レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

三十万御礼とYoutuberへの路 の続き

2019-07-21 00:00:00 | 日記
「夏」が続くレイキャビクです。先々週の週末から先週始めにかけては少し曇りがちで雨も降りました。七月中旬を超えると、毎年、なんか大気が不安定になるような印象を持っています。ですが週の後半は持ち直して「暑い」とさえ感じる時がありました。せめてあと二週間、七月いっぱいはこの調子が続いてくれますよう。

本題に入る前にお知らせがあります。先週の水曜日、ついにこのブログを覗いてくれた訪問者の方々の総数が、延べで三十万に達しました。(⌒▽⌒)




訪問者IPS延べ数三十万 感謝でございます 


ブログ開始が2012年の夏でしたから、苦節七年?なんの取り柄もないようなマイナーのブログで、一日あたりのお客さんの数もそう大きなものではありません。ブログ開始から昨日で2520日なのだそうです、ブログのくれる情報によると。それで延べ数300282人ですから、一日あたり百二十人弱。(^-^;

それでも三十万に到達したというのは、まさしくチリも積もれば...じゃなくて、飽きずに覗いてくださる皆々様のおかげです。

ありがとうございます。m(_ _)m
これからもマイナーのままでポツポツと歩いていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

さて前回は、冒頭で「この夏にやりたいことがある。それはYoutuberになることだ! なんのビデオ?キリスト教をアピールするためのもの」というようなことを話し始めたのですが、途中で終わってしまいました。その続きです。

決してオレオレ的な乗りの牧師ではないワタシが、なぜキリスト教PRのビデオ作りを思いついたかというと、それは難民の人たちとの定期的な集会をお世話するようになってから、「もっとキリスト教について、教会について知りたい」というリクエストが増えてきたのです。

これまで四年間で五十人以上が洗礼を受けました。圧倒的多数はイラン、アフガニスタン、あるいはイラクにいたクルド人の人たちです。

この人たちと教会生活を共にするうちに、「誰かが誘えば教会に来るのに」とか「教会に行きたいんだけど、周囲の目がちょっと...」という事例をいくつも知ったのです。

「周囲の目」というのは、例えばアフガンからの人は基本的にイスラム教徒ですので、教会に出入りしているのが他に知られたりすると、いろいろ人間関係が難しくなるようなことがあることを指しています。

(角が立たないように、婉曲に表現していますが、実際はもっとえげつないものがあります。誤解を避けるために強調しておきますが、人間関係を難しくするような人は「一部の人であって、皆ではない」ということです)

そこで、思いついたのが「じゃあ、動画はどうだろう?」ということでした。動画というのは、基本的に自分で見たいものを見るわけですから、興味がない人には迷惑がかからないし、かつ継続性があるので、なにがしかの「関係」をつくることができるかも、というのが気に入った点でした。




教会自体は良い画になると思うのですが 私のいるブレイズホルトゥス教会


これらは、私自身の実体験から出てきたことです。去年の夏はダイエットと筋トレに夢中でしたが、その過程で、それらの方面のYoutubeの世界へ入っていったわけです。見る側として。

五十代最後の夏の密やかな楽しみ

「梅雨」の夏 W杯 そしてサイヤマン


Youtube界にはそれまでまったく「ゼロ」の興味しかありませんで、昔懐かしい歌を聴きたい時、スマフォとかを買う際の口コミチェックに見る程度。多少まとめてみたのはかっこいいマツダのCX3を買う前の情報集めの時くらいです。

それがYoutube界に触れるようになり約一年。今度は「自分でやってみようか?」という天啓、インスピレーション、血の迷いを授かってしまったわけです。

ところがおなじYoutubeでも、見る側と提供する側ではまったく別の世界。だいたいビデオカメラなんて、子供たちがそれなりに幼少の頃以来まったく触ってもいません。iPhoneは別ですが。

加えて、動画制作にはどのような準備をする必要があるのか?器材は何が必要なのか?手順は?編集はどうやってする?等々、様々な情報や知識が必要になります。

それでまずは、春先にAmazon Japanから「Youtube活用方」とか「簡単な動画作り」に関する本を何冊か調達。下調べを始めました。同時にYoutubeでも同じようなテーマのものをいくつか見始めました。

Youtubeとはいっても、私の場合はものすごい数のviewを得るとか、そういうことが目的ではないので、巷の「活用法」がそのまま役に立つわけではありません。それでも「なるほど」と気付かされることは多々あります。

例えばYoutubeの場合、ひとつの動画の質の高さは問題ではない。継続して流すこと。それで人の通う「プラットーフォーム」作りを目指すのだ、というようなこと。なるほどー。これは私の場合にもピッタシかんかんです。古くてスミマセン。




勉強することは山とあります


ついで六月始めに日本へ帰省した際、ビデオカメラ等々の「器材」の下見にも行きました。ヨドバシカメラとかビックカメラは、私にとってはアミューズメントパークのようなもので、これは楽しい訪問です。

子供たちがビデオで撮るほど可愛くなくなって以来のビデオですから(^-^; 、当然様変わりしています。

まず感じたことは、やはり携帯のビデオ機能がものすごく発展したからなのか、製品の種類がそんなに多くないですね。パナソニック、SONY、JVC 、それぞれ一二種しかないような。

それに、カメラにもビデオ機能が付いてるのが普通のようだし。カメラの方がいいのかな?

そこで、お邪魔したビックカメラの有楽町駅前店では、Yさんという女性の店員さんにいろいろお尋ねしました。「カメラのビデオ機能は、30分以上の連続撮影にはむかない」「音声、特に話者の声をきちんと取るには、マイクロフォンを外付けした方が良い」等々を教えていただきました。ありがとうございました。m(_ _)m

ちなみにお尋ねする前に、「仕事でPR用の動画を作らねばならないのだが、その動画とはレクチャーとインタビューの中間のようなもので...」と説明。Youtubeなんて一言も言いませんでした。

「おじいちゃんがいまさら?」とか内心で思われたくなかったですから。それに「キリスト教の布教用」とかいうのも一言もなし。そんなこと宣うのなら一発ケリを受ける覚悟がいるかも。

とにかく、Yさんに丁寧に説明を受けましたし、納得できましたのでパナソニックの4Kビデオカメラ一器お買い上げ。ついでに外付けのマイクロフォン、LEDのライト、SDカード、予備のバッテリーパックもお買い上げ。

結構いい出費になりましたが、これらは全部自腹です。そんなもの全部予算に計上していたら、何年も待つ羽目になります、教会では。それに部分的には「オラの趣味」的な気分は自分でも持っているので、始めからある程度の出費は覚悟していました。

趣味的に「静〜〜〜か」に始めたいのです、このプロジェクト。誰にも気付かれないように。って、それじゃやる意味がないだろ。

さらに本屋さんで、編集に関わるガイドブックも何冊か購入しました。編集用のプログラムもいろいろあるようですが、これは現在もまだ検討中です。始めのうちはマックに付いているiMovieで十分のようですから、まだ時間があります。

なんて言っているうちに、もう七月も十日余りのみ。そろそろ実際に試作品を作らないと...

試作品ができたあたりに、また皆さんに初老男のYuotube挑戦の顛末をお伝えしたいと思います。


藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com

Home Page: www.toma.is

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