=阪田知樹。
⑧3月17日(木)19時開演 「東京シティ・フィル」 指揮=藤岡幸夫、郷古廉。
2.室内楽(全2公演) 会場はいずれも東京文化会館小ホール。12月7日チケット発売。
①1月31日(月)19時開演 「ヴァイオリン&ピアノ」 ヴァイオリン=竹澤恭子、ピアノ=江口玲。
②2月28日(月)19時開演 「ピアノ・デュオ」 ピアノ=寺田悦子、渡邊規久雄ほか。
3.オペラ(全3公演) 会場は①②=東京文化会館大ホール、③=新宿文化センター。チケット発売中。
①1月29日(土)14時、同30日(日)14時開演 藤原歌劇団「イル・トロヴァトーレ」
②2月9日(水)18時開演、同11日(金・祝)14時開演 東京二期会 ボン歌劇場との共同制作「影のない女」
③2月19日(土)14時、同20日(日)14時開演 日本オペラ協会 「ミスター・シンデレラ」
日程と出演者は以上の通りですが、オーケストラは指揮者に若手を起用する傾向が見られます 定期演奏会ではないので起用しやすいのでしょう 出演者の顔ぶれを見るとオーケストラでは読響(松本宗利音 ✕ 阪田知樹)が一番興味を惹かれます 次がN響(高関健 ✕ 南紫音)です また、室内楽では竹澤恭子 ✕ 江口玲による公演が即日完売になりそうな気がします いずれにしても、プログラムが発表されないと何とも言えないのが現状です 今のところオーケストラ、室内楽ともすべて日程が空いているので全部チケットを手配することになりそうです