25日(水)。この冬一番の強い寒気が日本の上空に流れ込む影響で、24日から26日にかけて北日本から西日本の日本海側では大雪となり、太平洋側の平地でも雪が降る見通しであると、テレビの気象情報で報道していました 東京で雪が降れば今年の初雪になるのだろうか? 初雪で思い出すのは高校時代の国語の授業です クラス全員で俳句を作って披露することになりました。私が通った埼玉県の県立T高校は何人か農家から通う生徒がいました。そのうちの一人が詠んだのが次の句です
「初雪や うちの畑も もうだめだ」
クラス中大爆笑でしたが、雪が降り過ぎると ゆき過ぎ になり冗談では済まなくなります ちなみに、私は次の句を作りました
「初雪や 走る子どもの 息白し」
何の工夫も趣もない単純な句で、思い出すと今でも恥ずかしい思いでいっぱいです
ということで、わが家に来てから今日で2935日目を迎え、北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは23日夜、強力な寒気の襲来で24日は首都平壌の最低気温が氷点下20度、北部の白頭山では氷点下40度まで下がるとの予報を発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
金ちゃん ミサイル発射実験どころじゃないぜ 寒気対策して国民の歓喜を呼ぶべきだ
昨日、夕食に「タンドリーチキン」「生野菜とツナのサラダ」「ジャガイモの味噌汁」を作りました タンドリーチキンを作るのは2度目ですが美味しく出来ました
早稲田松竹でバルディミール・ヨハンソン監督による2021年製作アイスランド・スウェーデン・ポーランド合作映画「LAMB / ラム」(106分)を観ました
アイスランドの山間で暮らす羊飼い夫婦イングヴァル(ヒルミル・スナイル・グドゥナソン)とマリア(ノオミ・ラバス)が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが生まれてくる 子どもを亡くしていた2人は、愛くるしい顔を見て、「何か」に死んだ娘と同じ「アダ」と名付けて育てることにする イングヴァルの弟・ペートゥルが訪ねてきてしばらく一緒に暮らすことになるが、彼はアダの姿を見て嫌悪する。しかし、やがて愛を持って接するようになる アダとの生活は幸せな時間だったが、アダを産んだ母羊がしつこく子羊を求めて鳴くので、マリアは煩わしさから母羊を銃殺して野に埋めてしまう その後、アダは牧羊犬が何者かに殺され、銃が奪われるのを目撃する そして、イングヴァルとアダが、ペートゥルが山間に置き去りにしたトラクターを取りに出かけた時、イングヴァルは何者かに銃で撃たれ、アダは連れ去られてしまう。瀕死のイングヴァルを発見したマリアは絶望し立ち尽くす
「アダ」と名付けられた「何か」は、前半では顔しか見せないので、どういう身体をしているのか分かりませんが、中盤で頭部と右半身が羊で左半身が人間という獣人であることが明らかにされます そして、銃を奪い牧羊犬とイングヴァルを撃ち殺したのはアダの本当の父親である獣人でした 獣人がイングヴァルを撃ち殺したのは、マリアが母羊を銃殺したことに対する復讐だったのです この映画は、登場人物が人間3人と獣人2人と極めて少なく、アイスランドの広大な自然が美しく描かれているのが特徴ですが、自分たちの思いを実現するために誰か(何か)を犠牲にする人間のエゴを告発していると言えるでしょう