脳科学者の茂木健一郎氏(57)が8日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大防止で安倍晋三首相(65)が緊急事態宣言を発令したこと受け、私見をつづった。
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茂木氏は安倍首相が7日の会見で、国会議員の収入は影響を受けていないと発言したことを報じたネット記事を貼付し、「国会議員さんだけでなく、公務員さんとかも影響ないんだろうし、この状況での金銭的な影響に、大きな不公平感が出ているわけだから、そこのケアをこそ求めたいですね」とツイート。
さらに別の投稿でも「国会議員さんや公務員さんは、仕事の内容ややり方は変化するだろうけれども、給料は基本的に影響を受けない。ミュージシャンや俳優さん、ライブハウス、映画館などは壊滅的な影響を受けるけれども、緊急事態宣言を出して、それを通知する側は『無傷』である」と指摘した。
その上で「今回の緊急事態宣言をめぐる政治の動きでもやもやするのは、政策を決め、民間に要請する側の人たち(政治家、議員、公務員)が経済的にはほとんど無傷の人たちで、一方、要請に従う側は、甚大なあるいは壊滅的な影響を受ける人たちがいるということである」とし、「この温度差が社会に不公平感を生んでいる」とつづった。
また「新型コロナウイルスで社会が部分的に『ロックダウン』されることで甚大な影響を受ける業態はあらかじめ予想できるのだから、政治はケアをするのが当然ではないか」と問いかけ、「ましてや、自分たちは給料、歳費を変わらずに受け取っていて、影響を受ける側は自助努力でお願いしますというのは、あまり納得できない」とも記していた。
4/8(水) 共同通信
新型コロナウイルスとの闘いは新たな段階に入った。政府の緊急事態宣言から一夜明けた8日朝。大阪市の商業施設や店舗などには「臨時休業」と書かれた紙が張られ、街は一層自粛ムード。宣言後も通勤は許されるため、マスク姿の会社員らはせわしなく勤め先に足を運んだが、その数は格段に減っていた。一方「どこ吹く風」と、パチンコ店前には列をなす人たちの姿もあった。
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休業要請の検討対象のパチンコ店は大手チェーンを中心に臨時休業。ただJR新今宮駅周辺の店舗では営業を継続。開店前の列で談笑していた無職の男性(67)は「感染者はお金持ちだけ。ここらの人間は大丈夫」と楽観的だった。
通常の診療体制に支障はないという。
同病院によると、いずれも4月の新規採用者で、3月以降、飲酒を伴う会食や国内旅行などの自粛をメールで通知。その後、4月1日までの2週間に会食したかなどを自己申告させた。
同病院はホームページで謝罪するとともに、「患者に安全な医療を受けていただくことが何よりも大切だ。職員の感染予防に関する意識を高めたい」とのコメントを出した。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、緊急事態宣言が発令された7日夜、小池百合子東京都知事とともに諮問会議メンバーで国際感染症センター長の大曲貴夫医師が、テレビ各局の特番に出演し、医療現場の逼迫を切実に訴えた。
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小池知事がぜひとも話をきいてほしいと紹介。日本テレビ系の特番では、大曲医師は同日に判明した東京都内の感染者80人について、「80ってのはすごい数字ですよ。陽性出た人をどう対応するかで正直精一杯。東京中の医療者に聞いたら、みな大変、何とかしてくれと言う」と訴えた。
安倍首相や小池知事は、外出自粛を強くではあるが要請の範囲で求めることしかできないが、大曲医師は「すごく悲しく残念なのは、知事が外出自粛を呼びかけた3月25日以降に、集団で会食をして集団発生が起るような事例が続いている」と指摘。現場を代表して「きつい」と述べ、「人間の行動って変わらないもんだなと悲しいところがある。現場がそのおかげで逼迫している。我々としてはそうした場にいくことをすぐに制限してほしい」と訴えた。
またテレビ朝日系特番でも「急激に増えて対応がきつい。集団発生の事例の中身を見ていくと、3密が揃っているような場所で飲食したりで、30人とか40人の患者さんがどどっと出ている。それがいまツケとして、我々医療現場で対応しなければならない状況にきている」と状況説明した。
4/8(水) 共同通信
【ニューヨーク共同】米国の著名シンガー・ソングライターのジョン・プラインさんが7日、新型コロナウイルス感染による合併症のため南部テネシー州ナッシュビルの病院で死去した。73歳。米メディアが伝えた。3月26日に入院していた。ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランさんと並び高い評価を受けていた。
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1946年中西部シカゴ生まれ。米陸軍に入りベトナム戦争中にドイツに駐留。帰国後に音楽活動を始め、70年代前半にデビュー。代表曲「エンジェル・フロム・モンゴメリー」などを多くのミュージシャンがカバーし、ことしのグラミー賞で生涯功労賞に選ばれていた。
「テレワーク中に出社」4割 経理財務の在宅勤務阻む紙の壁
新型コロナウイルス感染の急拡大で政府は4月7日、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を表明する。首都圏などの企業の活動は、8日から5月上旬までは在宅勤務が中心となる。しかし、2、3月にテレワークを経験した上場企業などの経理・財務部門幹部の4割は在宅勤務では業務が完結せず途中出社していたことが明らかになった。営業とは違い、比較的在宅勤務に馴染みやすいとされる財務関連でもペーパーレス化が進まず、完全なテレワーク態勢は難しいようだ。各企業とも社内デジタル化の遅れを補いつつ、今回の「緊急事態」に臨むことになりそうだ。
日本CFO協会(東京・千代田)は3月18日から4月3日まで、上場企業の財務最高責任者ら経理・財務幹部577人にオンライン上で「新型コロナウイルスによる経理財務業務への影響に関する調査」を実施した。従業員規模は5万人以上が11%、5万人未満5000人以上が22%など500人以上の企業が71%。回答者の役職は役員16%、部長24%、課長29%と課長以上で69%を占めた。新型コロナの感染拡大が始まった2、3月には約7割がテレワーク勤務を実施したという。しかしその中で41%が「テレワーク実施中に出社する必要が発生と回答した」と日本CFO協会の谷口宏・専務理事は説明する。
出社の理由は「請求書や押印手続き、印刷など紙データの処理」が1位を占めた。さらに「会議への参加」「銀行への対応」などが続いたという。テレワーク態勢に入った企業は、社内システムのアクセスやパソコンの持ち帰り、オンライン会議のツール整備などの状況を判断して実施を決めたという。それでも「紙の書類のデジタル化に対応できている企業は36%にとどまる」と谷口氏。
財務関連はテレワークに最も適した業務のひとつとみなされていた。営業担当者のように、頻繁に外部の取引先との商談を交わす機会は少ない。しかし企業社会に根付いた紙の文化のしぶとさが普及への障壁として浮き彫りになった。
一方テレワークを実施しなかった残り3割の企業では、理由として「請求書や契約書など紙の書類がデジタル化に対応できていない」が77%(複数回答)を占めた。続いて「テレワークを想定した社内ルールや試験を経験していない」は66%、「銀行や監査法人、税理士らとのリモート対応ができない」が59%と続いたという。
取引先から紙の請求書などが送られれば対応せざるを得ないという答えが目立ったという。同協会の中田清穂・主任研究委員は「押印のデジタル化が必要と感じていても、具体的にどの程度のコスト削減につながるか経営幹部に説明できないとするケースも少なくない」と分析する。その一方で、自然災害など緊急時におけるテレワーク態勢の必要性を96%が感じており、特に69%は「非常に必要」と回答している。平常時でもテレワークの導入・促進についても75%が「やるべき」としている。
日本CFO協会は「財務業務に関しては、テレワークを進める上での課題が個々の企業に明らかになった」(中田氏)と分析している。同協会は生産性向上ための経理・財務業務のデジタル化を促していきたいとしている。ただ今回の非常事態に対するには、時間的な限界がある。外出の自粛は要請するものの強制ではなく、交通機関も通常通りに機能する。各社はテレワークと社員の出社をどう組み合わせるか、感染状況をきめ細かくみながら対応することになりそうだ。
同協会では新型コロナの決算・財務業務への影響についても調査した。決算で75%、財務で71%が「影響あり」と回答した。決算関連では「海外拠点・子会社からのデータ収集の遅延」「連結決算、監査対応の遅れ」「業績悪化や将来予測が困難」などが挙げられたという。大手でもTDKやコマツなどが相次ぎ決算発表延期を決めている。財務面への影響では「有価証券の評価減」「資金計画や調達」が上位を占めた。
(松本治人)
企業・団体も、大きな変化の時を迎えている。
これまでは検討すらされなかったことを模索する機会も多いだろう。
今、社会に必要なのは、変化を賢明かつ勇気をもって決断できる人の存在。
また、どれだけ人の意見に真摯に耳を傾け、自身の力に変えていけるか-これが、社会の中で成長を続ける人と、停滞する人の分岐点となるだろう。
「正直さ」「謙虚さ」「あきらめず努力を厭わない姿勢」
「つねに学ぼうとする意欲」
成長できる人は、自分の弱さを率直に認める人だ。
完璧ではない自分を知っているからこそ、あらゆる人の意見を<成長の
糧>と捉え、自らを変化させ続けことだできるのだ。
「重要ななのは、前進する心を忘れず、自分らしくベストを尽くすことだ。そこに信用も生まれる」
壁というのは、
できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。
努力せずに何かできるようになる人のことを
「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、
僕はそうだと思う。
人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。
少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事。
憧れを持ちすぎて、自分の可能性を潰してしまう人はたくさんいます。
自分の持っている能力を活かすことができれば、可能性は広がると思います。
キャンプでいろいろと試すことは、ムダではありません。
ムダなことを考えて、ムダなことをしないと、伸びません。
成績は出ているから今の自分でいいんだ、という評価を自分でしてしまっていたら、
今の自分はない。
苦しみを背負いながら、毎日小さなことを積み重ねて、記録を達成した。
苦しいけれど、同時にドキドキ、ワクワクしながら挑戦することが、
勝負の世界の醍醐味だ。
自分が全く予想しない球が来たときにどう対応するか。
それが大事です。
試合では打ちたい球は来ない。好きな球を待っていたのでは
終わってしまいます。
進化するときっていうのは、カタチはあんまり変わらない。
だけど、見えないところが変わっている。
それがほんとの進化じゃないですかね。
さらに前進するためには、常に新しいチャレンジが必要だと信じている。
成長とは、真っすぐに目的地へ到着することではないんじゃないか。
前進と後退を繰り返して、少しだけ前へ進む。
つまり後退も成長に向けた大切なステップ。
イチロー(鈴木一朗)(1973年~)
日本の野球選手。日本や米国で活躍。米国メジャーリーグのシーズン最多安打記録や10年連続200安打など多くの記録を保持。
小学校時代は少年野球チームに所属し、エース、4番として活躍。中学でも野球部に所属。学校の成績も優秀であった。
高校は愛工大名電に進学。二度、甲子園に出場したものの初戦敗退に終わっている。それまで投手だったが交通事故による怪我が原因で投手から野手に転向。高校三年間の通算打率は.501。
1991年にオリックスに入団。1994年、新しく就任した仰木監督はイチローを即座に一軍に呼び、その後は1番打者として活躍。多くの記録を塗り替えていく。
2001年、野手としては日本人初のメジャーリーガーとしてシアトル・マリナーズへ移籍。10年連続200安打などの数々の記録を打ち立て、2012年7月にニューヨーク・ヤンキースへ移籍。2015年にマイアミ・マーリンズに移籍した。
2016年8月7日、ロッキーズ戦でスリーベースヒットを打ち、メジャーリーグ史上30人目の通算3,000本安打を達成。
2018年にマリナーズに復帰。
2019年3月21日、開幕シリーズとなる東京ドームで行われたアスレチックス戦2試合に出場後、現役を引退した。
内容紹介
シリコンバレーで「ザ・コーチ」として知られ、あらゆる成功者に慕われた伝説のリーダー、ビル・キャンベル。
ジョブズと共にアップル帝国を築き、グーグルを巨大企業に導き、アマゾンの苦境を救ったビルだが、2016年に逝去。本書はビルに師事した著者がその教えをまとめた貴重な書。不世出のリーダーの成功の教えとは?
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目次
序文 ── シリコンバレー最大の伝説(アダム・グラント)
なぜ誰もがビル・キャンベルの話をするのか?
「最先端の研究」のはるか先を行く考え方
人の最良の部分を最大限に引き出す
Chapter1 ビルならどうするか? シリコンバレーを築いた「コーチ」の教え
シリコンバレーでの無数の偉業
チームに「思いやり」を持ちこむ
すばやく動く
「やっちまえ!」の行動原理
クラリスのスピンオフ
「人材育成」は千差万別に向き合え
スティーブ・ジョブズとの信頼関係
グーグルCEOたちへのコーチング
シリコンバレー中のCEOをコーチする
誰が壇上に上がったか?
ビル・ゲイツへのハグ
「1兆ドルのコーチ」とは?
チームをコミュニティにする
パフォーマンスが高いチームの条件
ビルならどうするだろう?
ビルのメソッドの「4つの側面」
Don’t fuck it up!
Chapter2 マネジャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる 「人がすべて」という原則
マネジャーを置け
現場の士気がすべて
リーダーは部下がつくる
マネジメントの「細部」にこだわれ
人がすべて
「最高のマネジャー」の条件
「旅の報告」から始める
職場環境とパフォーマンスの相関性
コミュニケーションが会社の命運を握る
議論すべき「トップ5」を挙げよ
同僚の意見に注意を払え
本心からのメッセージを伝える
円卓の「背後」に控える
コンセンサスは「クソくらえ」
マリッサ・メイヤーの問題
マネジャーは「決着」をつけよ
「第一原理」で人を導く
つねに第一原理に立ち戻る
「天才」とうまく付き合う
功罪の「両面」を分析する
カネはカネだけの問題ではない
プロダクトがすべてに優先する
スピードの「邪魔」を取り除く
異端を受け入れよ
去る者に敬意を払う
会議を仕切る
資料は絶対に「先」に共有する
ハイライトとローライトを含める
Chapter3 「信頼」の非凡な影響力 「心理的安全性」が潜在能力を引き出す
信頼は「きれいごと」ではない
「建設的」な意見の不一致
「心理的安全性」が高いチームをつくる
正直で謙虚な人材を見きわめる
コーチされるのに必要な資質
正直に弱点を認められるか?
「フリーフォーム」で話を聞く
「ありきたり」の声かけでいい
「完全な率直さ」を身につける
フィードバックは「瞬間」を捉える
「真っ正面」から向き合う
「率直さ+思いやり」の方程式
「すべきこと」を指図するな
「人当たりの悪いギバー」になる
「勇気」の伝道師になる
突き進む許可を与える
「ありのままの自分」をさらけだす
Chapter4 チーム・ファースト チームを最適化すれば問題は解決する
チームがなければ何もできない
全員が「チーム・ファースト」になる
エゴと野心を超えてチームをまとめる
勝つだけでなく、正しく勝つ
問題そのものより、チームに取り組む
グーグルとアップルの「おもちゃ」の取り合い
「正しいプレーヤー」を見つけよ
「チーム・ファースト」で考えているか?
「ずけずけ」と意見を言っているか?
「スター」だけではチームにならない
「当事者」をチームに加える
ペアで仕事に当たる
同僚フィードバック調査
同じテーブルに着く
優秀なチームはメンバーのIQを上回る
性別は関係ない
「最大の問題」に切り込む
さっさと「不満大会」を切り上げろ
「すべきこと」に集中する
正しく勝利する
不誠実を許すな
リーダーは先陣に立て
苦しいときこそ前に出る
人々のあいだの「小さなすきま」を埋める
全員の様子を「俯瞰」する
小さな「声かけ」が大きな効果を持つ
「親身になる許可」を自分に与える
Chapter5 パワー・オブ・ラブ ビジネスに愛を持ち込め
存在をまるごと受け入れる
「やさしい組織」になる
同僚の家族に興味を持つ
病床のジョブズとの絆
個々のやさしさが組織のやさしさになる
立ち上がって「応援」する
アイデアを評価する「5回の手拍子」
つねに「コミュニティ」に取り組め
ざっくばらんな集まりをつくる
「社会関係資本」を生み出す
人を助けよ
「5分間の親切」をする
創業者を愛せ
ビジョンは計算を超える
会社には「心と魂」が必要
エレベーター・トーク ── 雑談の偉大な力
Chapter6 ものさし 成功を測る尺度は何か?
成功者は孤立を覚える
ビジネスを成功させるカギ
リーダーは「行動」でその座を勝ち取る
「人間的な価値」が成功につながる
次はどうするか?
自分の成功を測る「ものさし」
謝辞
訳者あとがき
参考文献
著者
エリック・シュミット(Eric Schmidt)
2001年から2011年まで、グーグル会長兼CEO。2011年から2015年まで、グーグル経営執行役会長。2015年から2018年まで、グーグルの持株会社アルファベット経営執行役会長。現在はグーグルとアルファベットのテクニカルアドバイザーを務めている。
ジョナサン・ローゼンバーグ(Jonathan Rosenberg)
2002年から2011年まで、グーグルの上級副社長としてプロダクトチームの責任者を務めた後、現在はアルファベットのマネジメントチームのアドバイザーを務めている。
アラン・イーグル(Alan Eagle)
2007年からグーグルでディレクターとしてエグゼクティブ・コミュニケーションの責任者、セールスプログラムの責任者を歴任している。
3人の著書に世界的ベストセラー『How Google Works 私たちの働き方とマネジメント』(日経ビジネス人文庫)がある。
訳者
櫻井祐子(さくらい・ゆうこ)
翻訳家。京都大学経済学部経済学科卒。大手都市銀行在籍中に、オックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得。訳書に『第五の権力』『時間術大全』(ともにダイヤモンド社)、『NETFLIXの最強人事戦略』(光文社)、『OPTION B 逆境、レジリエンス、そして喜び』(日本経済新聞出版社)などがある。
ビルキャンベル氏に関してのいくつかの本を読んだことがある。
私の彼への印象は「ありのままの人」である。
強欲であったり、野心家というよりも
真逆、とても温かみがあるが、いつも理性的なひと。
どっちかというと釈迦などに近い。笑
欲を滅して、他者の喜びを自分のそれのように感じられる稀有な人間。
・愛に溢れている
・世間の価値観に縛られない
・名誉や賞賛に興味がない
・すごく現実的な考えの持ち主
本書の中でも登場するエピソードのいたるところから彼の器の大きさがうかがえる。
星3個としたのは、本書で語られる教えを「ただのテクニック」としてとらえることへの危惧からである。
確かに素晴らしい教えではあるが、テクニックとしてとらえてしまうと危険である。
例えば『愛をもって相手と接する』場合のことを考えてみよう。
ビルのように無条件で愛をもって相手に接すれば、相手はその愛を感じ心を開くだろう。
しかし、自分の利益を求めたり、見返りのために「愛をもって相手に接する」ときはどうだろう?
その相手はあなたの言動や、言葉の端々から「自分がコントロールされようとしていること」に必ず気づくだろう。
そのような場合は、ビルの教えとは真逆の方向に進んでしまう可能性がある。
相手は表面的にはあなたの指示を聞くが、内心では敵愾心を抱きかねない。
上記のようなケースは文字に書き起こしてしまえば、どこか他人事のように見えてしまうかもしれないが
現場では往々にして起こりうるケースである。
以上のような理由から、
この本は、生き方そのものや価値観そのものを根底から変えていくつもりのある人にとっては
星10個にもなりうる良書である。
ただし、単なる物語として読むだけは、面白いけれども、学びが少ない。
本書を読んだうえでどのように行動に落とし込むのか?
読んだだけで実践しないと意味がない。
まあ、それはどんな本でも同じだけど。
本書の筆者はグーグルの元CEOを含めた3人幹部であるが、主人公は筆者を含めた巨大IT企業の多くのエグゼクティブの「コーチ」を務めて来たビル・キャンベル。
ビル・キャンベルは、カレッジ・フットボウラーからカレッジフットボールのコーチとなり、その後ビジネスの世界に入り、アップルのCEOとなったジョン・スカリーに誘われて西海岸に移り、スタートアップのCEOを歴任し、アップルやグーグル幹部のコーチとなったシリコンバレーのレジェンドであり、彼が関与した企業の企業価値から「一兆ドルコーチ」というタイトルが付けられている。
ビル・キャンベルはシリコンバレーの著名な企業のタレント揃いの人材に多大な影響を及ぼしたが、本人は表に出ることは少なく、人を活かす黒子役に徹して来た。本書は彼のコーチを受けた3人のグーグル幹部経験者によって、彼のコーチングを受けた80人のエグゼクティブにヒアリングするなど、改めて伝説のコーチの人となりやコーチングとはどのようなものだったのかをまとめた貴重なものとなっている。
「部下が君をリーダーにしてくれる」「信頼とは約束を守ることであり、誠意であり、率直さであり、思慮深さである」「利口ぶるやつはコーチ出来ない(正直で謙虚な人材を見極める)」「人は物語を理解すれば、それを自分の身に置き換えて考え、何をすべきかを悟る(何をすべきかを指図する必要はない)」など、本書にはより良いコーチになる為のヒントが溢れている。
本書はコーチを受ける立場としてどのようなことが求められているかについても学べる。コーチとコーチを受ける人間という関係は、上司と部下、マネジャーとスタッフという関係とも同様であり、組織を構成する人にとって、役に立つと共に元気づけられる一冊である。
GAFAすべての経営陣のレベルを
引き上げたコーチと、周囲の人々が
何を大事にして、どう動いたのか知れます。
様々な物のレビューを共有できるのも
Amazonのベゾスさん達のおかげですが、
ベゾスさんを救ったのもこのコーチです。
彼がこれさえあれば他は目をつぶったという
4つの資質についてもp177に書いてあり、
納得したのでより鍛えようと思いました。
ビル・キャンベルは一兆ドルにも値するコーチだった。
彼はスティーブ・ジョブズがつぶれかけのアップルを立て直し、時価総額数千億ドルの会社にするのを助けた。
ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、エリックがスタートアップだったグーグルを時価総額数千億ドルの企業にするのを助けた。
ほかにもコーチとして、シリコンバレーで多くのCEOをコーチし、成功を手助けしてきた。
そんな彼の哲学はよい仕事をするためにはよいコミュニティが必要だということ。
人は職場の協力的なコミュニティの一員だと感じると、仕事に対する意欲が高まり、生産性が上がることが研究によりわかっている。
しかし、チーム内の軋轢が起きるなど、チームはいつも生産的であるとは限らない。
コーチとして、最大の成果を上げるためにはリーダーだけではなくチーム全体に働きかけなければならないというのがビルの理想のやり方だった。
本書の中で随所に感じられるのは、規律の中で効率性を追い求めるやり方とネットワークを基盤とした創造性を高めるやりかたのトレードオフとどう向き合うのかという点だ。
彼は現場の士気がすべてであって、いかに部下に重要感を持たせられるのかがリーダーとしてなすべきことだと説く。
チームの文化を作り上げるのは、あくまで結果を出すためである。
そのためには創造性よりも優れた中間管理職が優れた管理をすることのほうがよっぽど重要だと。
人をマネジメントするうえでいくつものヒントが本書には詰まっている。
定期的に読み返して自分を振り返りたいと思った。
著者はグーグルの元会長兼CEOら幹部3名という、シリコンバレーのエリート中のエリート。
描かれているビル・キャンベルはグーグル、アップル、アマゾンなどで幹部のコーチとして頼られた人物。
ときにはライバルとして厳しい戦いを繰り広げるこの巨大企業のほとんどでコーチを務めたってだけで凄すぎ。
しかも、本人はフットボールのコーチ出身で、技術の専門家ではない。いわゆる理系が幅をきかす世界で、文系・体育会系が活躍している構図に見えてしまうのは、日本的な偏見かな。
タイトルの「1兆ドル」は、ビル・キャンベルがコーチしたアップルやグーグルの企業価値から取られているけど、もちろんビル・キャンベルのコーチングのみがその価値へ寄与したわけではないから、ちょっと違和感がある。私が不勉強でビル・キャンベルを知らなかったこともあり、「1兆ドル」「レジェンド」というタイトルに懐疑的な態度で読み始めたから、そこはちょっと残念な出会い方になってしまった。
本の内容は、ビル・キャンベルがこう言った、ああ言ったというエピソード集のような印象。
体系的に「レジェンド」のコーチングを学ぶ体裁にはなっていないが、そのかわりエピソードのディテールがビル・キャンベルの人となりを浮かび上がらせてくれる。私のようなビル・キャンベル初心者には丁度いい入門書だ。
4/8(水) ENCOUNT
安倍首相が緊急事態宣言を出し、一夜明けた8日、都内ではパチンコ店が休業するなど影響が広がった。
【画像】直近のマスク購入者は「並ばずに買えた」が約7割
新宿に近い住宅街。午前10時の開店を目指して自転車でパチンコ店に立ち寄った老夫婦は、「何日間か休みだな、こりゃー」と落胆の声を上げた。小池百合子都知事が6日の会見で緊急事態宣言が出された後の対応として、パチンコ店に休業を要請する案を発表。パチンコ店の入り口には臨時休業の張り紙が貼られていた。
一方、開店前からマスク姿の男女で行列ができていたのはヘアカット専門店「QBハウス」。キュービーネット株式会社は7日、緊急事態宣言により対象7都府県にある店舗を10日から臨時休業すると決定した。理髪店や美容室は7日、西村経済再生相が休業の対象にならない考えを示したが、都の意向と食い違いを見せている。
また、大手スーパーのライフではレジ前の床に待機列の間隔を確保するためのビニールテープが貼られた。株式会社ライフコーポレーションは7日に公式ホームページで新型コロナウイルス感染拡大防止の対応を発表しており、それを受けての措置。国や都が買いだめの自粛を訴えたため、開店後に人が殺到するような混雑はなかった。
ENCOUNT編集部
4/8(水) 中央日報日本語版
米国で新型コロナウイルス(新型肺炎)による死亡者が7日(現地時間)一日に1858人が増えて従来の最多記録より500人以上発生した。最大発生地とされるニューヨークの一日死亡者も再び高騰し始めた。ドナルド・トランプ大統領はこの日「世界保健機関(WHO)が中国中心的な態度で何もしなかった」として「資金支援を再検討する」と明らかにした。
トランプ大統領はこの日、ブリーフィングで「WHOは莫大な金額の米国の金を受け取り、米国がほとんどの資金を出しているのに中国人の旅行を禁止した私の措置を事実上批判して反対した」として「彼らは多くの過ちを犯した」とした。同時に「彼らは初期に多くの情報を持っていたが、何もしなかった。とても中国中心的な態度を見せた」として「5000万ドル(約54憶円)以上を支援するWHOを調査するだろう」とした。
米国で累積死亡者が1万2000人を超えて被害が頂点に達している中、中国人の旅行禁止に反対したWHOに対応失敗の責任を問うということだ。
トランプ大統領はツイッターにも「WHOが台無しにした」として「ほとんど米国の支援を受けるが、どのような理由でか非常に中国中心的」とつぶやいた。また、「われわれはこれについて調べるだろう」と話した。「私は幸いにも中国に米国国境を早く開放するように求める彼らの助言を拒否した」として「なぜ彼らがそんなに誤った勧告をしたのか」とも書いた。
ウォール・ストリート・ジャーナルがこれに先立って社説で「WHOのテドロス事務局長がコロナ事態の根源」としながら「3月11日までパンデミックを宣言せず事態を拡大させた」と批判した。新聞は「ドナルド・トランプ大統領がテドロス事務局長の話を無視して中国旅行を禁止したのはよくできたこと」とほめた。
ジョンズ・ホプキンズ医科大学によると、この日午後9時現在、累積感染者は39万8185人、死亡者は1万2844人となっている。一日新規死亡者が1858人増えて4日には1344人という最多記録を3日で大きく更新した。5~6日には1100人台に下がったが、急増傾向に変わったわけだ。
ニューヨーク州も一日死亡者が731人で4日630人の記録を更新した。5日594人→6日599人で滑らかな曲線が再び上昇しているわけだ。イリノイ州・ルイジアナ州もこの日、それぞれ73人、70人の新規死亡者が発生して一日最多となった。
アンドリュー・クオモ・ニューヨーク州知事は新規死亡者が増えたことについて「死亡率は後行する指標(lagging indicator)」として「入院感染者の割合は落ちたため、ウイルスの拡大傾向は落ち着いている」とした。米国全体の一日感染者も4日3万3300人で、5日2万8200人に落ちた後、6日と7日には2万9600人を維持している。
疾病対策予防センター(CDC)のロバート・レッドフィールド局長もこの日、メディアインタビューで「ホワイトハウスの『10万人~24万人』の死亡予測は米国民の『社会的距離の確保』運動への参加率を50%だと想定したもの」とし「現在90%以上が参加しているので死亡者数をこれよりはるかに減らすことができる」と話した。彼はホワイトハウスの予測モデルは多くの機関の予測を混合したものだったとすれば、ワシントン州立大学保健指標評価研究所(IHME)は実際にこれより少ないと判断していると紹介した。
IHMEは一日死亡者が4月16日3130人の頂点に達した後、減少し始めて累積死亡者が8万1766人に達すると予想した。
アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長はこの日、ブリーフィングで「少数人種、アフリカ系米国人に不均衡的に被害が与えられていることに大きく懸念しており悲しい」として「糖尿・高血圧・肥満など基礎疾患と劣悪な健康が影響を及ぼした可能性がある」と警告した。ルイジアナ州・イリノイ州などの地域で死亡者の70%以上が黒人になっているからだ。トランプ大統領もそばで「黒人の被害が唖然とする数字」として次に具体的な数値を公開してほしいと述べた。
最終更新:4/8(水) 11:53
中央日報日本語版
米国で新型コロナウイルス(新型肺炎)による死亡者が7日(現地時間)一日に1858人が増えて従来の最多記録より500人以上発生した。最大発生地とされるニューヨークの一日死亡者も再び高騰し始めた。ドナルド・トランプ大統領はこの日「世界保健機関(WHO)が中国中心的な態度で何もしなかった」として「資金支援を再検討する」と明らかにした。
トランプ大統領はこの日、ブリーフィングで「WHOは莫大な金額の米国の金を受け取り、米国がほとんどの資金を出しているのに中国人の旅行を禁止した私の措置を事実上批判して反対した」として「彼らは多くの過ちを犯した」とした。同時に「彼らは初期に多くの情報を持っていたが、何もしなかった。とても中国中心的な態度を見せた」として「5000万ドル(約54憶円)以上を支援するWHOを調査するだろう」とした。
米国で累積死亡者が1万2000人を超えて被害が頂点に達している中、中国人の旅行禁止に反対したWHOに対応失敗の責任を問うということだ。
トランプ大統領はツイッターにも「WHOが台無しにした」として「ほとんど米国の支援を受けるが、どのような理由でか非常に中国中心的」とつぶやいた。また、「われわれはこれについて調べるだろう」と話した。「私は幸いにも中国に米国国境を早く開放するように求める彼らの助言を拒否した」として「なぜ彼らがそんなに誤った勧告をしたのか」とも書いた。
ウォール・ストリート・ジャーナルがこれに先立って社説で「WHOのテドロス事務局長がコロナ事態の根源」としながら「3月11日までパンデミックを宣言せず事態を拡大させた」と批判した。新聞は「ドナルド・トランプ大統領がテドロス事務局長の話を無視して中国旅行を禁止したのはよくできたこと」とほめた。
ジョンズ・ホプキンズ医科大学によると、この日午後9時現在、累積感染者は39万8185人、死亡者は1万2844人となっている。一日新規死亡者が1858人増えて4日には1344人という最多記録を3日で大きく更新した。5~6日には1100人台に下がったが、急増傾向に変わったわけだ。
ニューヨーク州も一日死亡者が731人で4日630人の記録を更新した。5日594人→6日599人で滑らかな曲線が再び上昇しているわけだ。イリノイ州・ルイジアナ州もこの日、それぞれ73人、70人の新規死亡者が発生して一日最多となった。
アンドリュー・クオモ・ニューヨーク州知事は新規死亡者が増えたことについて「死亡率は後行する指標(lagging indicator)」として「入院感染者の割合は落ちたため、ウイルスの拡大傾向は落ち着いている」とした。米国全体の一日感染者も4日3万3300人で、5日2万8200人に落ちた後、6日と7日には2万9600人を維持している。
疾病対策予防センター(CDC)のロバート・レッドフィールド局長もこの日、メディアインタビューで「ホワイトハウスの『10万人~24万人』の死亡予測は米国民の『社会的距離の確保』運動への参加率を50%だと想定したもの」とし「現在90%以上が参加しているので死亡者数をこれよりはるかに減らすことができる」と話した。彼はホワイトハウスの予測モデルは多くの機関の予測を混合したものだったとすれば、ワシントン州立大学保健指標評価研究所(IHME)は実際にこれより少ないと判断していると紹介した。
IHMEは一日死亡者が4月16日3130人の頂点に達した後、減少し始めて累積死亡者が8万1766人に達すると予想した。
アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長はこの日、ブリーフィングで「少数人種、アフリカ系米国人に不均衡的に被害が与えられていることに大きく懸念しており悲しい」として「糖尿・高血圧・肥満など基礎疾患と劣悪な健康が影響を及ぼした可能性がある」と警告した。ルイジアナ州・イリノイ州などの地域で死亡者の70%以上が黒人になっているからだ。トランプ大統領もそばで「黒人の被害が唖然とする数字」として次に具体的な数値を公開してほしいと述べた。
最終更新:4/8(水) 11:53
米国で新型コロナウイルス(新型肺炎)による死亡者が7日(現地時間)一日に1858人が増えて従来の最多記録より500人以上発生した。最大発生地とされるニューヨークの一日死亡者も再び高騰し始めた。ドナルド・トランプ大統領はこの日「世界保健機関(WHO)が中国中心的な態度で何もしなかった」として「資金支援を再検討する」と明らかにした。
トランプ大統領はこの日、ブリーフィングで「WHOは莫大な金額の米国の金を受け取り、米国がほとんどの資金を出しているのに中国人の旅行を禁止した私の措置を事実上批判して反対した」として「彼らは多くの過ちを犯した」とした。同時に「彼らは初期に多くの情報を持っていたが、何もしなかった。とても中国中心的な態度を見せた」として「5000万ドル(約54憶円)以上を支援するWHOを調査するだろう」とした。
米国で累積死亡者が1万2000人を超えて被害が頂点に達している中、中国人の旅行禁止に反対したWHOに対応失敗の責任を問うということだ。
トランプ大統領はツイッターにも「WHOが台無しにした」として「ほとんど米国の支援を受けるが、どのような理由でか非常に中国中心的」とつぶやいた。また、「われわれはこれについて調べるだろう」と話した。「私は幸いにも中国に米国国境を早く開放するように求める彼らの助言を拒否した」として「なぜ彼らがそんなに誤った勧告をしたのか」とも書いた。
ウォール・ストリート・ジャーナルがこれに先立って社説で「WHOのテドロス事務局長がコロナ事態の根源」としながら「3月11日までパンデミックを宣言せず事態を拡大させた」と批判した。新聞は「ドナルド・トランプ大統領がテドロス事務局長の話を無視して中国旅行を禁止したのはよくできたこと」とほめた。
ジョンズ・ホプキンズ医科大学によると、この日午後9時現在、累積感染者は39万8185人、死亡者は1万2844人となっている。一日新規死亡者が1858人増えて4日には1344人という最多記録を3日で大きく更新した。5~6日には1100人台に下がったが、急増傾向に変わったわけだ。
ニューヨーク州も一日死亡者が731人で4日630人の記録を更新した。5日594人→6日599人で滑らかな曲線が再び上昇しているわけだ。イリノイ州・ルイジアナ州もこの日、それぞれ73人、70人の新規死亡者が発生して一日最多となった。
アンドリュー・クオモ・ニューヨーク州知事は新規死亡者が増えたことについて「死亡率は後行する指標(lagging indicator)」として「入院感染者の割合は落ちたため、ウイルスの拡大傾向は落ち着いている」とした。米国全体の一日感染者も4日3万3300人で、5日2万8200人に落ちた後、6日と7日には2万9600人を維持している。
疾病対策予防センター(CDC)のロバート・レッドフィールド局長もこの日、メディアインタビューで「ホワイトハウスの『10万人~24万人』の死亡予測は米国民の『社会的距離の確保』運動への参加率を50%だと想定したもの」とし「現在90%以上が参加しているので死亡者数をこれよりはるかに減らすことができる」と話した。彼はホワイトハウスの予測モデルは多くの機関の予測を混合したものだったとすれば、ワシントン州立大学保健指標評価研究所(IHME)は実際にこれより少ないと判断していると紹介した。
IHMEは一日死亡者が4月16日3130人の頂点に達した後、減少し始めて累積死亡者が8万1766人に達すると予想した。
アレルギー・感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長はこの日、ブリーフィングで「少数人種、アフリカ系米国人に不均衡的に被害が与えられていることに大きく懸念しており悲しい」として「糖尿・高血圧・肥満など基礎疾患と劣悪な健康が影響を及ぼした可能性がある」と警告した。ルイジアナ州・イリノイ州などの地域で死亡者の70%以上が黒人になっているからだ。トランプ大統領もそばで「黒人の被害が唖然とする数字」として次に具体的な数値を公開してほしいと述べた。
4/8(水) 報知新聞社
元国立感染症研究所研究員で白鴎大教授の岡田晴恵氏が8日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)に生出演した。
【写真】橋下徹氏、田崎史郎氏の「肺炎死者を全員CT検査」発言に「田崎さんやってしまったな」
番組では、安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大を受け東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏と大阪、兵庫、福岡の7都府県を対象に緊急事態を宣言したことを特集した。
番組では会見で安倍首相が「事態は逼迫している。このペースで感染拡大が続けば(東京では感染者が)2週間後には1万人、1か月後には8万人を超える」と述べ、「この緊急事態を1か月で終了するために、人と人との接触を7割から8割削減することが前提だ」と呼びかけた。
岡田氏は首相の会見に「この数値の出所がよく分からないんですけど、ぜひ、このバックグラウンドの数値をもっと公開していただきたいなと思います」と指摘した。
その上で「ただ、言える事は指数関数的に増えていくことなんです。70、80パーセントの人との接触を減らさなければ減っていかないわけじゃないですか。これを国民の呼びかけの自主性だけで行動の変容だけでいけるのか。テレワークの呼びかけもありますけど土日は確かに人は減っているけどウイークデーはまだまだ。これが20、30パーセントにとどまれば結局オーバシュートしていくっていうシミュレーションですから、ちょっとで怖いですね」とコメントしていた。
4/4(土) FRIDAYデジタル
「今まで聞いたことがないぐらい大きな衝撃音が家の中まで届いたと思ったら、ガラガラガラーッという巨大な金属音が10秒以上にわたって鳴り響いたんです。その後、救急車が来たり、警察が2車線を塞いで交通整理をしたりしていました」(近隣住民)
就活女子大生をレイプした自ら「性獣」と名乗る住友商事社員
3月20日の午後11時40分ごろ、東京都中央区築地の晴海通りで、青木敬太容疑者(53)が運転する10トンのダンプカーが、原付バイクに乗ったズッシ・ディペース陸さん(22)を後方からはね、500m引きずったところを現行犯逮捕。逮捕時、青木容疑者の呼気からは基準値の数倍にも及ぶアルコールが検出され、助手席から缶チューハイ2本が発見された。
「運転中に飲んでいたとすれば言語道断ですが、この運転手は自暴自棄になっていた可能性があります。事件とは直接関係ありませんが、コロナ・ショックによる経済の停滞で、ドライバーの仕事が減っています。先行きが不安になって、ヤケ酒をする人が出てこなければいいのですが……」(元警視庁刑事の吉川祐二氏)
これ以上悲惨な事故が起こらないことを願うばかりだ。
『FRIDAY』2020年4月10日号より
最終更新:4/4(土) 8:02
FRIDAY
4/8(水) 読売新聞オンライン
三重県四日市市の市道で3月30日夜、近くの高校1年横山桜緒璃(さおり)さん(15)が車にひき逃げされ、死亡した事件があり、四日市南署は8日、四日市市のとび職の少年(19)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)、道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。少年は容疑を認めているという。
署の発表によると、少年は7日夕、職場の上司に連れられて署に自首した。
4/8(水) 読売新聞オンライン
SNSを通じて知り合った男性の自殺を手助けしたとして、三重県警尾鷲署は8日、いずれも職業不詳の奈良県安堵町の男(35)と東京都北区の男(25)を自殺ほう助容疑で逮捕した。
発表によると、2人は6日夜~7日朝、三重県尾鷲市内の林道に止めた乗用車内で練炭自殺を図り、愛知県半田市の男性(25)の自殺を手助けした疑い。3人一緒に自殺を図ったが、安堵町の男が途中で110番と119番に通報。署員が駆けつけた際、男性は既に死亡していた。