人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ジャン=リュック・ゴダール監督「ゴダールの探偵」&「ゴダールの決別」を観る ~ シューベルト「未完成交響曲」、ショパン「別れの曲」、チャイコフスキー「悲愴交響曲」等が流れる

2023年07月19日 06時45分10秒 | 日記

19日(水)。わが家に来てから今日で3109日目を迎え、文部科学省は18日、2022年度の文部科学白書を公表したが、学校教育において質の高い教員を確保することは必須で、教職の魅力向上と多忙解消が喫緊の課題だとし、「長時間労働の是正は待ったなし」と言明した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     何十年も前から言われていて何の改善もされていない  政権は何をやっていたのか?

 

         

 

昨日はカレーを作り、アスパラガス、茄子、ピーマンの素揚げを乗せました あとは「生野菜とアボカドのサラダ」です。夏野菜の素揚げはカレーにピッタリで、とても美味しかったです

 

     

 

         

 

昨日、早稲田松竹でジャン=リュック・ゴダール監督「ゴダールの探偵」&「ゴダールの決別」の2本立てを観ました

「ゴダールの探偵」はジャン=リュック・ゴダール監督による1985年製作フランス映画(98分)です

パリの一流ホテルの一室で、探偵(ジャン=ピエール・レオ)と彼の甥である刑事とその恋人が、2年前に起きた殺人事件の犯人を見つけるため張り込みを続けている 一方、ロビーで会話するパイロットとその妻は、金を貸したボクシングのプロモーターと会うことになっていたが、そのプロモーターは、マフィアのボスからも借金の返済を迫られていた ホテルを舞台に人々の物語が輻輳する

 

     

 

本作は登場人物が多く、物語が複層的になっているためストーリーを追うのが極めて困難でした   正直言って、ゴダール監督がこの作品で何を言おうとしているのか全く分かりませんでした

この映画では、冒頭シーンと劇中でシューベルト「交響曲第7番 ロ短調 ”未完成”」の第1楽章「アレグロ・モデラート」が、この作品の通奏低音のように流れていました また、ショパン「エチュード 作品10-3 ”別れの曲”」も劇中で何度か流れました

 

         

 

「ゴダールの決別」はジャン=リュック・ゴダール監督による1993年製作フランス・スイス合作映画(84分)です

スイスのレマン湖の畔の小さな町で暮らす平凡な夫婦シモン(ジェラール・ドパルデュー)とラシェル ある晩、ラシェルは帰宅した夫がまるで別人のようだと感じる シモンはラシェルに、自分はシモンの身体に乗り移った神であると告げ、天地創造の秘密を語り始める

 

     

 

この映画は、ギリシャ神話のゼウス神が 人間の欲望、苦悩、歓びをめぐる真実を経験したいという願望を実現するため人間の肉体を借りて人妻と関係を結んだというエピソードに着想を得て撮り上げた作品です ゴダールの作品として高く評価されているようですが、私には難し過ぎて まったく理解できませんでした

この映画では、チャイコフスキー「交響曲第6番 ロ短調 作品74 ”悲愴”」の第4楽章「アダージョ・ラメントーソ」が全編を通して通奏低音のように流れていました   また、J.S.バッハ「トッカータとフーガ  ニ短調」もこの作品のテーマであるかのように流れていました

「カルメンという名の女」ではベートーヴェンの「弦楽四重奏曲」を全編を通して使っていましたが、この日の2作品も含めて見ると、ゴダール監督は結構 クラシック音楽を使っていることが分かります   それも知る人ぞ知るといったマイナーな曲ではなく、人口に膾炙した名の知れた作品を使用していることが分かります

コメント
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