人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

今年のCDの聴き初めはヴェルディ「仮面舞踏会」 / 今年も定期演奏会を中心にコンサートを聴きます / 「ロシア人を獣にしたのはテレビ」 ~ スベトラーナ・アレクシエービッチさん

2023年01月02日 07時13分42秒 | 日記

2日(月・振休)。昨日から新年を迎えましたが、娘は仕事の関係で1日から3日まで出勤です 朝4時半に起きて朝食を取り、5時半には家を出て、6時から働き夕方5時ごろ帰ってきます。幸い、夕食だけは息子と3人で取れるのでまだ良い方かなと思うようにしています 休む人の陰には働く人がいることを忘れないようにしたいですね

さて、2023年のCDの聴き初めはヴェルディ「仮面舞踏会」です マリア・カラスがアメリアを歌っているCDで、1956年9月の録音です 3月30日に東京文化会館で開かれる東京・春・音楽祭の「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京 ~ ムーティー指揮『仮面舞踏会』(演奏会形式)」の予習です   今から予習して、メロディーを頭に叩き込んでおこうと思います

 

     

     

 

ということで、わが家に来てから今日で2912日目を迎え、ロシアのプーチン大統領は31日、極東でテレビ放送された新年メッセージで、ロシアは今「歴史的領土の住民保護のために闘っている」と述べ、併合を宣言したウクライナ東部・南部4州を自国領として統治していく考えを強調した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     プーチンの誤った歴史認識によりロシアは無謀な戦争を仕掛け、歴史的敗北が目前

 

         

 

昨日の夕食は、息子が「アクアコッタ」と「鶏のキノコ詰め焼き」を作ってくれました はっきり言って両方ともプロ級の味です

 

     

 

         

 

昨日の朝日朝刊第1面トップに2015年に「ノーベル文学賞」を受賞したベラルーシの作家、スベトラーナ・アレクシエービッチさん(74)のインタビュー記事が載っていました 彼女はウクライナ人の母とベラルーシ人の父のもと、旧ソ連時代のウクライナ西部に生まれました 女性兵士の声を集めて戦場の生々しい現実を描いた代表作「戦争は女の顔をしていない」などで知られ、現在はベルリンで事実上の亡命生活を送っています

ロシアの侵略により、ウクライナのブチャなどで残虐な行為が繰り返されたことについて、彼女は次のように語っています

「ドストエフスキーやトルストイは、人間がなぜ獣に変貌するのか理解しようとしてきました 私はロシア人を獣にしたのはテレビだと思います プーチンはこの数年、戦争の準備をしてきた。テレビはウクライナを敵として描き、人々を、ウクライナを憎む獣にするために働きかけてきました 多くのロシア人はテレビを信じています あるウクライナ兵が、(侵攻後に)捕虜にしたロシア兵に『母親に電話して実情を伝えれば解放してやる』と言いました。電話で『ママ、ここにはナチはいない』と話したロシア兵に、母親は『何を言ってるの。誰に吹き込まれたの』と叫んだ。母親が口にしたのはテレビが流す内容でした テレビの力を、私たちは甘く見ていました

「プーチンのプロパガンダ」に徹したテレビしか観るべき手段がない多くのロシア人は不幸です ロシアがウクライナ戦争で負けるのは時間の問題であり歴史の必然ですが、敗北の瞬間からロシアは、独立国家ウクライナの領土を破壊し尽くし、何の罪のない一般市民を殺害したことについて、心からの謝罪と多大な損害賠償をしなければなりません 当然ロシアのメディアにも責任があります。「あれはプーチンがやったことで、私には関係ない」は通用しない ウクライナや世界が許すはずがありません 個人的にはプーチンの蛮行を止められるのはロシア国民しかいないのではないか、と思います 戦争が長引けば長引くほど双方の国の死者は増え、ロシアの負担する損害賠償額は増大します ロシア国民には1日も早く自国の危機的状況に気が付いて、プーチンの蛮行を止める努力をしてほしいと思います

 

         

 

今年もクラシック・コンサートは定期演奏会中心に聴きます 現在、私は下記のオーケストラ・歌劇場の定期会員になっています

①NHK交響楽団 Aプログラム・2日目(NHKホール:全9回)

②  同    Bプログラム・2日目(サントリーホール:全9回)

③読売日本交響楽団 定期演奏会(サントリーホール:全10回)

④   同     名曲シリーズ(   同   :全10回)※2023シーズンから会員登録

⑤新日本フィル すみだクラシックへの扉・1日目(すみだトリフォニーホール:全8回)

⑥東京都交響楽団 定期演奏会Bシリーズ(サントリーホール:全8回)

⑦東京交響楽団 定期演奏会(サントリーホール:全10回)

⑧東京フィル 定期演奏会(サントリーホール:全8回)

⑨東京シティ・フィル 定期演奏会(東京オペラシティコンサートホール:全9回)

⑩    同     ティアラこうとう定期演奏会(ティアラこうとう:全4回)※2023シーズンから会員登録

⑪新国立劇場(オペラ) 定期公演プルミエ=初日公演(新国立劇場「オペラパレス」:全10回)    

単純計算でいくと、上記①~⑪合計で95公演聴くことになります このほか、毎年開催される「都民芸術フェスティバル」(1~3月)、「ラ・フォル・ジュルネ音楽祭」(5月4~6日:テーマは「ベートーヴェン」)、「サントリーホール  チェンバーミュージック・ガーデン」(6月3~18日)、「フェスタ・サマーミューザKAWASAKI」(7~8月)といった音楽祭が加わるので、150公演は超えるかもしれないと予想しています

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