28日(木)。わが家に来てから今日で2483日目を迎え、米軍トップのミリー統合参謀本部議長は 中国が夏に地球のどこでも攻撃ができる極超音速兵器の実験に成功したと認めた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
新兵器を開発すると実際に使いたくなるから困る とくに権力集中が著しい習近平は
昨日、夕食に「トンテキ」「生野菜サラダ」「舞茸の味噌汁」を作りました トンテキにはキャベツの千切りが良く合います
東京都交響楽団の「第939回定期演奏会Bシリーズ」のチケットを会員先行販売で取りました 12月20日(月)午後7時からサントリーホールです。プログラムは①ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番 ニ短調」、ショスタコーヴィチ「交響曲第5番 ニ短調」です 演奏は①のピアノ独奏=阪田知樹、指揮=サッシャ・ゲッツェルです
ネットフリックスで「容疑者Xの献身」を観ました。東野圭吾の原作を2008年に映画化した作品です
弁当屋「みさと」店長の花岡靖子(松雪泰子)は娘・美里とアパートに2人で暮らしていた そのアパートに靖子の元夫・富樫慎二(長塚圭史)が彼女の居所を突き止めて訪ねてくる。どこに引っ越しても疫病神のように現れ、母娘に暴力を振るう富樫を靖子と美里は大喧嘩のすえ炬燵のコードで首を絞めて殺してしまう 今後の成り行きを想像し呆然とする母娘に手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神哲哉(堤真一)だった。彼は隣家から聞こえてきた大きな音に異常な出来事が起こったと思い、様子を伺いに行ったのだった 石神は自らの論理的思考によって母娘にアリバイ工作について指示を出す やがて、旧江戸川で顔を潰された死体が発見される。警察は遺体を富樫と断定し、花岡母娘のアリバイを聞いて疑いをかけるが、捜査が進むにつれ、あと一歩のところでことごとくズレが生じてくる 困り果てた草薙俊平刑事(北村一輝)と内海薫刑事(柴咲コウ)は、友人の天才物理学者・湯川学(福山雅治)に相談を持ちかける。すると、驚いたことに石神と湯川は大学時代の友人だった 湯川は当初傍観を通していたが、やがて石神が犯行に絡んでいることを疑い、独自に解明に乗り出していく
【以下、ネタバレ注意】
石神は花岡母娘のためにアリバイ工作を綿密に計画し、最後に自らが犠牲になって自分が富樫を殺したと自首します しかし湯川は、本当は花岡母娘が富樫を殺し、石神は二人の身代わりになって刑に服す道を選んだと喝破します なぜ、石神がそれほどまでのことをしたのかと言えば、彼は花岡母娘が引っ越してきたことにより自殺を思い止まり 生きる希望を見出したからです そして、数学にしか興味を持たなかった石神が初めて女性を愛したからです しかし、湯川はそれだけでは石神が自首することはしなかっただろうと考え、実はホームレスの男性を富樫と見せかけて殺していたことも喝破します。この殺人によって、石神は自首する理由ができたことになりますが、花岡靖子は自分が富樫を殺したと自首してしまいます 石神は自分の犠牲が水の泡となったことで「なんで?」と泣き叫びます
このラストが、「石神が母娘の犠牲になって刑に服しましたとさ」で終わっていたら、何の変哲もない人情噺になっていたでしょうが、花岡靖子も自首したことによって「どんな事情があろうとも、殺人は許されない」という教訓を残すことになりました
「読んでから観るか、観てから読むか」ということで言えば、私の場合は先に観ました なぜか東野圭吾氏の作品はあまり読んだことがありません 同じミステリー小説だとどうしても中山七里に手が出てしまいます
ところで、本作には電話が登場しますが、公衆電話とガラケーを見て、映画は時代を反映している、と思いました