人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

みうらじゅん著「『ない仕事』の作り方」を読む ~ 「マイブーム」「ゆるキャラ」などの新語を生み出した男の仕事術 / 「少々」と「ひとつまみ」の違いは? 料理の知識 ~ 日経の記事から

2021年10月03日 07時16分54秒 | 日記

3日(日)。パソコン関連の作業では、昨日プリンターの設定をしました メーカーのホームページから所有するプリンターの機種を検索し、プリンタードライバーのダウンロードをする作業ですが、説明通りにやっているのに「ダウンロードできませんでした」という表示が出てきます 何回か試してみましたが駄目でした このままではいつまで経っても問題が解決せずストレスが溜まるばかりなので、パソコンよりも長く使ってきたこともあり、新しくインクジェット複合機を購入することにしました さっそく池袋のBカメラ・パソコン館に行って各社の商品を見比べましたが、もはや現在使用しているC社にこだわる理由もないので、プリンター・インクのコストパフォーマンスが高い機種を選ぶことにしました というのは、メーカー各社はプリンター自体の価格を低く抑えて購入させ、高いインクを売りつける手法を取っているからです 極端な話が2万円のプリンタを買って喜んでいても、ブラックインクとカラーインクを買うと1万円近くになるケースもあるということです 店の人とそういう相談をしながらE社の製品を購入することにしました。今夜届きます

ということで、わが家にきてから今日で2458日目を迎え、台湾の国防部は1日、中国の戦闘機など38機が防空識別圏に大量侵入したと発表したが、これは過去最多で、建国72年を祝う国慶節の10月1日に合わせ、中国の軍事力を誇示する狙いがあったとみられる  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     明らかに「香港の次は台湾だ」という覇権主義国家・中国の意思が強く出た行動だ

 

         

 

昨日の日経別冊「NIKKEI  プラス1」に「おいしい料理は正しい知識から」という特集が載っていました 食材や調理の基本に関するクイズを1000人に出題し、正答率が低かったものから順にランキングしています   第5位までをご紹介します

第1位「トマトについて正しいのは?」 ①ミニトマトは通常のトマトよりビタミンCが多い、②フルーツトマトは品種名、③フルーツトマトは果物でトマトは野菜と分類(正答率28.7%)

第2位「玉ねぎについて正しくないのは?」 ①水につけると、しみにくくなる、②冷やして切ると、しみやすくなる、③レンジでチンしてから切ると、しみにくくなる(正答率40.8%)

同率第2位「塩の『少々』『ひとつまみ』の違いで正しくないのは?」 ①少々はひとつまみより少ない、②ひとつまみは親指と人差し指の2本でつまんだ塩、③少々は約0.5グラム(正答率40.8%)

第4位「煮物などの水加減、少ない順に並べると?」 ①ひたひた ⇒ かぶるくらい ⇒ たっぷり、②かぶるくらい ⇒ ひたひた ⇒ たっぷり、③かぶるくらい ⇒ たっぷり ⇒ ひたひた(正答率42.8%)

第5位「醤油について正しくないものは?」 ①濃い口のほうが塩分濃度が高い、②淡口のほうが醸造期間が短い、③生産量の8割が濃い口(正答率47.5%)

いかがですか? 毎日料理をされている方には簡単だったかもしれませんね 正解は次の通りです

第1位:正解は①。トマトのビタミンC含有量は可食部100グラムあたり15ミリグラム。一方ミニトマトは32ミリグラムあるそうです🍅

第2位:正解は②。玉ねぎを冷やすと臭いや辛味のもとになる成分である硫化アリルが空気中に飛びにくくなり、断面を水につけると成分が洗い流されるそうです

同率第2位:正解は②。「少々」は親指と人さし指の2本の指でつまんだ量で0.5グラム前後、「ひとつまみ」は親指、人さし指、中指の3本でつまんだ量で1グラムほどを指すそうです なお、「大さじ(小さじ)1」を量る時は、液体はあふれるギリギリまで入れる、砂糖や塩は盛り上がった部分をすりきり表面を平らにする、とのことです これでやっと解りました

第4位:正解は①。「ひたひた」は材料が水からほんの少し頭を出している状態。「かぶるくらい」は材料の頭が隠れるくらい。「たっぷり」は材料全体が水の中に浸っている状態とのことです

第5位:正解は①。関西で生まれた色の淡い醤油は「淡口(薄口)醤油」と呼ばれ、食塩を 濃い口より約1割多く使用しているそうです

いかがでしたか?  週に5日は料理をしているはずの私は2問しか正解できませんでした 今回は良い勉強になりました 新聞は役に立ちます

 

         

 

みうらじゅん著「『ない仕事』の作り方」(文春文庫)を読み終わりました みうらじゅんは1958年京都市生まれ。武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー 以来、イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャンなどとして幅広く活躍。1997年に造語「マイブーム」が新語・流行語大賞を受賞 その後「ゆるキャラ」という新語も広める

 

     

 

みうらじゅんは「マイブーム」や「ゆるキャラ」などの新語を生み出し、それまで世の中に「なかった仕事」を、企画・営業から接待まで全部自分でこなす「一人電通」という新たな手法で作り続けてきました 本書はそんな唯一無二のみうらの、アイディアのひらめき方から印象に残るネーミングを作るコツ、それを世の中に広める具体的な手法に至るまでの「仕事術」を、誰にも解るように解説したユニークな本です

本書は次のような章立てになっています

第1章「ゼロから始まる仕事 ~ ゆるキャラ」

第2章「『ない仕事』の仕事術」

第3章「仕事を作るセンスの育み方」

第4章「子供の趣味と大人の仕事 ~ 仏像」

巻末に糸井重里 ✕ みうらじゅんによるスペシャル対談が載っています

第1章で印象に残るのは「ブームは誤解だ」という見解です 「ゆるキャラ」は最初のうちは「うちのマスコットはゆるくない!」と叱られたが、そのうち面白がって「うちのキャラはゆるいですよ~」「うちのマスコットを紹介してください」と頼まれるようになってきた そして「昨今、ゆるキャラというものをよく見かけるが、実に言い得て妙だ」などと勝手に独自の意見を言い出す人が増えてきた こうした誤解がブームを引き起こす正体だ、としています

第2章で印象に残るのは「趣味は突き詰める」という見解です 著者は「趣味は突き詰めなければ意味がありません」と断言します 「対象そのものが好きだからぐらいでは困るのです。サッカーのあるチームが好きだ、アイドルのあのグループが好きだ、将棋を打つのが好きだ、イタリア料理を作るのが好きだ。すべて『そのまま』では何も生み出すことはできません」としています これはよく理解できます。コンサートを聴きに行く、映画を観に行く、本を読む・・・ただ「そのまま」だったらお金さえあれば誰でもできるし、何も生み出していません 観たもの、聴いたもの、読んだもの、すべてをブログに書いてこそ自分自身が関与し新しい価値が生まれるのです

第3章で印象に残るのは「不自然に生きる」という見解です 著者は「仕事をしているうえで、いちばん心がけていることといえば、無理してでも『不自然体』でいること、『レッツゴー不自然』です 自然体で生きていたら楽かもしれませんが、それでは仕事はきません 特に『ない仕事』の場合は、私が『ナチュラル素材の服がいい』とか『オーガニックな食べ物がおすすめ』と言ったところで、誰が話を聞きに来るでしょうか?『ゴムヘビを集めている』『シベ超(シベリア超特急)が面白い』と言うから、『なんですかそれ?』と、ようやく興味をもってもらえるのです 不自然なことをやり続けるためには『飽きないふりをする』ことも大切です」と述べています。これはみうらじゅんのような立場に人はそうせざるを得ない面があると思います

まだまだ面白いところはたくさんありますが、興味が湧いた方は書店でお求めください

コメント
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