旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション321 「三種の神器弁当」(札幌駅)

2024-01-16 12:02:16 | 駅弁コレクション
【三種の神器弁当】(札幌駅)
                            2024.1.16投稿

2022(令和4年)12月14日 札幌駅で購入 価格900円
                   [製造元](株)札幌駅立売商会

 掛紙は「幕の内」をイメージしてか舞台の定式幕のデザインで縁取りされています。
 幕の内弁当の三種の神器と言われる「玉子焼」「蒲鉾」「焼き魚」の文字とそのイラストに商品名が大きく書かれています。
 北海道産が使われていることから、白抜きされた北海道の地図も描かれています。


 長方形の木質エコ容器にお箸の袋と手拭きをのせ、蓋と一緒にプラスチックテープで止め、掛紙が巻かれています。


 北海道産の白飯の上に海苔が敷かれ、その上に脂ののった大きな焼鮭、手作りだし巻き玉子焼、北海道産すり身の揚蒲鉾がのり、赤カブ漬けが添えられています。
 その脇には、椎茸・がんも・人参・蕗・花麩の炊き合わせ、北海道風ザンギ(鶏唐揚げ)、北海道産ホタテ煮、枝豆も添えられています。






 本当に大きい鮭と玉子焼きですです。
 鮭は薄い塩味で食べ応えもあります。玉子焼は出汁の味がしっかりしていました。
 容器やおかずの量に比べて御飯が少なめで、朝食にぴったりだと思いました。
 製造元がコープさっぽろ系列の「コープトレーディング」の傘下に入った年の2021年(令和3年)8月1日から販売されています。
 内容は、コープさっぽろ道内50店舗で2020年(令和2年)よりデリカコーナーで販売、圧倒的人気№1の「魚屋の脂ののった焼き鮭!弁当」(17万食販売/年)と同じ「脂ののった大鮭焼き」と「大きな手作りだし巻き玉子焼き」が入っているのが特徴だそうです。


 この駅弁は現在も1,050円で販売されていて、幕の内弁当の三種の神器と言われる「焼き魚」「玉子焼き」「蒲鉾」にこだわった駅弁。と公式ホームページで紹介されています。


 所用で札幌・すすきの「すし万」へ行った帰り、朝食用に札幌駅で購入しました。

 製造元の「札幌駅立売商会」のルーツは、1890年(明治23年)の駅弁販売開始までさかのぼります。
「札幌駅立売商会」となったのは、1943年(昭和18年)と大分後になります。
 駅弁の販売や構内食堂などは『弁菜亭』の名称です。
 2021年(令和3年)には新型コロナウイルスに伴う注文減少を受け、コープさっぽろ系列の「コープトレーディング」の傘下に入り、弁当共同開発やコープさっぽろ白石中央店で駅売りより容量を減らした安価な弁当販売をしています。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
I.SATOIさん (旅の窓)
2024-01-17 14:05:48
フォローありがとうございます。
74歳で自転車旅とは凄いですね。
『旅の窓』とは言うものの、最近は『部屋の窓』が多くなりましたが、よろしくお願いします。
返信する
Unknown (I.SATO)
2024-01-17 09:48:50
旅の窓さん>こんにちは。gooblog紹介から来ました。北海道に住んでいる自転車旅する者です。74歳。
JR札幌駅は昔通勤で通っていましたが駅弁、食べたくなるようなレポートでした。昔の職場で道産農林水産物の活用をPRしていた時を思い出しました。
フォローさせていただきます。
よろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿