キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

韓国の大統領選と嫌韓

2017年05月12日 | └─政治と社会
予想通り、ムンジェイン氏が当選しましたね。
韓国の革新系は日本に厳しい姿勢をとるらしいので、日本人としてはちょっと残念ですが、ここのところの韓国の社会情勢を見ていれば、当然の結果でしょう。(でも、盧武鉉氏のとき、厳しかったかどうか記憶にない。保守の朴槿恵でも十分反日だった気が)

投票率は8割を超えたとか。在外投票も多かったとか。そういえば、SNSなどで見かける韓国の人たちも在外投票に行った写真をたくさん挙げていました。特に今回は若い人たち選挙に行ったんだろうと思います。パククネ前大統領罷免要求デモなどにも若い人多かった印象ですしね。
日本は直接選挙しないので、ちょっと比べにくいけど、投票率8割越えとかなさそうですね…。


さて、最近SNSを見ていると、【ネトウヨ】というんですか?やたらと韓国を攻撃する人たちがいて、気持ちが寒々としてしまいます。中国のことも攻撃する人がいますが、最近は大統領選挙があったし、慰安婦問題の合意を反故にするという話題もあるので、特に韓国への攻撃が目立ちます。
実は、私の直接の知り合いにもそういう人がいます。どう考えるかは自由ですし、自分の考えを表明するのも自由ですが、私は不愉快です。

国の体制を批判したり、抗議したり、あるいは外交について評価したりすることは必要です。
でも、「○○人はこうだ!」という論調で、攻撃を加えたり、嫌ったりするのは、理性的ではないし、何も良いことを生み出さないと思います。個人のレベルでは、常に隣人と相互に理解を深めて、交流していく事。これが国際社会では必須のことだし、日本のためにも不可欠なことだと思います。嫌ってケンカばかりする先に待っている未来は、恐ろしいものしか考えられません。



私は、来週韓国歌手のコンサートに行って、韓国の人たちと交流しますよ。イスンファンはパククネ批判も目立ってやってた人だし、ムンジェイン支持を明確にしていますが、それとこれとは別の話。自分がそれを支持するわけではなくても、交流はしたいのです。もちろん一番の理由は、ただ、音楽がすきなだけですが。

こんな風に音楽に興味を持ったことを通して隣国を知る機会があるのはありがたいことでした。
広い世界のうち、まだ東アジアと東南アジアの音楽くらいしかわかってないですけど。


イスンファン来日コンサートの準備

2017年05月11日 |   └─POPS韓国
さて、イスンファンの日本公演もあと10日と迫ってきました。
主催者先行に申し込んだ私のチケットはまだ届きませんが・・・ちゃんと来るんでしょうねぇ。
ドキドキ。
やきもきしつつも、少しずつ準備を進めています。
準備と言っても情報収集ですけどね。

どうやら、今回も「イベント」と言われる、歌の途中で紙テープ投げたり、紙飛行機とばしたりするあれをやってもいい公演のようです。韓国のファンたちが準備している様子がSNSなどに上がってきています。

それから、前回の東京公演ではなかった「物販」が今回はあるそうです。
「Big Brother」というコンサートタイトルロゴをプリントしたTシャツとかが発表になっていました。
これは手に入れたい。
他の物販もあったらうれしいなぁ。

歌の予習はあまり進んでいません。
ここの所通勤時なども夏目漱石の本の朗読聞いていたし。

でも夫の方は、着々と予習を進めているようで、1か月ほど前に私が選んだ「イスンファンおすすめ43曲」のリストを聴き続けているのに加え、参考書買ってきたりしてハングルの勉強やってるようで、曲名なども読めるようになっています。すごい!
今朝は、「リストの43曲の歌詞を全部ちょうだい」と言われました。
歌詞も読む気のようです。
歌えるようになるつもりなのかも?!

(ハングルの初歩を彼に教えたのは三週間ほど前のこと)

私の方は、イベントグッズを作って行こうと思っています。
とりあえず、色つきのトイレットペーパー買ってきて、「ヒューポク」(意味はトイレットペーパー爆弾、トイレットペーパーではイメージが悪いということで「巻ティッシュ」という呼び方を採用したい)を作ります。あとは、紙飛行機と紙ふぶきづくりですね。
あと10日。できるかな。




2017GW後半メモ

2017年05月09日 | ☆個人的日記
今年のGWの後半は5連休だった。
去年は福岡に行って実家にも帰ったのだったっけ。
今年は、5月後半が忙しいから、5連休を家にこもって過ごした。
洗濯掃除いつもの倍くらいやった。特に掃除は普段しないので^^;


5日間でやったこと。
・近所のホームセンターに通って花の苗を買い込んで植えた。
・夏目漱石三部作読んだ(本当はオーディオブックで聴いた。土いじりしながら)
・欲しい苗を求めて徒歩圏の花屋めぐり。
・図書館で明治期の地図見たり、「ひよっこ」時代の東京の写真集見たり。
・化粧ブラシを洗った。
・裾のほつれを繕った。


家にいるのは楽しい。
旅行好きだけど、家にいるのも同じくらい好きだなぁ。


「三四郎」夏目漱石

2017年05月08日 | ☆読書
連休中に「三四郎」も読了。
多少ななめ読みの部分もありましたが‥

これは、高校時代の読んでたらよかった。
熊本の高校(つまり五高、今の熊本大学ですね)を卒業して大学進学のために上京して、大学での新生活を始める三四郎に、自分も重なる。時代も場所も年齢も性別も学力も向学心も全て三四郎とは違っているけど、それでも自分の18歳の頃を思い出さずにはいられない。三四郎は23歳だけど。


好きなキャラは断然に「与次郎」。
もっと若い頃に読んでいたら、その感想だったかどうか。
三四郎とか野々宮さんがいいとか思ったかもしれない。
でも結婚するなら「与次郎」がいい。
与次郎がいなかったら、最後まで読み終われなかったかも。

与次郎ファンクラブを作ってもいいくらいだ。
漱石先生も与次郎に羨望を持ってるはず。ああいう風にはなれないけどなりたいと思っていたのではないか?




気になったことメモ

週に40コマの講義をとるとかすごすぎる。
三四郎の下宿のあった「追分」というのは、今の東大の北西側、地下鉄東大前駅のあたりか。
図書館に行ってでたらめに本を借りても、必ず誰かがその本を以前に読んでいる。こんなに本があるのに!
当時の展覧会は、靴を脱いで上がるところに展示されてたんだ。
「団子坂」の菊人形祭り。半七捕物帳にも登場していた。半七捕物帳と重なる舞台と言えば、「化け銀杏」か。舞台になった森川宿というのは、東大のあたりのはず。

年長者と屈託なく話のできる与次郎を三四郎は羨ましく思う。
彼はどうしても緊張してしまうからだ。それを三四郎は九州育ちだからと原因付けていたが、果たしてそうだろうか?実は自分も学生の頃ずっと三四郎と同じコンプレックスがあった。でも同じ熊本人でも、屈託のないのはいたからなぁ。当てにならない。

「門」夏目漱石

2017年05月06日 | ☆読書
門を読了。
それからの続編のような話。

でも、でも、およねさん、安井の奥さんだか、恋人だかだったの?
妹かと。。。。
妹なのだから、罪悪感は別の何かだと思っていた。あらあら(笑)

友人の奥さんとか恋人を略奪するとか、このテーマを書かずにはいられない人だったのかな?
夏目漱石先生。

禅寺で悟れないのは、漱石自身の体験が投影か。
お世話してくれるお坊さんが若いのも、確か漱石の体験と同じ。
夢十夜にもそういう話があった。

それにしても大したことが何も起こらない小説。
これが売れる明治ってすごい。


GWベランダガーデニング再開

2017年05月05日 | ☆ガーデニング
このアパートに引っ越して来てもう9年になる。
初めの数年は、広めのベランダに喜んで、せっせと草花を育てていた。
でもそれも5年を過ぎて飽きて来て、ここ数年は雑草が生えるのと競争するような有様だった。

この正月からの大規模修繕で、ベランダのものを全て片付けねばならず、一旦仕切りなおしになった。修繕も終わり、せっかく綺麗になったのでガーデニングを再開することにした。

色々学習したので、手に負えなくなるほどの量を持つのはやめて、こぢんまりと楽しめるものにするつもりだ。植物もこれまで育てたことのないものを中心に厳選しよう。



修繕中の様子
ベランダのものは全て片付けて、足場が組まれてた。


屋上緑化の芝の植わっていたプレート。
ここ数年は、芝は枯れ果ててイネ科植物など雑草が生い茂っていたのを全て抜いて、土とプレートに分けて保管していた。ここにまた芝を植えるか考えた末、匍匐性の草を色々植えて見ることにした。


寄せ植え。
水やりの手間を考えて、大きめの鉢を残した。


ホームセンターに日参して苗などを購入。


寄せ植えも試行錯誤。
1鉢に3株植えていたところを4株に増やしてみる


土は新しく買うことをせず、大規模修繕時にしまいこんでいた元のプランターで使っていたものを再利用したので、あまりいい環境とは言えないが、ベランダでは土の処分も大事なので仕方ない。


部屋からベランダを見ると草花が目に入るようになった。
やっぱり気分がいい。

空のプランタがいくつか残ってる。
また、育てたことのない草花を見かけたら、少しずつ増やしていくことにしよう。

「それから」夏目漱石

2017年05月02日 | ☆読書
本日読了。

漱石先生ファンを自認する私ですが、漱石先生の小説はあまり読んだことがありませんでした。
ようやく読む気になった代表作。
でも、途中までは辛かった。
村上春樹の辛さに通じる。
主人公に魅力ない。
否、負の魅力しかない。
イライライライラ。

でも最後まで来て急展開して、今までグダグダしてたのはなんだったのと思うほど、あっけなく終わるんだけど、でもラストがよかったなー。
あのラストを明治時代に書いてるんだ。
夏目漱石が文豪って言われて、お札にもなってて、今も読まれている理由がわかる。

ラストの赤の洪水にハートを射抜かれました。

代助たいがいにしろよ。って思ってたけど。
まだ、30前なんだもんね。
青春物語だったんだなぁ。
応援しようという気になりました。ちょびっとだけ。

GW前半メモ

2017年05月01日 | ☆個人的日記
金曜:職場早退、掃除、貸布団受け取り、深夜の居酒屋で弟と姪に合流。

土曜:朝食づくり、送り出した後、SHERLOCK4第一話「6つのサッチャー」鑑賞。字幕なしで流して1回、英語字幕つけて一時停止しながら1回。今回も凝りに凝ってる作品だ。夕食は近所のステーキやさんへ。お店の人に血のつながりを指摘される「こちらの3人は顔が似てるからご親戚かなと思っていました」やはり似てるのか。姪は原宿、渋谷と満喫したらしい。弟は上野の科学博物館に一日いたらしい。

日曜:朝食は夫作の豪華版。なのに「おまえら、感動薄いぞ」。
姪は今日は池袋に行くらしい。怖いもの知らずの15歳。夫が財布にあった現金を全部小遣いとして渡していた(太っ腹...)弟と少し話をする。地震の被害について、その後の家庭崩壊の危機について。今は何とか乗り越えて新しい段階に入ってるらしいが。これまでかなり疎遠にしてきたし、あまり根掘り葉掘り聞くのもねという気分にもなる。(きけば批判がましくなるし、それも避けたい)まぁ、自分たちで頑張るしかないものだし。近所を散歩しつつ弟を駅まで送る。弟の白髪も増えたなぁ。

二人が出て行って、静かになった。
ベランダに植物を入れよう。
ホームセンターで草花の苗を20個ばかり購入。植えつけ。夕食は肉骨茶。ニンニク攻撃を受けてぐったり。合間合間でオーディブルで夏目漱石の「それから」を聞いている。当時の読者層を想像している。


YOKOの好きなもの羅列

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