この本、もともと昭和18年に出された本です。
岩波文庫になったのは、1984年。
宮本氏の地元の生活が事細かにつづられています。
なんというか、彼の地元への愛情が、文章からにじみ出ていて、
感動します。
ところで、この本の133ページに、こんな一文がある。
「子供の遊び」という章にある、小さな子供の遊びに関する記述。
「時たまに男の子の鬼ごと遊びの仲間に入れてもらうと、カワラケと言って鬼につかまえられても鬼にならない存在として、ただ見習風に参加するにすぎない。それでも嬉しくて、ヨチヨチと走りまわるのである。」
これ、私の小さな時にも、このルール(?)ありました。
宮本氏は「カワラケ」と呼んでますが、違う呼び名でした。
なんていうのか、忘れちゃった。
「おみそ」「みそっかす」「おまめ」・・・
うーん、どれも違うような。
大阪出身の夫に聞くと「ごまめって言ってたかな~」とのこと。
この話、以前会社で何かの雑談の折に話が出たので、
その場の数人に聞いてみました。
そんなルールすらなかったという人もいて、
この風習の地理的分布、年代的分布に興味を持ちました。
それが、また、この本の中にも書かれていたので、さらに興味が湧いています。
おそらく、同年代の子供とだけ遊ぶような社会になっていると、
自分より小さい子を、そういう「カワラケ」やら「ごまめ」扱いにしてでも、
一緒に遊ぶと言う工夫は不要になるものでしょう。
今の子供たちには、そういうのあるのかな?
皆さんの育ったところでは、この風習ありましたか?
そして、それを何と呼んでいましたか?
とおもっていたら・・・
もうすでに調査してる人がいました。
おもしろい!
http://we.freeml.com/chousa/umeboshi.html
ここによると、九州は「みそっかす」「おみそ」みたいですけども。
なんか違ってたような気がする。
母に聞いてみましたが、よく覚えていないという返事。
しかたないですね。私が忘れてるんだもんね。
(私が忘れちゃったのは、住む場所と話す言葉が違ったからのような気がします。特に10歳までいた熊本県南とそれから18歳までいた県北、で言葉が違っていたのが大きい。子供の頃使ってた言葉の語彙が真っ二つにされちゃったからね~)
岩波文庫になったのは、1984年。
宮本氏の地元の生活が事細かにつづられています。
なんというか、彼の地元への愛情が、文章からにじみ出ていて、
感動します。
家郷の訓 (岩波文庫 青 164-2)宮本 常一岩波書店詳細 |
ところで、この本の133ページに、こんな一文がある。
「子供の遊び」という章にある、小さな子供の遊びに関する記述。
「時たまに男の子の鬼ごと遊びの仲間に入れてもらうと、カワラケと言って鬼につかまえられても鬼にならない存在として、ただ見習風に参加するにすぎない。それでも嬉しくて、ヨチヨチと走りまわるのである。」
これ、私の小さな時にも、このルール(?)ありました。
宮本氏は「カワラケ」と呼んでますが、違う呼び名でした。
なんていうのか、忘れちゃった。
「おみそ」「みそっかす」「おまめ」・・・
うーん、どれも違うような。
大阪出身の夫に聞くと「ごまめって言ってたかな~」とのこと。
この話、以前会社で何かの雑談の折に話が出たので、
その場の数人に聞いてみました。
そんなルールすらなかったという人もいて、
この風習の地理的分布、年代的分布に興味を持ちました。
それが、また、この本の中にも書かれていたので、さらに興味が湧いています。
おそらく、同年代の子供とだけ遊ぶような社会になっていると、
自分より小さい子を、そういう「カワラケ」やら「ごまめ」扱いにしてでも、
一緒に遊ぶと言う工夫は不要になるものでしょう。
今の子供たちには、そういうのあるのかな?
皆さんの育ったところでは、この風習ありましたか?
そして、それを何と呼んでいましたか?
とおもっていたら・・・
もうすでに調査してる人がいました。
おもしろい!
http://we.freeml.com/chousa/umeboshi.html
ここによると、九州は「みそっかす」「おみそ」みたいですけども。
なんか違ってたような気がする。
母に聞いてみましたが、よく覚えていないという返事。
しかたないですね。私が忘れてるんだもんね。
(私が忘れちゃったのは、住む場所と話す言葉が違ったからのような気がします。特に10歳までいた熊本県南とそれから18歳までいた県北、で言葉が違っていたのが大きい。子供の頃使ってた言葉の語彙が真っ二つにされちゃったからね~)