【純系名古屋コーチンとりめし】(名古屋駅)
2022.1.19投稿
2008年(平成20年)3月9日
マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格880円
[製造元](株)だるま
朱色の掛紙が竹皮を編んだ細長い容器にセロテープで留められています。
朱色の掛紙が竹皮を編んだ細長い容器にセロテープで留められています。
竹皮で編んだ容器の中の竹皮風ボール紙の器に、名古屋コーチンの出汁で炊いた餅米を混ぜた鶏飯が詰まっていて、その上に名古屋コーチンの照り焼き・山菜醤油漬・椎茸煮・人参煮、沢庵漬けが載っています。
「純系」という名の通り、名古屋コーチン個体識別番号シールが貼られています。
これは「純系名古屋コーチン」と称して良いのは、愛知県畜産総合センター種鶏場が基準を満たすと認定している一部の養鶏場で飼育された名古屋コーチンだけです。
高価な名古屋コーチンのためか、お肉が少ないのがちょっと寂しいですね。
沢庵漬けは好きですが、せめてカップに入れるなど匂い対策が必要かなと思います。
2000年代当初から販売されているとのことです。
2021年(令和3年)10月23日
マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,001円
[製造元](株)だるま
朱色の掛紙に変更はありません。
容器は竹皮風の物に代わっています。
掛紙がしっかり巻かれているため、割り箸などは中に入っています。
鶏の出汁で炊いた鶏飯の上に、真ん中にメインのささみ味噌漬け・肉団子、照焼きチン料理が載っています。両端には山菜の醤油漬け、錦糸玉子と守口大根漬が盛り付けられています。
ささみの味噌漬けはパサパサした感じもなく、適度な弾力があります。
肉団子は、口の中に濃厚な鶏の旨味が広がります。
照り焼きのこってりとした風味が際立っています。
鶏めしには、錦糸・そぼろの違いがあっても玉子が定番。
名古屋らしく、付け合わせは守口大根漬け。
発売開始から20年以上、今では不動の人気商品となっています。
容器や内容には、若干の変更があるものの、基本スタイルは変わっていません。
販売当初は、名古屋コーチンの出汁で炊いた鶏飯に、名古屋コーチンの照り焼きと、名古屋コーチン100%だったようにですが、現在の内容表示では、照り焼きと、肉団子の26%が名古屋コーチン使用と読むことが出来ます。その分、お肉の量が多くなっています。
付け合わせの沢庵漬けが守口大根漬けに代わったのは、個人的には大歓迎です。
名古屋コーチン協会認定商品のマークを付けて、税込み1,080円というのは、駅弁としては決してお高くないのではないかと思っています。
なお、今回は1,001円で販売していました。
製造販売を行うのは、1950年(昭和25年)愛知県刈谷市の寿司屋からスタートし、現在は駅弁・空弁の製造販売の他、「だる磨」「しゃぶしゃぶ温野菜」「カーブスエリアパートナー」「かつや」等のフランチャイズ事業やフィットネスクラブの運営など多岐にわたる会社となった「株式会社だるま.」の弁当部門を担当する「株式会社だるま.名古屋支社」です。
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