緑が美しい九品仏浄真寺。
散歩してきました。
桜でもなく紅葉でもない時期はヒトも少なくて落ち着いたいい感じです。
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今日のお釈迦様。
本堂には上がらず外から眺めただけです。
最近ずーっと読んでいた、藤本晃さんの「日本仏教は仏教か?」シリーズ3部作。ようやく読み終わりました。読んでいてとてもしんどかった。
頑張って読んだ自分えらい!
この方は仏教学で博士号も持っているそうですが、一貫して主観的な論調で進むので、読み進めるのがつらかったです。
ご自身は浄土真宗のお坊さんだそうですが、テーラワーダとのつながりが強いようで、熱心な釈迦崇拝者だとのこと。悪い人じゃないのでしょうけど、こういう本を書くには向いていない方だなぁと思いました。
・お釈迦さまは全知全能。なんでもお見通し。
・お釈迦さまがスリランカに3回下り立っている。
・パーリ語仏典は真実。お釈迦様の時代から何も変わらずに続いている。
・根本分裂、部派仏教を経て上座部だけがお釈迦様の教えを守っている真のサンガ。ほかは偽物。
という話が繰り返し出てきます。
そのことが、筆者の一番いいたいことなのだろうとは思いますが、主張があるならもっと論理的に語ってもらわないと、飲み込みにくい。3冊にもわたって書いている情熱は感じるけど、その主張は全く納得できませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/4b/08cf09b41ad8bd513e85850aac1ca233.jpg?1621818091)
今回読み終えた3冊。
この「サンガ」という出版社は、テーラワーダ(上座部仏教)の本をたくさん出版しているようです。しらべたら、今年の1月破産してしまったのだとか!!出版業界は経営厳しいですよね。