愛知県 大村知事 あす県として「緊急事態宣言」へ 新型コロナ

2020年04月09日 18時13分18秒 | 社会・文化・政治・経済

4月9日 NHK

愛知県の大村知事は、県内で新型コロナウイルスの感染者が増えているなどとして10日午後、県として独自に「緊急事態宣言」を出し、県民に対し、不要不急の外出や移動の自粛を求める考えを示しました。また、政府に対して、法律に基づく「緊急事態宣言」の対象に愛知県を加えるよう要請したということです。
7日、安倍総理大臣が東京など7都府県を対象に、法律に基づく「緊急事態宣言」を行いましたが、感染者数が全国で5番目に多い愛知県は対象となりませんでした。

こうした中、大村知事は9日、記者会見し、県内で感染者数が増えていることなどに触れたうえで、「あす午後、『緊急事態宣言』を愛知県として発出する」と述べました。

そして、「県民にはすでに7都府県への移動自粛をお願いしているが、不要不急の外出自粛、移動自粛をお願いする」と述べました。

また大村知事は県独自の『緊急事態宣言』の期間は来月6日までだとしたうえで、「今月19日までとしていた学校の臨時休校も来月6日まで延長したい」と述べ、来月6日まで県立高校や特別支援学校を休校とし、市町村にも小中学校の休校を要請する考えを示しました。

一方、幼稚園や保育園については、一律に休園は求めず、各施設の事情も踏まえて引き続き開けてもらいたいとしています。

さらに大村知事は政府に対し、法律に基づく「緊急事態宣言」の対象に愛知県を加えるよう要請したことも明らかにしました。

政府は7日の国会で、愛知県の感染状況について、東京などと比較して、感染者の増加のスピードが緩やかで、感染経路が分からない患者の割合も低いなどという認識を示していて、法律に基づく「緊急事態宣言」の対象に加えるかどうかを検討するものとみられます。
官房長官「感染状況を踏まえ専門家の意見を聴く」

菅官房長官は午前の記者会見で、大村知事が「緊急事態宣言」の対象に愛知県を加えるよう政府に要請したと明らかにしたことについて、「緊急事態宣言の対象地域については、感染状況を踏まえて、専門家の意見を聴かなければならないと考えている。いずれにせよ、国民の皆さんには密閉、密集、密接のいわゆる『3つの密』を避ける行動を徹底し、感染拡大の防止に協力をいただきたい」と述べました。
また菅官房長官は午後の記者会見で「専門家と担当の新型コロナウイルス感染症対策推進室で、日々の状況について情報共有などを行っているが、現時点で、愛知県やその他の自治体を対象地域に加えるべきだという評価に至ったという報告は受けていない」と述べました。
名古屋市 河村市長「県独自で宣言はいい 協力したい」

名古屋市の河村市長は記者団に対し、愛知県が独自に「緊急事態宣言」を出すことについて、「法律に基づく『緊急事態宣言』の対象から外されている状態なので、県独自で宣言を出すのはいいことではないか。名古屋市も協力していきたい」と述べました。

そのうえで、「外出すると感染の可能性が高まるのは事実だ。国が『接触の機会を8割減らしたい』と言っているので、そういった気持ちで外出を控えることをお願いしたい」と述べ、不要不急の外出の自粛を市民に呼びかけました。

一方、愛知県が政府に対して法律に基づく「緊急事態宣言」の対象に愛知県を加えるよう求めたことについて、河村市長は「国には東京・大阪・名古屋を一連のものと考え、ぜひ、愛知県を緊急事態宣言の対象地域に指定してもらいたい」と述べました。

そして9日、名古屋市としても政府に対して、「愛知県から緊急事態宣言の対象地域への指定について要請があった際には格段の配慮をお願いする」とする文書を提出したことを明らかにしました。
愛知県医師会「知事の判断を評価」

愛知県医師会の柵木充明会長は「緊急事態宣言」に関するコメントを発表しました。

この中で「愛知県の感染状況は切迫しており、近い将来、東京や大阪のようにならないという保証はない。感染爆発が起きてから社会活動の制限や医療体制の整備をしても遅い」と指摘しました。

そのうえで「愛知県は、軽症者などのための一時生活施設を設置し、いち早く病院の負担軽減に努めている。まだなんとか余裕がある今の時点で、知事が緊急事態宣言の指定地域に愛知県を申請したことは評価する」としています。

また愛知県によりますと県内の医療機関には、新型コロナウイルスの感染者を受け入れるベッドはおよそ250床あり、8日夜の時点で、168人が入院していて、このうち6人が重症だということです。


トヨタ 人工呼吸器など増産支援 医療用フェイスシールド生産へ

2020年04月09日 18時10分24秒 | 社会・文化・政治・経済
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新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、トヨタ自動車は医療の現場を支援する取り組みを発表しました。顔全体を覆う「フェイスシールド」を愛知県内の工場で生産し、医療機関に供給するほか、医療機器メーカーに生産性向上のノウハウを提供し、人工呼吸器などの増産を支援するなどとしています。

発表によりますとトヨタは、新型コロナウイルスの感染拡大で医療現場で不足している「フェイスシールド」を、愛知県豊田市の貞宝工場で生産します。

3Dプリンターなどを使って週に500から600個程度を生産し、医療機関に供給するほか、ほかのグループ企業でも生産の検討を進めるということです。

また、人工呼吸器などを生産する医療機器メーカーに対しては、これまで培ってきた生産性向上のノウハウを提供し、増産を支援するとしています。

さらに、不足が続くマスクや防護服などの衛生用品をトヨタが調達し、医療機関に供給するほか、グループ各社の従業員向けのマスクをデンソーやトヨタ紡織の工場で生産し、店舗の品薄緩和につなげることにしています。

このほか、東京で軽症患者を一時的な滞在施設などに移す際に使う車両として、トヨタが生産するタクシー、「ジャパンタクシー」を活用できないか検討を進めるとしていて、感染拡大が続く中、医療の現場をグループ全体で支援していきたいとしています。

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国内感染4460人(クルーズ船除く)新型コロナウイルス

2020年04月09日 18時06分46秒 | 社会・文化・政治・経済
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7日は東京都で80人の感染が確認されるなど、全国で合わせて361人の感染が新たに発表されました。

日本で感染が確認された人は、空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人なども含めて4460人となっています。

このほかクルーズ船の乗客・乗員が712人で、あわせると5172人となります。

また、東京で新たに1人の死亡が発表され、亡くなった人は
▽国内で感染した人が98人、
▽クルーズ船の乗船者が11人のあわせて109人となっています。

日本で感染が確認された4460人のうち、
▽東京都は1195人、
▽大阪府は481人、
▽千葉県は291人、
▽神奈川県は289人、
▽愛知県は260人、
▽兵庫県は229人、
▽埼玉県は216人、
▽福岡県は199人、
▽北海道は198人、
▽京都府は145人、
▽茨城県は77人、
▽岐阜県は69人、
▽福井県は65人、
▽石川県は55人、
▽高知県は38人、
▽新潟県は37人、
▽大分県は35人、
▽沖縄県は34人、
▽宮城県は32人、
▽和歌山県は31人、
▽群馬県は29人、
▽奈良県は28人、
▽福島県は24人、
▽滋賀県は24人、
▽愛媛県は23人、
▽山梨県は22人、
▽静岡県は22人、
▽熊本県は22人、
▽栃木県は20人、
▽山形県は19人、
▽広島県は19人、
▽山口県は16人、
▽長野県は14人、
▽富山県は13人、
▽三重県は13人、
▽青森県は12人、
▽岡山県は12人、
▽長崎県は12人、
▽宮崎県は12人、
▽秋田県は11人、
▽佐賀県は11人、
▽徳島県は3人、
▽鹿児島県は3人、
▽香川県は2人です。

このほか、
▽中国からチャーター機で帰国した人が14人、
▽厚生労働省の職員や検疫官、それに空港の検疫で感染が確認された人などが合わせて4人です。

厚生労働省によりますと、重症者は7日の時点で国内で感染した人などが80人、クルーズ船の乗船者が8人の合わせて88人となっています。

一方、7日までに症状が改善して退院した人などは国内で感染した人などが622人、クルーズ船の乗客・乗員が620人の合わせて1242人となっています。

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茨城 新たに6人の感染確認 県内計77人に 新型コロナウイルス

2020年04月09日 17時50分39秒 | 社会・文化・政治・経済
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茨城県によりますと7日、県内で新たに6人が新型コロナウイルスしていることが確認されたということです。

新たに感染が確認された6人のうち鹿嶋市の60代の男性は都内で飲食店を経営しているということです。

また、千葉県に住む40代の男性は県内にも家があり、そこで発熱したため検査を受けた結果、陽性だとわかりました。

2人には呼吸困難などの症状があるということです。

さらに古河市の40代の女性は、すでに複数の職員の感染が明らかになっている全日本柔道連盟の職員だということです。

一方、古河市の30代の女性は医療従事者で、勤務先の都内の医療機関に新型コロナウイルスに感染した患者がいるということです。

つくば市の50代の男性は神奈川県にあるNEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構の職員で詳しい感染経路などはわかっていません。

つくば市の30代女性は医療従事者ですでに県内で感染が明らかになっている80代の男性の濃厚接触者として、先月も検査を受け、この際は陰性でしたが、その後、体調不良を訴えたため再び検査したところ陽性だったということです。

4人の症状はいずれも軽いということです。

茨城県内で感染が確認された人はこれで77人になり、7日までに4人が退院したということです。

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4月8日現在までに確認された、茨城県における新型コロナウイルス感染者(ただし、居住者に限る。)は、次のとおりとなっています。
個別事例の詳細については、それぞれの「年代・性別」をクリックしてください。

居住地 年代・性別 検査確定日
茨城県
土浦市 40代・女性 3月22日
阿見町 60代・男性 4月6日
50代・男性 3月18日
 つくば市 30代・女性 4月7日
50代・男性 4月7日
90代・女性 4月6日
30代・男性 4月4日
80代・女性 4月3日
90代・女性 4月3日
90代・女性 4月3日
90代・男性 4月1日
80代・女性 4月1日
90代・女性 4月1日
90代・男性 4月1日
20代・女性 3月31日
80代・男性 3月31日
90代・女性 3月30日
40代・女性 3月28日
50代・女性 3月27日
40代・男性 3月24日
70代・女性 3月24日
80代・男性 3月23日
20代・男性 3月18日
ひたちなか市 30代・男性 3月17日
桜川市 80代・女性 4月1日
70代・男性 3月31日
70代・女性 3月24日
牛久市 40代・女性 4月1日
40代・男性 3月24日
つくばみらい市 70代・男性 4月1日
40代・女性 3月28日
70代・男性 3月27日
龍ヶ崎市 60代・男性 4月3日
70代・男性 3月27日
取手市 50代・男性 4月5日
80代・女性 3月30日
守谷市 20代・男性 4月5日
70代・男性 3月30日
神栖市 0歳・女性 4月6日
60代・男性 4月6日
20代・女性 4月6日
30代・男性 4月3日
30代・女性 4月3日
70代・女性 4月3日
20代・女性 4月3日
20代・男性 4月3日
40代・男性 4月3日
20代・男性 4月3日
30代・女性 4月1日
50代・女性 4月1日
30代・女性 4月1日
30代・男性 4月1日
20代・男性 4月1日
50代・男性 4月1日
40代・男性 4月1日
40代・女性 4月1日
筑西市 30代・男性 4月1日
水戸市 20代・男性 4月1日
鹿嶋市 60代・男性 4月7日
古河市

30代・女性

4月7日

40代・女性

4月7日

40代・男性

4月4日

40代・男性

4月4日

50代・男性

4月3日
常陸太田市 20代・女性 4月6日
60代・男性 4月5日
土浦市 40代・女性 4月6日
古河保健所管内 80代・男性 4月1日
つくば保健所管内 60代・男性 4月5日
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“新型コロナに便乗”電話de詐欺に注意 /千葉

2020年04月09日 17時46分17秒 | 社会・文化・政治・経済

4/8(水) チバテレ(千葉テレビ放送)

 千葉県警によりますと3月5日以降、県内で新型コロナウイルスに便乗した電話de詐欺と思われる不審な電話が16件確認されているということです。

 警察官や市役所職員、息子を騙った電話が多く、「コロナについて調べている」「コロナで体調が心配だ」などと高齢者の不安を煽ってから現金を要求してくるケースが確認されています。

 実際に現金が騙し取られた事件もあり、千葉市内に住む70代の女性宅には3月31日から4月2日にかけて息子を語った男から「会社でコロナの検査をしたけど陰性だったよ」「なくした鞄の中に小切手が入っていて金が必要」と電話があり、女性は後日自宅に来た別の男に現金700万円を渡してしまったということです。
 また4月3日、千葉市内に住む80代の女性の家には息子を装った男から「コロナの話をすると金を下ろしやすいよ」と不審な電話があり現金200万円が騙し取られたということです。

 新型コロナウイルスに便乗した高齢者の不安を煽る手法ということで、県警は「不審な電話があったらすぐに通報してほしい」と注意を呼びかけています。

 

【新型コロナ】藤沢で4人の感染確認 1人は中央省庁勤務の国家公務員

2020年04月09日 17時40分10秒 | 社会・文化・政治・経済

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、藤沢市は9日、同市内に住む30代~80代の男女4人の感染が新たに確認されたと発表した。80代の男性は重症、ほか3人は軽症という。

【新型コロナ記事まとめ】地域医療、最前線の奮闘

 このうち、50代男性は神奈川県警藤沢北署員で、8日に感染確認が公表された同署の60代男性警部補(茅ケ崎市在住)とは異なる職場という。3日に発熱や倦怠感などの症状が出て、同日から出勤していない。別の50代の男性は東京都内の中央省庁に勤務する国家公務員で、発症した前日の3日まで勤務していた。

 同市内の感染者は23人となった。

 




高齢者グループホームで8人集団感染

2020年04月09日 17時36分44秒 | 社会・文化・政治・経済

4/9(木) tvkニュース(テレビ神奈川)

横浜市は、市内にある高齢者のグループホームでこれまであわせて8人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。市内では初のクラスターに相当するとしています。

横浜市では8日20代から90代の男女18人の感染が新たに確認され、そのうち6人が市内にある高齢者のグループホームの70代から90代の入居者だということです。6人はいずれも軽症です。この施設ではこれまで60代の女性職員と90代の男性入居者の感染がすでに確認されていて、あわせて8人が感染したことから市は、「市内で初めてのクラスターに相当する」としています。

施設は2階建てで集団感染が発生したフロアの別の職員2人にも症状がみられていて、今後、この2人を含む濃厚接触者の職員12人と入居者2人のあわせて14人に対し検査を行っていくということです。

 

 




<新型肺炎>34人感染…1人死亡 さいたま、川口、毛呂山、志木など確認 所沢の院内感染は計7人に

2020年04月09日 17時29分08秒 | 社会・文化・政治・経済

 埼玉県やさいたま市、川越市、川口市は8日、県内に住む60代男性が死亡し、10~90代の男女計34人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。県内の死亡者数は5人になった。感染者の内訳は県管轄で25人、さいたま市1人、川越市2人、川口市6人。同日までに県などが確認した県内感染者は253人(チャーター便帰国者含む)。すでに35人が回復し退院している。

<新型肺炎>17人感染…東松山、さいたま、草加、川越、越谷、川口で確認 感染者の同僚、歌手ら

 県によると、感染が確認されたのは毛呂山町、和光市、志木市などの10~90代の男女25人。死亡した男性が居住する市町村について県は「遺族の同意が得られていない」として非公表とした。重症者は8人。県は同日午後6時までに軽症や無症状の患者78人が入院せず、自宅待機している状態と明らかにした。

 これまでに複数の感染者が出ている所沢市の明生病院では新たに医療従事者の30代男性と31日まで入院していた60代と90代の男性患者2人の感染が判明。同病院に関係する感染者は7人となった。同市ではほかに40~70代の男女3人の感染が確認された。

 県内医療機関に勤務する県外在住の医療従事者2人の感染が7日に判明し、8日にも別の県内医療機関に勤務する戸田市の50代医療従事者の女性の感染が判明した。

 入間市の50代会社員女性は3月下旬に県外に外出した際に会っていた知人が後に陽性者と判明。31日や4月6日に熱などの症状があった。知人とは感染拡大のリスクが高いとされる「3密(密閉、密集、密接)」の状況下だったという。

 さいたま市によると、感染が確認されたのは会社員の60代男性。現在、意識不明の重症で入院中という。市は感染経路などを調査している。

 川越市によると、感染が判明したのは飲食業の20代男性と自営業の30代男性。20代男性は2日に味覚・嗅覚異常があり、4日に市内の医療機関を受診。自営業の30代男性はせきなどの症状があり、7日に検査して発覚した。

 川口市によると、新たに陽性が確認されたのは30~70代の男性4人、女性2人。うち30代、50代、60代の男性3人はいずれも都内の会社に通う会社員で、3月末ごろから発熱や下痢が続いていた。残りの70代無職女性、40代無職男性、40代主婦女性は感染が判明した人の同居家族だった。

 




ヤングケアラープロジェクトとは

2020年04月09日 17時16分44秒 | 医科・歯科・介護

勉強や仕事をしながら家族を介護する子どもたち・若者たちがいます。介護を担うことで多くのことを学び、家族との結びつきを強く感じたり、判断力が磨かれたりする一方で、介護をすることによる悩みや困りごとも抱えています。 役割・責任が、その年齢に不釣り合いなものであるとき、心身の発達や人間関係・就学・就職などが影響を受けているとき、自らの社会生活や家庭生活・人生設計に影響があるときにはサポートが必要になります。

若い世代のケアラーを支えるしくみを一緒に考えていきましょう。
 

ヤングケアラープロジェクトの5つの柱

1) ヤングケアラーの実態とニーズの把握、および調査方法の開発
2) 効果的な支援プログラム作り・ツールの開発
3) 人材育成(専門職と市民)
4) 支援の推進体制についての提案
5) ヤングケアラーについての啓発・広報

ヤングケアラーとは

◎ヤングケアラー(子どもケアラー)
家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子どものことです。ケアが必要な人は、主に、障がいや病気のある親や高齢の祖父母ですが、きょうだいや他の親族の場合もあります。

◎若者ケアラー
18歳~おおむね30歳代までのケアラーを想定しています。ケアの内容は子どもケアラーと同様ですが、ケア責任がより重くなることもあります。若者ケアラーには、子どもケアラーがケアを継続している場合と、18歳を越えてからケアがはじまる場合とがあります。

◎子どもたち・若者たちが担っていること
・家事:料理や洗濯、掃除など
・一般的なケア:投薬管理、着替えや移動の介助など
・情緒面のサポート:見守り、声かけ、励ましなど
・身辺ケア:入浴やトイレの介助
・きょうだいの世話:世話、見守り
・その他:金銭の管理、通院の付添い、家計を支えるための労働、家族のための通訳など

 

 

 


介護する子ども3.7万人 15~19歳 8割、通学中 毎日新聞調査

2020年04月09日 17時02分24秒 | 医科・歯科・介護
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毎日新聞<time style="line-height: 1.4;">2020年3月22日 </time>

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東京都内、新たに180人以上の感染確認…2日連続で最多更新

2020年04月09日 16時56分55秒 | 社会・文化・政治・経済

4/9(木) 読売新聞オンライン

東京都内で9日、新型コロナウイルスの感染者が新たに180人以上確認されたことがわかった。1日当たりの感染者としては、8日の144人を上回って2日連続で最多を更新した。累計の感染者は1500人を超えた。


飲食店の酒類テークアウト販売 期限付きの免許付与を検討 国税庁

2020年04月09日 16時56分55秒 | 社会・文化・政治・経済

 国税庁は、新型コロナウイルスの感染拡大で経営に重大な影響を受けているレストランなどに対し、ワインや日本酒といった酒類を料理と共にテークアウト(持ち帰り)販売できるよう、特例として期限付きの酒類小売り販売免許を付与することを検討している。関係者が明らかにした。外出自粛で客足や売り上げが激減した飲食店などからは、売り上げ確保のため酒類の販売を認めてほしいとの声が上がっていた。

【図解】新型コロナ予防、すぐにできる四つのこと

 関係者によると、特例制度では地元の税務署に申請すれば、早期に免許を付与する方向だ。特に要望が強かった在庫の販売、量り売りを認める。

 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛要請などを受け、飲食業界の売り上げは大幅に減少しているとみられる。飲食店関連情報サイト「飲食店.COM」の会員415人を対象に「シンクロ・フード」(東京都渋谷区)が実施したインターネット調査(3月中旬)では、2月の売り上げが前年同月比で減ったとの回答は6割に達したという。回答者の3分の2が1店舗運営で、54・5%が東京の店舗だった。

 飲食店関係者からは「このままでは潰れてしまう。テークアウトの料理に酒類をつけたり、在庫のワインなどを販売したりすることができれば、売り上げが出る。認めてほしい」といった声が上がっていた。料理店に酒類や食材を提供する卸や生産業者への影響も懸念されている。

 米国のニューヨーク州では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、レストランに酒類や食物の販売中止を求めた際、テークアウトで食物と合わせたワインなどの販売を3月中旬から認めている。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 




殺菌効果は半永久 ウイルスの不活性を早める銅繊維シート開発 新型コロナ

2020年04月09日 16時51分39秒 | 社会・文化・政治・経済

 群馬大学発のベンチャー企業「グッドアイ」(群馬県桐生市)と銅箔(どうはく)糸メーカーの「明清産業」(前橋市)が、付着したウイルスの不活性を早める銅繊維シートを開発した。シートには、半永久的な殺菌効果があり、人体には無害。使い捨てマスクなどの上を覆ったり、電気スイッチのカバーにしたりして応用できれば新型コロナウイルスの予防策になるという。

【図解】新型コロナ予防、すぐにできる四つのこと

 米国内の研究では、新型コロナウイルスの生存(活性)期間は銅の表面では4時間。プラスチックやステンレスの48~72時間に比べて、極端に短いと報告されている。

 今回開発した繊維は、銅の表面に可視光応答型の光触媒が塗布されており、光が当たると強い酸化力を持った物質が発生し、ウイルスや菌を分解する。大腸菌を使った実験では、銅繊維シートが銅単独よりも1000倍の抗菌効果があると確認された。

 群馬大の板橋英之教授は「感染拡大防止の切り札になる素材で、早く世に出したい」と話す。マスクや手袋などに加工し、製造販売できる企業を募集している。【道岡美波】

 




関根潤三氏が死去 大洋、ヤクルトで監督 93歳

2020年04月09日 16時32分35秒 | 野球

プロ野球の大洋、ヤクルトで監督を務めた関根潤三氏が死去したことが9日、分かった。93歳。

【写真】長嶋一茂のヤクルト入団会見に臨む関根潤三氏

関根氏は1927年(昭2)3月15日、東京都生まれ。日大三中(現日大三高)から法大に進み、投手として東京6大学リーグ通算41勝。49年10月には、来日した米3Aサンフランシスコ・シールズ相手に延長13回を投げ抜いた。50年近鉄入団。投手として通算65勝を挙げ、57年に志願して打者に転向。打者としては通算1137安打、59本塁打を放った。防御率10傑入り1度、打撃10傑入り5度を記録。オールスターには5度出場し、53年は投手、63年は外野手としてファン投票選出。65年に巨人で1年間プレーし引退。引退後は70年の広島打撃コーチ時代に山本浩、衣笠らを育て、巨人では75年ヘッドコーチ、76年2軍監督。大洋(現DeNA)、ヤクルトでは監督を務めた。03年には野球殿堂入りを果たしている。


芸能人のコロナ感染者は「40代が多い」ウラ事情

2020年04月09日 16時23分57秒 | 社会・文化・政治・経済
主力だから人との接触回数が断トツ

志村けんさん(享年70歳)が亡くなった動揺がいまだ収まらない中、芸能人の新型コロナウイルス感染者がジワジワと増えている。

【追悼】志村けんさんがこよなく愛した「酒と麻布十番と美女たち」

ここまで主に報じられてきた芸能人を順に挙げていくと……『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)主演俳優の小宮璃央(17歳)、脚本家・俳優・ミュージシャンの宮藤官九郎(49歳)、ケツメイシのボーカル&MC・RYOJI(45歳)、森三中の黒沢かずこ(41歳)、ピン芸人のゴリけん(46歳)、お笑いコンビたんぽぽの白鳥久美子(38歳)。

あらためて見ると、その大半が40代であることに気づくのではないか。日本サッカー協会の田島幸三会長(62歳)、阪神タイガースの藤浪晋太郎(25歳)、伊藤隼太(30歳)、長坂拳弥(25歳)、ヴィッセル神戸の酒井高徳(29歳)、北京五輪陸上銀メダリストの塚原直貴(34歳)、プロ野球解説者の梨田昌孝(66歳)のアスリート系と比べると、いかに偏っているかがわかるだろう。

実際、業界内では「また40代か……」、ネット上にも「何で40代ばかり?」という声があがりはじめているし、「まだまだ40代芸能人の感染者は増える」とも言われている。なぜ芸能人は40代の感染者が多いのか? テレビ局員、芸能事務所スタッフ、芸能記者から集めた情報をもとに、その理由を挙げていく。

◆ある芸能関係者が語る

芸能人の感染者に40代が多い理由は複数に渡る。なかでも番組制作スタッフたちが真っ先に語るのは、「40代は現在の主力世代で、最も層が厚いから」。たとえばバラエティなら、MCもひな壇も40代が主力であり、上下の世代をリードし、フォローする形で番組を盛り上げている。

キャリアとスキルを兼ね備えた40代芸能人は、多くの共演者やスタッフの参加する番組・イベントへの出演が多いほか、終了後の食事会や打ち上げなど多方面からの誘いがあり、人との接触回数は断トツで多い。

また、「売れっ子ゆえのストレス解消や過信もあるかもしれない」と指摘する声もあった。芸能人の感染者は「感染経路が不明」というケースが多いことも、その裏付けのようになっている。

一方、不幸中の幸いか、現場の努力によるものか、まだ収録現場でのクラスターは発生していない。しかし、もしクラスターを発生させ、その中に重傷者や死者を出してしまったら……その番組は打ち切りの危機にさらされるだろう。それだけに各局が次々に収録休止を発表しはじめたのは当然と言える。

では、他の世代はどうなのか。ある老舗芸能事務所のマネージャーは、「今の10代・20代の芸能人はゲーム、アニメ、料理などインドアな趣味の人が多いし、30~50代と比べると飲みに行かない」。

さらに、「慎重でバッシングを恐れる人が多いから、今の時期はむやみに出歩かないと思う」とも語っていた。実際、「〇〇が不謹慎飲み会」などと週刊誌に報じられたり、「朝までバーで飲んでいた」などと告発ツイートされたりしたら芸能活動に悪影響が出るだろう。

一方、高齢層の芸能人について、ある芸能記者に話を聞くと、「高齢層の芸能人は相当警戒しています。3月には『自分が感染者になって死ぬのも嫌だけど、それ以上に迷惑はかけられない』とオファーを断る人も少なくなかったようですから」という。

また、私自身ある情報番組の収録現場で、スタッフが60代の出演者をとびきり手厚くサポートする様子を見かけた。志村さんの感染が報じられてから、高齢芸能人に対する感染対策はこれ以上ないところまで徹底されているように見える。

密かに自宅待機中の“隠れ感染者”も?

情報を集めているうちに気になる声を耳にした。それは、ある制作会社のスタッフから聞いた「芸能人の中には『感染しているのかも』と噂されている人がいる」という声。所属事務所と相談して、「発熱やのどの痛みなどの軽い症状だったら、仕事にも検査にも行かず自宅待機して、世間への公表を避けている」という芸能人がいるかもしれないというのだ。

あくまで真偽不明の噂レベルに過ぎないが、このような“隠れ感染者”の話が真実だったとしても、レギュラー番組の多い40代の売れっ子芸能人にこのようなごまかし方は通用しない。感染の疑いがある段階で番組を休み、公表しなければいけない立場の売れっ子芸能人に逃げ場がないのは間違いないだろう。

ただ、40代の売れっ子芸能人が感染の事実を明かすことの社会的意義は大きい。3月31日、宮藤官九郎は「まさか自分が、と過信してしまいました」「罹った今も、なんで自分が? と信じられない気持ち」などの率直な心境をコメント。世間の人々に、誰もが感染のリスクがあることを臨場感たっぷりに伝えた。

その後4月6日、宮藤は自身のラジオに「新型コロナウイルスは噂通り手強くしぶといですが、『お若いから治りも早いですよ』というサービストークに乗せられて少しずつ快方に向かっています」というメッセージを寄せた。

黒沢かずこが森三中のYouTubeチャンネルに音声コメントを寄せて経過を公表したことも含めて、彼らの言葉は影響力が大きく、新型コロナウイルスへの怖さを人々に感じさせている。

ようやく各局で次々にロケやスタジオ収録の休止が発表されているが、このところ感染経路不明のケースが増えている状況を見れば、まだまだ40代芸能人の感染者は増えるのかもしれない。そのとき、どんなコメントを発信し、どのように振る舞うのか。世間の人々は無事を願うだけでなく、その姿勢に注目している。

文:木村隆志
コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。ウェブを中心に月20本強のコラムを提供し、年間約1億PVを記録するほか、『週刊フジテレビ批評』などの番組にも出演。取材歴2000人超の著名人専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、地上波全国ネットのドラマは全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。