14日(土)。昨年は「国税庁」を語るフィッシング詐欺メールが届きましたが、今度は「Softbank」を語る詐欺メールがスマホに届きました
【1月13日 利用停止予告】 Softbankの未払い料金お支払いのお願い。
とあり、その下に「http://mg~」というアドレスが書かれています そのアドレスにはSoftbankの文字が入っていません
そもそもSoftbankの利用料金は銀行自動引き落としで毎月処理されています それが「未払い」というのはあり得ないことです。分かりやすいフィッシング詐欺メールです
こんなアホな詐欺に付き合っている暇はありません。即削除しました 皆さんも気を付けてください
ということで、わが家に来てから今日で2924日目を迎え、2021年の衆院選岐阜5区に全国最年少の25歳で立憲民主党から出馬した今井瑠々(るる)氏=26歳が13日、岐阜市の自民党県連で記者会見し、同党の推薦で今春の岐阜県議選多治見市選挙区(定数2)に立候補することを正式に表明した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
選挙で立憲の彼女を選んだ市民はどう思う? 非難を浴びて風邪引いたら るる3錠
昨日の夕食は、今年初「唐揚げ」でした 栗原はるみ先生の「うまみ醤油」に鶏もも肉を半日漬けておいたので、味が浸み込んでとても美味しく出来ました
昨日、すみだトリフォニーホールで新日本フィル「クラシックへの扉 第12回定期演奏会」を聴きました プログラムは①ブラームス「ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83」、同「交響曲第3番 ヘ長調 作品90」です 演奏は①のピアノ独奏=ネルソン・ゲルナー 、指揮=高関健です
開演に先立って午前11時からホール隣のホテル6階のチャペルで開かれた「ワンコイン講座」では、講師の小室敬之氏が「ブラームスの抒情 ~ 哀愁をどのように表現しているのか?」というテーマで約1時間話されましたが、とても分かりやすく参考になりました 「中低音で安定感のあるメロディーとハーモニーとサウンド」「余白による渇望感」「短調のなかに長調を含むことによる効果」など、ブラームスの作品が醸し出す「何となく悲しい」音楽の根拠を探ることが出来ました
さて、本番です オケは14型で、左奥にコントラバス、前に左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンという対抗配置を採ります コンマスは西江王子。第2ヴァイオリンのトップには「クァルテット・エクセルシオ」のメンバーだった山田百子さんがスタンバイします
1曲目はブラームス「ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83」です この曲はヨハネス・ブラームス(1833-1897)が1878から81年にかけて作曲、1881年にブタペストで初演されました 第1楽章「アレグロ・ノン・トロッポ」、第2楽章「アレグロ・アパッショナート」、第3楽章「アンダンテ」、第4楽章「アレグレット・グラツィオーソ」の4楽章から成ります
ソリストのネルソン・ゲルナーは1969年、アルゼンチン生まれ。マルタ・アルゲリッチから奨学金を受け、ジュネーヴ音楽院のマリア・ティーポのもとで研鑽を積む。1990年にジュネーヴ国際コンクールで第1位 現在、ジュネーヴ高等音楽院の教授として後進の指導にもあたっています 小室氏によると、ブラームスは63歳で亡くなりましたが、ゲルナーは現在64歳とのことです。年齢でブラームスを超えたゲルナーがどのような演奏をするか、関心が高まります
初めて見るゲルナーは思っていたより小柄な人で、高関氏よりちょっと背が高いくらいでした
高関氏の指揮で第1楽章に入ります。冒頭の日高剛のホルンが素晴らしい ゲルナーのピアノは質実剛健ですが、しなやかさも併せ持っています 第2楽章はまさに「ピアノ付き交響曲」とでも言いたくなるようなシンフォニックで重心の低い音楽が展開します 第3楽章では冒頭、桑田歩の独奏チェロが抒情的に奏でられ、ゲルナーの演奏を導きます ゲルナーは詩情豊かな演奏で聴衆を魅了します この楽章に限って言えば「ピアノとチェロとオーケストラのための協奏曲」とでも名付けたくなるほどです 間を置くことなく第4楽章に入りますが、ゲルナーの軽やかな演奏が印象的です その後、独奏ピアノとオケとの丁々発止のやり取りを経て雄大なフィナーレを飾りました
ゲルナーの力強くも抒情性に満ちた知的な演奏は、高関健 ✕ 新日本フィルの完璧なフォローあってこそ可能だったと思います
満場の拍手にゲルナーは、ブラームス「6つの小品 作品118」から第2曲「間奏曲 イ長調」を詩情豊かに演奏、聴衆を黙らせました
プログラム後半はブラームス「交響曲第3番 ヘ長調 作品90」です この曲は1883年に作曲、同年ウィーンで初演されました 第1楽章「アレグロ・コン・ブリオ」、第2楽章「アンダンテ」、第3楽章「ポコ・アレグレット」、第4楽章「アレグロ」の4楽章から成ります
高関氏の指揮で第1楽章に入ります。神農広樹のオーボエが良く歌います そして、ホルン・セクションの演奏が素晴らしい 高関氏の後半に向けての追い込みにオケが必死についていきます 第2楽章ではクラリネット(客演)、フルートの野津雄太、オーボエの神農広樹、そして弦楽セクションの熱い演奏が印象的です 第3楽章では、日高剛のホルン、神農広樹のオーボエの寂寥感に満ちたソロが素晴らしく、個人的には「晩秋のイメージ」を抱きました 第4楽章では弦楽セクションの渾身の演奏が際立っていました
全体を通して、高関氏はメリハリのある音楽づくりで新日本フィルからアグレッシブな演奏を引き出していました
ところで、トリフォニーホールでは、これまでコロナ禍のため閉鎖されていた「クローク」が再開されました その影響でか、新日本フィル事務局員の配置が従来と若干変わり、CD売り場(従来の位置)を除き、入口近くのコーナーにまとまって待機する形になりました これまでと様子が異なるので、パトロネージュ部の登原さんに気軽に話しかけにくくなり、今回はゲルナーのアンコール曲を確認するにとどまりました まあ、図々しい私のことなので、すぐに慣れて話かけると思いますが