生前は小誌など一部メディアしか報じていなかったジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題。彼が死去して4年が経ち、その実態が次々と明るみに出てきている。7月9日にジャニー氏の命日を迎える今、性加害問題を総力取材した「週刊文春」の特集記事を振り返る。

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〈実名証言〉肛門性交強要、ジュニアをパンツ1枚で写真撮影…ジャニー喜多川「性加害の実態」

 

 場所は「合宿所」と呼ばれる自宅やホテル。夜中に部屋を訪れて、マッサージから始まり、行為の翌日にお金を渡す。だが性加害はそれだけではない。新たな3人の被害者の証言から、エスカレートしていった“実態”に迫る。

 

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【音声番組】「彼は知っているんですよ、見ているんだもの」元男闘呼組・土田一徳が“怒りの告発”を決意した理由〈取材記者が明かす〉

 

 昨年から活動を再開したジャニーズ出身のロックバンド・男闘呼組。その元メンバーの土田一徳氏(53)が、ジャニー喜多川氏の性加害について、「週刊文春」の取材に語りました。土田氏の身に何が起こったのか、なぜこのタイミングで告発をすることを決意したのか。取材した記者が解説します。

 

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「東山君、知ってるでしょ」元男闘呼組“土田一徳” 怒りの告発 元ジュニア「無理です」と逃げたら翌日からシカト

 

 ジャニー喜多川の性加害を拒否してジャニーズを辞めた。

 

 男闘呼組の元メンバーが明かす異常な合宿所の真実。

 

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【音声番組】ジャニーズ性加害 告発者攻撃が止まらない 嵐・櫻井「憶測発言」から急増した“誹謗中傷の中身”

 

〈嘘つきは黙ってろ!〉〈売名行為すんな〉……。カウアン・オカモト氏や橋田康氏ら、ジャニー喜多川氏の性加害を告白した元ジュニアたちに対して、ジャニーズの熱狂的なファンを名乗る複数のアカウントから、執拗な誹謗中傷が相次いでいることが「週刊文春」の取材でわかりました。長らくジャニーズ性加害問題について取材を続ける記者が現状を解説します。

 

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ジュリーが頼る次原悦子社長は全社員にハグ要求

 

「第三者委員会と受け取ってもらって差し支えない」
 

 6月12日、ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて発足した「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見。座長の林眞琴前検事総長は、こう言ってジャニーズ事務所からの独立性をアピールしたが……。

 

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櫻井翔「憶測発言」でジャニーズファンから〈死ね〉〈売名〉告発者攻撃が急増

 

〈嘘つきは黙ってろ!〉〈売名行為すんな〉
 

 カウアン・オカモト氏や橋田康氏ら、ジャニー喜多川氏の性加害の告発者たち。彼らを攻撃するジャニーズファンも守護神の一員だ。

 

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【音声番組】〈取材記者が明かす〉「6人くらいとした」性加害を告白 “ジャニーズ元マネージャーX氏”の正体

 

 ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡って、事務所の男性マネージャーもタレントたちに性加害をしていたことが「週刊文春」の取材で新たにわかりました。マネージャー本人が告白しています。現社長である藤島ジュリー景子氏が「知らなかった」と語った、創業者の性加害。しかし実際にはスタッフがジュニアたちをホテルに送るなど、事務所ぐるみで行われていたことが明らかになっています。一体、何が起こっていたのか? 継続して取材を続ける担当記者が解説します。

 

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「どうか未来の子どもたちを守ってください」元ジャニーズタレントが国に訴えた

 

「政治家の皆さんの力で、どうか未来の子どもたちを守ってください」――。そんな願いとともに手渡された分厚いファイルには、11日間で集まった約4万人の熱い想いが収まっている。

 

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マネージャーもジュニアを性加害「ジュリーっ子」を自称する男が…

 

 現社長が「知らなかった」と語った、創業者の性加害。だが実際にはスタッフがジュニアたちをホテルに送るなど、事務所ぐるみで行われていた。さらに今回、スタッフもタレントに手を出していたことが発覚したのだった。

 

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白井一幸社外取締役のコンプラ違反 大谷連れまわし事件と15年不倫

 

「火中の栗を拾うのか? と周りからは言われましたが、私は迷いなくお受けすることを決めました」

 

 創業以来の危機を迎えているジャニーズ事務所。立て直しを任された“名参謀”はこう決意を語ったが――。

 

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ジャニーズ性加害はなぜ罰せられないのか

 

 続々と現れるジャニー喜多川氏の性加害を告発する元タレント。だが生前、彼が刑事罰に問われることはなかった。再発防止の法改正を「パフォーマンス」と語る議員まで現れる始末。ジャニー氏の罪は本当に裁けないのか。

 

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【音声番組】〈ジャニーズ性加害取材班の解説〉お尻の穴に股間をなすりつけ…“デビュー組“「忍者」元メンバーが明かしたジャニー氏の性加害の実態

 

「ジャニーさんがいつ来るんだろうと怯えていました。じゃあ、辞めればいいじゃんという話なんですけど、それが被害なのかどうかが、わからない歳だったから」。こう重い口を開くのは、ジャニーズ事務所のアイドルグループ「忍者」の元メンバー、志賀泰伸氏(54)。6人組グループの忍者は、美空ひばりの『お祭りマンボ』をリメイクした『お祭り忍者』で1990年8月にデビューしたジャニーズきっての人気グループでした。ついに、紅白出場のデビュー組から語られたジャニー氏による性被害。志賀氏が語った告白を、取材記者が解説します。

 

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ジャニーズ「未成年者への性加害」 企業はどうする?

 

 ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の性加害を巡る問題で、今週も大きな動きがありました。CDデビューを果たし、紅白にも出場した元「忍者」のメンバー・志賀泰伸さんが、デビュー組として、初めて性被害を告白したのです。これまで、ネットを中心に、被害を告白した元ジュニアの人たちに対して「デビューできなかった腹いせに告発している」とか「ジャニーさんはテレビで活躍しているタレントには手を出さなかった」などと中傷する人たちがいましたが、それが何の根拠もない嘘であることがはっきりしました。

 

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「ジュリーさん知ってたでしょ」元忍者・志賀泰伸が初告白 紅白に出場した人気グループも被害者だった

 

「15歳で事務所に入り、30回以上は性的な虐待を受けました」。摂食障害で体重は42kgに減るが、他のメンバーからは「オキニだもんな」。フラッシュバックに悩み、今も通院している。近藤真彦は小誌の取材に…

 

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2人の元ジュニアが新告白 人気アイドルは僕に言った。「昨日、入れられちゃった」

 

 果たしてスポンサー企業はジュリー社長の説明に納得したのか。そこで「週刊文春」はジャニーズタレントがCM出演をしているスポンサー企業など116社(公的機関も含む)をリストアップ。電通・博報堂・ADKの大手広告代理店3社と合わせた119社に緊急アンケートを実施した。

 

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ジャニーズ性加害問題 24年前の担当記者「被害少年は私の前で泣いた」

 

 24年前、『週刊文春』は14週にわたり、ジャニー喜多川氏の性加害についてのキャンペーン報道を行った。当時、記者として取材をしていたのが、ジャーナリストの中村竜太郎氏だ。彼は藤島ジュリー景子社長の説明に「誠意を感じられなかった」と語る。

 

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