雨曇子日記

エイティライフの数々です

トリトマ&泰山木(タイサンボク)

2014-07-01 10:00:56 | 柏(大津川流域)を歩く

             

 

手賀沼に注ぐ大津川下流沿いの農道に異様な花が咲いています。

 

     

     

             

 

この南アフリカ原産のユリ科の花は、トリトマで、明治の中ごろには日本に持ち込まれていたようです。

でも、日本の田園風景の中では異色の存在です。

中南米産のカンナと比べても、インパクトの強さは際立っています。

 

     

 

日本原産のキク科の花、アザミでは太刀打ちできません。

 

     

 

     

 

これは、柏市増尾城址公園のタイサンボクです。

やはり外来種で、明治初年北アメリカ南部から来たそうです。トリトマと違って日本の風土によくなじんでいます。

 

     

     

     

 

直径20cm もある大きな白色の花は芳香を放ち、存在感があります。「たくましい肉体を持ちながら気品があり、教養もある貴公子」と例えている人もいます。(野田坂造園樹木事典・Aboc 社)

そういえば、「泰山木」は居酒屋やカフェの店名にもありますね。