
随分前にチケットを買って楽しみにしていた公演です。
目当てはラフマニノフのピアノ協奏曲第二番。仕事場の有線で、エリックカルメンの、オールバイマイセルフかかるたびに、元ネタ聴きたーい!と思ってたのです。浅田真央選手の昨シーズンのフリーの曲でもありましたし。
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ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98
指揮者:クリスティアン・アルミンク
ピアノ:オルガ・ケルン
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実は公演の5日ほど前に指揮者は健康上の理由で交代とのアナウンスがありました。
本公演に出演を予定しておりました指揮者のレナード・スラットキンは健康上の理由により来日できなくなりました。代わりにクリスティアン・アルミンクが出演いたします。曲目・ソリストの変更はございません。
当日行ってみたら、アルミンクさん若いイケメン指揮者さんでした。3階席から豆粒状態でしか見てないのでホントのところはわかりませんが。
毎回思いますが、オーチャードホールの客入れってタラタラしてますよね。年配客が多いのだから外に立たせておかないで開演一時間前くらいから開場すればいいのに。お手洗いに行きたい人とか多いだろうし。しかも開場しても全然列が進まない。あれはいらっとしますね。
さて、今回も安い席を買って3階席です。音はまろやかに聞こえます。ウェーバーの華麗なオペラの序曲、ラフマニノフのピアノ協奏曲と堪能し、休憩が入りました。次はブラームスです。
休憩時間に前の席の男性がプログラムの余白に絵を描いていました。
お!
その手があったか。
今日はスケッチブック持ってきてません。カバンをごそごそしたらボールペンが1本ありました。まずはスケッチしたがる夫にペンを渡しました。
休憩が終わり、ブラームスの交響曲の演奏が始まりました。
う~ん、ブラームスは、まだ私にはぴったりこなかったです。いつかきっとブラームスが私に必要になるときが来るかもしれないとは思いましたけどね。今じゃなかったみたい。
結局、音楽に集中できなかったので、ペンを取り出してプログラムの余白にスケッチしてしまいました。気がついたら2楽章終わってた。とはいえ、3階席からなので楽団の皆さん豆粒だし。目も悪いので、更によく見えませんでしたが、まぁ雰囲気だけ。でも、パートごとに何人いるのかとか、そんなことを仔細に見ることが出来ました。

帰宅してから彩色しました。
指揮者さんの立ち姿は絵になってたなー。きっとイケメンさんですね。髪をかきあげる仕草は、少し鬱陶しかったですが・・・(笑)。もしかしてあれトレードマークなのかも。
全体的な感想としては、助っ人指揮者さんだからもしかして大化けとかもあるのかと思いつつ行ったわけですが、まぁ小ぢんまりしてたかな~と。私がブラームスに思い入れがないせいもあるけど、観客席から「ブラボー」の「ブ」の字も飛び出さなかったのは、なんとなく納得かと。
でもアンコールの曲はきれいだったなぁ~。ウォルトンという人の曲だったみたいです。「彼女の唇にふれて別れなん」とか。

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オーチャード定期は次回は4月にチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトを聞きに行く予定。ほんとは3月の広上さんのベートーベンづくし行きたかったのですが、仕事の日なので断念。