雨曇子日記

エイティライフの数々です

四万温泉 積善館

2014-07-26 20:16:38 | 大歩危トラベル

四万村の名主「関善兵衛」さんが元禄四年に湯宿を作り、代々受け継がれ、明治時代に15代目さんが、「積善館」と名づけました。

 

     

     

     

             

 

19代目となる当主関善兵衛さんは、自らガイドになって宿泊客の希望者に館内歴史ツアーを行っています。

 

             

 

     

     (この「元禄の湯」は、日本でも三本の指に入る胃腸の名湯、飲泉の効果もありますよ)

 

四万の湯の特徴、効能。この旅館に残る、代官のための一段と高い部屋、湯治の客が馬を繋いで磨り減った柱、明治時代に使われた帳場の机、戦後に訪れた白蓮の短歌など、みどころいっぱいでした。

 

     

     

     

 

昭和5年(1930)建築の「元禄の湯」はさすがに風格があります。一人用「蒸し風呂」も作ってありました。

 

     

             

     

     

     

 

私達が宿泊したのは、昭和11年建築の山荘の一室。部屋には廊下がめぐらせてあり、障子の装飾が立派でした。