SNSアカウントが凍結される 「外国人参政権を進めている」

2024年12月22日 00時22分41秒 | 事件・事故

兵庫県知事選の選挙期間中、SNSアカウントが凍結されるなどとして、立候補していた稲村和美さんの後援会が提出していた告訴・告発状について、警察が受理したことが分かりました。

後援会によりますと、選挙期間中に前尼崎市長の稲村和美さんを応援するXのアカウントがうその通報で凍結されたことなどを巡り、兵庫県警に提出していた、偽計業務妨害の疑いと公職選挙法違反の疑いの告訴・告発状が、20日朝受理されたということです。

後援会は選挙期間中、稲村さんの後援会が開設したXのアカウントが、うその通報で二度凍結されるなど投稿ができない状態となり、選挙活動が妨害されたとしています。

この他、「県庁の建て替えに1千億円かける」「外国人参政権を進めている」などのうそがSNS上で投稿拡散されたことが、公職選挙法違反の疑いに当たるとしています。 今後、後援会は警察の捜査に協力していきたいとしています。

 

前尼崎市長の稲村和美さんは今年11月の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦知事に約13万票差で敗れました。後援会によりますと、

 

SNS上で「外国人参政権を推進している」などといったデマが拡散。このため後援会は11月、複数のアカウントに対し、公職選挙法違反の疑いで警察に告発状を提出していましたが、12月20日午前、受理されたということです。  

(津久井進弁護士)「SNSを利用した新しいタイプの選挙活動であったからこそ、犯罪類型にスポットをあてて、きちんとあるべき姿を追求してほしい」  

稲村さんの後援会をめぐっては、うその通報で後援会のアカウントが2度凍結されたとして刑事告訴していた件も、受理されています。こうした状況に斎藤知事は…

 (兵庫県 斎藤元彦知事)「SNSについては、やはり適切に県民・国民のみなさんが利用することが大事だと思います。兵庫県でも(SNSの利用に関する)条例の制定など準備を進めています」

▼MBS NEWS HP https://www.mbs.jp/news/


最新の画像もっと見る

コメントを投稿