雨曇子日記

エイティライフの数々です

ひいきの宿  8

2015-02-17 14:07:25 | エッセー

作家アラン・ブースは、 1946 年ロンドンの下町生まれの英国人で、1970 年来日以後ほとんど日本で活動。

1977.6.29 から 同年 11.3 まで北海道宗谷岬から鹿児島県佐多岬までを徒歩で縦断した。

1988 東京書籍から「ニッポン縦断日記」を発行。goo の blog 「一日の王」さんはこれに魅せられ人生を変えた。

なおアランさんは 1993.1 癌のため46歳で亡くなられたそうである。(全て「一日の王」さんからの引用)

 

昭和 58 年ごろの週刊朝日が 103 回連載した「ひいきの宿」 99 回は、アラン・ブースさんの「翠明荘(青森・弘前)」であった。

 

               北国の思い出                               アラン・ブース

ある年の十一月の初め、私は函館から東京に戻る途中、弘前に二日間ばかり立ち寄ったことがある。

汽車がホームに着くと駅員の「ヒロサキィー」「ヒロサキィー」と叫ぶ声が木造の屋根の下に響き渡った。空気が爽やかで、昔親しんだワインの味のように、ほのかに懐かしい思いがしたのを覚えている。弘前城では散り遅れた花びらが菊人形の上に舞いおり、七五三の装いをした子供達が天守閣に映えて美しかった。そして、人なつっこい笑顔。私はこの町がすっかり気に入ってしまった。城下町弘前には私に「外人」を感じさせない自由で解放的な雰囲気があったのだ。

それからしばらくして、私は巫女(いたこ)と話をするために恐山祭に行った。私の相手の巫女は目が見えなかったが、私が話し出す前に私の手を取って「外人さんですね」と言う。

「はい、でも日本語は話せます」

と答えると彼女は言ったのだった。

「そうでしょうとも。あなたは必ずしも外人とは言えませんから。三百年前、あなたは北国のここ、弘前で生まれたのです・・・・・・」

なんとよくできた話であろうか。現実にはこのように完璧な結末というものはないものだ。でもこのような話がどれほど旅の思い出を豊かにし、人生を楽しくしてくれることか。私はいっそう弘前が好きになった。(作家)

翠明荘(青森・弘前)

{囲み記事}豪農の別邸として昭和10 年に建てられた仕舞屋風の宿。千本格子が美しい。各部屋は黒檀、紫檀、杉、桐などがふんだんに使われていて贅をこらした当時の生活ぶりが偲ばれる。「心おきなくサービスしたいから」と予約客以外は取らない。弘前城まで徒歩1~2 分なので観光の足場としても便利。

●住所  青森県弘前市元寺町

●電話   0172-32-8281

●交通  国鉄弘前駅より車で7 分

●料金  8.000円~16.000円

●客室  和室16 室、 洋室 2 室 (要予約)

写真① 9 × 16   大広間。富士山の彫刻の欄間が目をひく

写真② 3.7×5.8  磨き抜かれた欅の上がり框

写真③ 3.7×5.8 女将さんに会いたくて来る客も多い

写真④ 5.1×7.8 時には女将自ら台所に立つ。「おふくろの味」のする料理 

 

 


アボガド粥

2015-02-16 17:38:27 | じいさんの味

私の朝食は、この十年ほどずっと粥です。

初めは梅干で食べていましたが、数年前からヨーグルトをかけて食べています。

新聞記事か何かでその愛用者の体験談を読んでやってみようと思ったのです。

確かにおいしくて、止められなくなりました。そして、ごく最近、“アボガドを入れてみたらどうだろう”と、ふと思いつきました。

 

               

 

アボガドを買ってきました。138 円です。

 

               

 

いつもの、お粥、ヨーグルトにアボガドが加わります。

 

              

 

これをお粥の中に全部入れます。

 

               

 

完食しましたが、アボガドの感触が強く、お粥のうま味が失われてしまったように思いました。

でもこってり感があって、腹持ちがいいです。

食後はコーヒーが合います。

 

               

 

これからもたびたび試みようと思っています。

 

 

 

 


影のアート

2015-02-15 16:35:38 | 柏(大津川流域)を歩く

               

 

2 月 15 日(日)よい天気だったので、近くの公園に散歩に出ました。

目についたのは、地面にくっきり描かれた木の影です。

 

               

 

上の写真は、メタセコイアの影ですが、公孫樹ですとこんな具合です。

 

               

               

 

ハクモクレンは、まだそのふくらみかけた芽を影に写すのは無理のようです。

 

               

               

 

木の種類や地形で、影の形はさまざまです。

 

               

               

               

 

これは電柱の影です。

 

               

               

 

公園の庚申塔の影、というより、庚申塔そのものです。

 

          

          

          

 

家に帰って、去年買ってそのまま外に放りっ放しにしたシクラメンを写してみました。

 

               

                    


(きょうも)GAORAでたっぷり日本ハムキャンプ

2015-02-14 19:05:27 | 野球談義

2 月 14 日(土)名護は 2 月に入って最高のキャンプ日和。

 

               

 

バレンタインデイとあって、球場への道はチョコレート通り。

 

               

               

               

               

 

栗山監督や、一日に千本以上ノックをこなす白井コーチもちょこっと表情もゆるむ。

 

昨年 (2014 ) のドラフト 1 位在原投手は、二軍合宿所(国頭)で元気いっぱいの投げ込み。

 

               

               

               

 

名解説の光山さんは、「大活躍間違いなし」と、太鼓判を押した。

 

               

 

今日は、DeNA との練習試合があり、6-3 と快勝。

日本ハムは、中田、レアード、近藤がそれぞれ 2 ランを放ち、9 回は鍵谷投手がビシッと押えた。

 

                

 

頼もしいお言葉だ。

 

 

               


頼むよ! 西川遥輝くん

2015-02-13 17:30:51 | 野球談義

               

 

平成 10 年は日本ハムが斉藤祐樹投手を獲得した年だが、ドラフト 2 位は智弁和歌山の西川遥輝内野手だった。

走、攻、守 3 拍子そろった能力が評価されての入団だったが、早くも 3 年目に 43 盗塁を記録し、2014 年パ・リーグ盗塁王となった。

2015 年、 4 年目の今年は、引退した金子誠選手の背番号 8 を引き継ぎ、キャンプから好調をアピールしている。

 

               

               

               

 

ファイターズにとって「 8 」は栄光の番号だ。

 

               

 

「負けないように頑張ります」と頼もしいお言葉。

 

               

               

               

 

どうやら、打率が落ちたことを気にしている。

 

               

               

               

               

               

 

「トリプルスリー」とは、打率 3 割、 30 盗塁、30 HR を意味する。

この問いには「こだわらない」とのこと。

 

               

               

 

いいこと言うねえ。

 

               

               

 

最後に、インタビュアーのガンちゃん(元日本ハム岩本投手)が先輩として教訓を与えました。

 

               

               

 

「軽はずみな恋をするな」ということかな?

 

               

 

2 年目の大リーガー メンドーサ投手も応援しているよ。

 

               

 

2016 年、西川クンの背番号は“7”となり、“8”は近藤健介です。(球団はなぜそんなことをするのかな?)

    

 

               


北千住街歩き  2

2015-02-12 15:24:43 | 東京散歩

千住大橋駅でNさん、Kさん、私(K)のアラ、eighty の散歩となって、駅前の石洞(せきどう)美術館に行きました。

 

        

                  

 

“石洞”というのは、コレクター佐藤千壽さん(1918~2008 )の雅号です。美術館の建物は千住金属工業KKの本社ビルで、館内はスロープで1・2階がつながれています。

今回の展示は 18 世紀のマイセンの磁器が主で、カップ&ソーサーが何品も展示してありました。骨董品が好きな N さん向きでした。

隣接の喫茶室「妙好」で一休みです。(コーヒー等 250 円)

 

         

 

次に行ったのは、南隣りにある橋戸稲荷。伊豆長八の鏝絵が本殿の扉の内側にあることで有名です。

 

                 

                     

          

                  

            

 

ここは、千住大橋北詰、芭蕉の奥の細道の旅( 元禄二年・1689 )はここから始まります。

 

          

 

旧日光街道にある浄土宗源長寺は開山が慶長 15 年( 1610 )といいますから、この寺の前を芭蕉は通ったことでしょう。

 

          

          

 

少し先に鎌倉時代創建の寺がありました。新義真言宗の千龍山慈眼寺です。

 

          

               

 

一箇所に集められた石碑をみると、元禄、天和など、江戸時代初期の年号が刻まれていました。

 

               

                    

 

また、境内には豊川稲荷が祀ってありました。

 

          

 

宿場町北千住は史跡が多くタイムスリップできる街と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日本ハムファイターズ練習試合

2015-02-11 17:54:37 | 野球談義

2 月 11 日(水)日本ハムファイターズキャンプ地名護市営球場で阪神タイガースとの練習試合が行われました。

 

               

               

 

公男「相手がトラとはうれしいね」

虎子「トラの応援団目だっているわね。どこにでもいるんだから阪神ファンって」

公男「有料でも、3932人入ったんだって」

 

                < 試合に入って >

 

公男「いきなりトップバッターの西川が 2 塁打!」

虎子「足も速いし、要注意ね」

公男「この好調さを使い果たさないように頼む」

 

虎子「大谷、陽とホームランが出るし、ハムさん仕上がっているわね」

公男「シーズン前あまり好調だと、シーズンでその反動が来ないかと心配」

虎子「贅沢な悩みね」

公男「トラさん、岩本投手がよかったようだよ。岩本勉さんが絶賛してた」

虎子「もう 2 ~ 3 人好調の投手が出てくれないとね。ハムさんの投手はみなよかったわね」

公男「この順調さが止まらないいように願います」

 

               

               

               


北千住街歩き

2015-02-10 20:33:39 | 東京散歩

              

 

2 月 10 日(火)JR北千住駅南口を出て、京成線“千住大橋駅”に向かいました。

 

        

       

        

 

賑わっている八百屋さんです。

 

               

               

 

近くの花屋さんでは、ハンサムな社長さんが顔を出して下さいました。

 

               

               

 

国道 4 号線(日光街道)に出ました。

 

        

        

        

 

北千住には銭湯が多いと聞いていますが、その一つがここです。

 

        

 

路地に入って、一軒の八百屋さんに出合いました。

 

               

 

ご主人の斉藤さんは、大正生まれの91 歳。

兵隊にとられ、シベリアで 3 年半の捕虜生活を過ごし、昭和23 年 9 月 15 日復員されました。

地元宮元町会副会長さんです。

 

               

               

 

足立区スポーツ公園に来ました。

 

               

               

               

 

これは、、第 7 回足立区野外彫刻コンクール入賞作品です。

「躍動」をテーマとした松原匠秀さんの作品(1996 )

 

        

 

まもなく千住大橋駅に着きました。

 

        

 

これは、駅前の景観です。

 

               

 

     


ガオラのキャンプ中継

2015-02-09 18:35:21 | 野球談義

キャンプを張った沖縄県名護市の市営球場で練習中の日本ハムファイターズを、毎日 6 時間生中継しているのが、CSガオラスポーツ。

名護湾からレポーターが登場します。

 

               

               

 

気象予報士にして日本ハムのレポーター、その他いろいろな肩書きを持つマルチタレントの宮原あつきさん。

今日は金村さん(元日本ハム投手)とペアで番組を進行。

 

               

 

昨年引退の稲葉篤紀さん(テレ朝野球解説者)が現れました。

そのほか、次々と野球解説者が画面に現れます。

 

               

               

               

               

 

「本音トーク」というコーナーがあり、今日2 月 9 日は谷元圭介投手でした。

 

        

               

 

司会の岩本勉さん(元日本ハム投手)に巧みに誘導され、昨年 5 月に結婚した新妻に「めっちゃ好きやで」と言わせられました。(ほんとうにメロメロのようです)

 

               

 

昨シーズン中継ぎで大活躍した谷元投手、“ブルペンで調整中、登板ぎりぎりまで気持ちを入れない”の言葉が印象に残りました。いつも肝を冷やすようなピンチに登板し、見事に相手の勢いを止めたのです。167 cm 球界で一番背の低い投手です。

きょうのハイライトは紅白戦でした。

 

                     

                     

 

白井コーチのシートノックが終わって試合開始です。

 

               

               

               

               

 

5 回までの試合で、2 回ずつ投げたのが、浦野、中村、大谷、上沢の若手主軸投手陣。1 回を投げたのが、これも若手の榎下、鍵谷投手。解説の皆さんが口を揃えて褒め称えたのが鍵谷投手のピッチングでした。

打撃では、右翼スタンドに練習試合 2 本めのホームランを叩き込んだ西川遥輝選手の好調さが突出していました。

 

               

               

               

               

               

 

ご覧のように、5 回までの試合で仲良く引き分けです。

  

 

               

 

 


回転寿司  銚子丸

2015-02-08 16:35:26 | 

              

          

 

国道 16 号沿いの銚子丸柏店(柏市十余二254-329)に行きました。

席に案内され、「アラ汁」がセルフサービスで無料との説明を受け、具沢山にアラ汁を盛り付けました。

 

               

               

 

席の前のベルトの上をどんどん皿が回っていきます。

 

               

               

               

               

               

 

すし職人さんと客の間が身近で、どの客も気軽に声をかけられる位置に職人さんがいて、昔のおすし屋さんの雰囲気があります。

 

               

               

               

 

大きな水槽の魚は時々私達に供せられます(ゴメンネ食べちゃって)

 

               

               

 

お皿を気にせず、欲しい物を腹いっぱい食べて、私の場合2500円ぐらいだったから、リーズナブルです。

第一おいしかったですよ。