峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

へうげもの信長(菊人形)

2012年10月30日 | 歴史
毎年10月末から11月にかけて行われる岐阜公園の菊人形・菊花展展。先週その準備の様子をレポートさせてもらいましたが、なんといってもメインは菊人形の展示です。

そして題材はいつも織田信長です。
2009年は「ルイス・フロイスに食膳を運ぶ信長公」
2010年は「信長、まむしに会う」
2011年は「信長とゆかりの姫 浅井三姉妹」でした。明らかに大河ドラマ「江」の影響です。



では、今年はというと、「茶を愛した信長の思い」だそうです。なんじゃそれ?



解説によると部下の領土的欲求を満足させるのは青天井ですが、それに代わるものとして当時流行しかけていた茶の湯を名誉欲として位置づけたとしています。そういえば信長の家来関係から茶器に入れ込んだ人物、古田織部がいました。千利休なきあと、茶の湯の宗匠格となった人で、織部焼の推進者でもありました。

織部は信長の側にいて茶器に途方もない値打ちが付くことにカルチャーショックを受けて、茶の湯にのめりこんだとNHKアニメ「へうげもの」でも紹介されています。そう、これはそんな「へうげもの信長」の姿を菊人形に表したものだったのです。


     

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コメント (7)
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