7/12(水) 10:30配信 日刊ゲンダイDIGITA
阪神にとって大きな1勝だ。
11日の2位DeNAとの直接対決。
投げては約1カ月半ぶりに一軍復帰した青柳(29)が7回2失点の好投で今季3勝目(3敗)、打ってはドラ1新人の森下(22)が2安打1打点と活躍し、ゲーム差を2に広げた。
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岡田監督も快勝に目を細めていたが、18年ぶりの優勝に向けてまだまだ安心はできない。
シーズンの折り返しを迎えた今もなお、打順を固定できないからだ。
3番のノイジー(28)はこの日、5打数1安打で3三振に終わるなど打率.236、5本塁打、29打点と物足りない数字が並ぶ。
長打率.316は、今季本塁打ゼロの阪神・木浪(.336)、中日・大島(.312)と同レベル。
今季限りで解雇されるのは間違いない。
6番のミエセス(27)も、この日は2打数無安打で途中交代。
打率.207、4本塁打では、ノイジーと一緒にオサラバだろう。
最も深刻なのは5番の佐藤輝明(24)だ。6月25日には打撃不振で二軍落ち。
今月5日の再昇格後も19打数2安打とサッパリで、打率はついに.220まで落ち込み、本塁打も6月16日以降出ていない。 岡田監督もこの3連戦前に、「(このまま)終わってしまうか、終わらんかやろ。もっとええ選手で、あかんようになったのはいっぱいおる」と奮起を促したものの、ある球団OBは「弱点である内角攻めを克服するには打撃フォームを大幅に改造するしか手はない。
今のドアスイングにこだわり続ければ、本当にこのまま終わりかねない」と指摘する。
岡田監督が3、5、6番を固定できれば優勝にグッと近づくが……。
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