2 月 20 日(金)出発、1 泊 2 日の日光旅行、その余韻に浸っています。
高台に建つ金谷ホテルから、男体山・大真名子・女峰・赤薙と、 2 千m を越す日光連山が手に取るように眺められたこと、これは最高の眼福でした。
大猷院(たいゆういん)の仁王門からの参道、神奈川県産根府川石を敷き詰めてありますが、二天門へと左折する、その右側角に建つ水盤舎、これは建造物として日光屈指の傑作と知りました。(存在すら気づかなかったのです)
輪王寺逍遥苑の小さな茶室。素材とか、造りなど、ありきたりかも知れませんが気に入りました。
東照宮には、美術館があります。電池が消耗したので写真は撮れませんでしたが、昭和 3 年築の木造の建物で、たくさんの部屋の杉戸襖の絵画、欄間や床の間に掛けられた書などが作品です。
徳川家達(いえさと)の書を見て、NHK大河ドラマ「篤姫」に登場した幼い家達を思い出し親近感を覚えました。
昭和 3 年なら家達さんはご存命で、東照宮参拝の際、ここで揮毫されたのでしょう。もともとこの建物は社務所だったそうですから、特に徳川家の方にとっては休憩所だったのでしょう。
今や日光は世界遺産の地。ますます世界中から人々が訪れることと思われます。
“日光を見ずして結構というなかれ”
(東南アジアの僧らしき方を二荒山神社でお見かけした)