人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

入院7日目:脳のM RI検査初体験

2021年10月14日 20時02分35秒 | 日記

14日(木)。早くも入院7日目を迎えました。

早朝だれかに起こされました。耳元で名前を呼ばれたらしいのですが良く聴こえません。あっ、と思って耳栓を外しました。看護師さんが「採決します」いや違うな「採血します」と言っているようです。左腕から血を取られました。終わって時間を確認すると5時10分でした。それにしてもなぜこんな早い時間から採血しなければならないんだろうか、と不思議に思いました。主治医が今日最終的な頭部M RI検査をやって退院日を検討したいと言っていたので、そのためのデータを集めたのかもしれないと思いました

朝食です。

   

朝食1時間後、朝の散歩に出かけました。4階の廊下を右回り左回りとバリエーションを加えて1100歩ほど歩きました。この階には大小25の病室がありますが、歩きながら中をチラッと覗くと高齢の病人だらけです。病院だから病人でいっぱいなのは当たり前ですが、これからますます高齢化に拍車がかかる日本はどうなるんだろうかと心配になります

そういえば 昨日、廊下を散歩している時に、隣りのベッドのkさんと立ち話になり、コンサート帰りに階段から転げ落ちたという私の話をきっかけにKさんもクラシックファンであることが分かりました。Kさんから「一番好きな作曲家は誰ですか?」と聞かれたので「モーツァルトとマーラーかな」と答えました。Kさんはヘンデルやパーセルなどイギリスの作曲家が好きだそうです。私が8つのオーケストラと新国立オペラの定期会員になっていると話したらびっくりしていました。因みにオケはN響、読響、新日本フィル、東京フィル、東響、都響、東京シティ・フィル、バッハ・コレギウム・ジャパンです。Kさんは私の30分くらい前に救急車で運び込まれたそうです。「運ばれてすぐにコロナのPCR検査で鼻の中をグリグリやられて痛かったですね」と言われ、「グリグリやられたのは覚えてないですが、PCR検査の結果 陰性でしたと言われたのは覚えてます」と答えました。そう言えば、運ばれたスペースは四方をビニールで覆われてコロナ対策が施されていたのを思い出しました。どこの救急病院も同様の対策を取っているのでしょう。こうした状況がいつまで続くのか

         

午前11時から頭部のM RI検査を受けました。脳のM RI検査は人生初体験です。「全部で30分程度かかりますが、様々な大きな音が出るのでヘッドホンをしていただきます」と言われました。なるほど実際に狭い装置に頭部を入れられて検査を体験してみると、ヘッドホンなしでは発狂するかもしれないとさえ思いました。どちらかと言うと閉所恐怖症気味の私の場合は1時間も閉じ込められたら確実に手元のブザーを押して救助を求めると思います。何とか無事に終了してホッとしました

昼食です。

     

午後1時からリハビリのO先生と4階から7階まで外階段で上り、リハビリルームで歩行訓練をして、再び4階に戻り、廊下をスキップしたり走ったりしました。部屋に戻って血圧を測りましたが、一定の運動の後なので血圧が上がっていても何の問題もありませんでした。リハビリ中、O先生といろいろとお話しできて楽しかったです。大変なこともあるでしょうが、若さを武器に頑張って欲しいと思います

         

昨夜から中山七里著「護られなかった者たちへ」(宝島社文庫)を読み始めました。誰からも恨みを買うように思えない人格者が相次いで殺される、一体何者がどういう動機で殺したのか・・・というストーリーです。ページターナーの中山七里らしく、面白くてどんどん読み進めています。本作は阿部寛、佐藤健、清原果耶ほかの出演により映画化され、現在ロードショー公開中です。「読んでから観る」パターンになりますが、観に行けるのか

     

読書の合間に散歩に出ています。今日は天気が良かったので本当は外で歩きたかったのですが、外出は禁止されているので廊下を歩くしかありません。結局、午後だけで2700歩 歩きました。1日通算では3800歩です。昨日の6200歩からは大幅低下ですが、それだけ読書が進んでいるのだと解釈しています

夕食です。

     

今夜のスカイツリーはブルーのイルミネーションです

街の灯りがとてもきれいね曳舟 ブルーライト スカイツリー てか🐯

     

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする