人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ミューザ川崎 ✕ 東京交響楽団「モーツアルト・マチネ2023-2024シーズン」の4回セット券を取る / Netflixで是枝裕和総合演出による「舞妓さんちのまかないさん」(全9話)を観る

2023年01月18日 07時04分11秒 | 日記

18日(水)。ミューザ川崎 ✕ 東京交響楽団の「モーツアルト・マチネ2023-2024シーズン」のチケット(4回セット券)を取りました 新シーズンのラインナップは次の通りです

第53回(5月27日・土)①セレナータ・ノットゥルナ、②フルート協奏曲第2番、③交響曲第40番=梅田俊明指揮、高木綾子(フルート)。

第54回(10月1日・日)①ディベルティメントK.136、②交響曲第31番、③交響曲第35番=ユベール・スダーン指揮。

第55回(12月2日・土)①クラリネット協奏曲K.622ほか。ポール・メイエ(指揮&クラリネット)。

第56回(3月20日・水)①交響曲第34番、②ヴァイオリンとオーケストラのためのアダージョK.261、③交響曲第29番=鈴木秀美指揮、グレブ・ニキティン( ヴァイオリン)。

※いずれも開演時間は午前11時、会場はミューザ川崎コンサートホール、プログラムはすべてモーツアルトです

 

     

 

ということで、わが家に来てから今日で2928日目を迎え、ロシア軍とベラルーシ軍の合同軍事訓練が始まり、ウクライナ国民はベラルーシの参戦に不安をにじませているが、ベラルーシ側は演習を「防衛目的」だと強調している  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

       防衛目的が聞いて呆れる いずれロシアと共に ウクライナ侵略のツケを払うことに

 

         

 

昨日の夕食は、先日テレビを見ていた娘が「あれが食べたい」と言った「ホルモン焼き」にしました ホルモンだけでは寂しいので、牛ロースカルビも用意ました 本当は味噌やコチジャン等で作ったタレに漬け込んで1晩置いて焼くのですが、時間がないので焼いたホルモンとカルビを、作ったタレにつけて食べました とても美味しかったです

 

     

     

 

         

 

 Netflixで是枝裕和総合演出による「舞妓さんちのまかないさん」を観ました これは、京都の花街の1年を2人の若い女性を通して美しく描いた全9話の連続ドラマです 小山愛子の漫画を原作に、是枝監督がオリジナルな世界を描き出しています 企画は東宝の川村元気プロデューサーで、是枝監督を中心に津野愛、奥山大史、佐藤快磨らが各回の演出を担当しています

「中学の修学旅行で舞子さんに憧れたキヨ(森七菜)とすみれ(出口夏希)は、高校に進学せず、京都・祇園の屋形に住み込みで修行を始める すみれが「100年にひとりの逸材」と言われる一方で、不器用なキヨは「青森に帰れ」と言われ 舞妓を諦めることになる 落ち込むキヨだったが、ちょうど舞妓さんたちの料理を作る女性が腰痛で料理が作れなくなり、親子丼を作って振る舞ったことから料理の才能を見い出され、後任として”まかない料理”を作ることになる

 

     

 

この作品はキヨとすみれの成長物語と言えますが、森と出口のコンビは最強です どこかのほほんとしたキヨを演じた森七菜は、朝日新聞のインタビューに「芸能界には本当にきれいな人がたくさんいるので、ずっとコンプレックスでした 青森から京都に出て来たキヨは、大分の高校に通いながら芸能活動をしていた私だ、と」と語っています 上から大根の葉っぱが飛び出した大きなリュックを背負って買い出しから帰るキヨの姿は微笑ましく、思わず応援したくなります 一方、希望通り舞妓さんになるすみれを演じた出口夏希はモデル出身 「私はすみれとは正反対。歩き方から何から全部直しました」と語っています 是枝監督は「森さんを見ながら、出口さんは芝居の面白さをつかんでいったんじゃないか。いいタイミングで森さんのような女優に出会えて、本当に素晴らしい」と語ります

2人を取り巻く人々も魅力に溢れています おおらかで包容力のある大女将・千代を演じた松坂慶子、そそっかしくも可愛らしい現女将・梓を演じた常盤貴子、ナンバーワン芸妓・百子を演じた橋本愛、百子の同期で出戻りの芸妓・吉乃を演じた松岡菜優、踊りのお師匠さんを演じた戸田恵子といった女優陣の演技力には舌を巻きます なかでも一番びっくりしたのは松岡菜優です。最初は誰だか全く分からず「このおもろい人、どなたさんでっしゃろ」と思ったくらいです 私には恩田陸原作による映画「蜜蜂と遠雷」のピアニスト・栄伝亜夜のイメージがあるので、今回のまるで大阪のコメディアンみたいな役柄には度肝を抜かれました

男性陣では千代の経営するバーのバーテンダーを演じたリリー・フランキーがいい味を出していて、”大人の演技力”を発揮しています また藤井道人監督「新聞記者」(2019年)で記者・陣野和正を演じた北村有起哉が、舞妓さんたちの衣装や身の回りの世話をする男性を味わい深く演じていました

この作品は「舞妓さんがだめなら、まかないさんの道がある」ということで、「華やかな職業もあれば、地味だが人さまの役に立つ職業もある また、人にはそれぞれ向き・不向き、得意・不得意がある だから、自分に向いている仕事を見つけて精進するのが一番だ」ということを再認識させてくれます

それぞれの人生の選択をしたキヨとすみれはこれからどうなるのか? 是非とも「続編」が観たいと思います

 

     

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